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2011年4月17日 (日)

★ すごい内容充実のお弁当の本 「弁当は人生だ!」


2■ 文春つながりで続けて新刊のご紹介をします。お弁当の本です。これはCREA元編集長にして畏友で京女、呼び名が多いんだがイノマル/イノケイ/ケイポンこと井上敬子さんが手がけた本です。 「弁当は人生だ!」 弁当パフォーマーで、サイトおひとりさまの食卓が人気のよりのまさみさんのお弁当の記録でありルセット集であり人生を語る本です。
■ 以下、本の解説を、まるまる貼り付けます。
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おひとりさまOLである著者が自分のために作るリアルな弁当レシピ。毎日弁当を作り続けるための手抜き&時短のコツ、エッセイも。
著者のよりのまさみさんは、超人気弁当ブログ「おひとりさまの食卓」を主宰。現在バツ2独身、ひとり暮らし。日々、自分のために作るお弁当レシピと、働くオンナの日常生活を辛辣かつユーモラスに綴った文章が、圧倒的な人気です。本書では、ブログには登場しないレシピも多数収録し、多忙なひとり暮らしOLでも無理なく弁当作りを続けるための手抜きのコツを公開してもらいました。また、涙なしには読めない、波乱万丈な弁当人生についてのエッセイも読み応えアリ!
(KI) (←注:井上敬子です)
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■ よくこれを毎朝作られるなあとページをめくって感心するのですが、すごくシステマティックで、続けられるように実にうまく工夫されています。3段のお弁当もあれば、ご飯にぱっぱといくつかのお惣菜をのせただけのものもある。けれどどれもひどくおいしそう。無理と無駄がないです。お弁当作る人は必携の本です。
■ わたしも、かつて一時期、会社員で編集者であった頃、ものすごくお弁当を作った時期があり、今なら全部写真に残しただろうなーなんて思います。この「まさきち」さんのようなものとは違って、週末のうちにごく小さなタッパ30個くらいにいろいろのお惣菜を詰めて(1タッパ=惣菜1種類)これを冷蔵庫(か冷凍庫)に入れておき、当日朝に詰めたご飯と、それらのミニタッパストックから組み合わせて持って行って温めて食べるという、それはそれでかなりシステマティックなものでした。わたしの家庭料理のベースは故・丸元淑生先生(先生呼びです)と故・大村しげさん(全然違うけど)の本を徹底して倣いながらおぼえたもので、すごく実質的だったのです。(で、外ではプロの方々の華やかなお料理食べるのが好きということでバランスとっていたのかしらん?今はほとんど外で食事だけど。)
■ だから、この本、もしお弁当作っている頃だったら、たくさんヒントにさせていただき、いろいろわたしも作って楽しかっただろうなーなんて、見ても見ても見飽きることがありません。お弁当を作る方々~、本当にこの本ものすごくおすすめ、ぜひこの本を参考になさってください。イノマルも毎朝自分のお弁当の内容をtwitterで発表していて、わたしもそれを見て「わ、やっぱり肉が入っているぞ」とか(イノマルは肉食女)、「いいなあそれ食べたいなあ」とか思っています。アカウントは@inomalu です。
「弁当は人生だ!」 アマゾンで買う
単行本(ソフトカバー) 144ページ 20.8 x 14.8 x 1.8 cm
文藝春秋 2011年3月19日発売 1200円
ISBN-10: 9784163739106
ISBN-13: 978-4163739106
ASIN: 4163739106
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(2011-04-17)

2011年4月 17日, dans ★本のご紹介 |