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2010年11月14日 (日)

■ フロマージュ勉強会@「ヴィオラ」


■ 本日高倉六角のワインバーヴィオラで第8回目のチーズセミナーが開催されました。すごく充実の会でした。何度か都合で抜けちゃっていたのですが、わたしが参加した今までの中で、最高によかったかも。初めて味わったものもたくさんあり、とても感謝しました。講師はいつものゆかりさん=和泉夕加里さん(フランス鑑評騎士 シュヴァリエ、チーズプロフェッショナル協会理事 近畿支部副支部長)です。
1■ 今回は世界のフロマージュ12種類を食べ較べ。名称でぱっと味のイメージができたものはたった4つだけでした。すなわち、
●モンドール、●テット・ド・モアンヌ、●フェタ、●ゴーダ。
初めてだったもの、あるいは名前を知っていても味のイメージが伴わなかったのが
●サンシモン(スペイン)牛乳・セミハード コーヒー牛乳のような香りで驚き。
●トリフリン(イタリア)牛乳・山羊混合・ハード トリュフ入りで香り強し。
●イェトスト(スキクィーン)(ノルウエー)山羊・ホエーチーズ ホエーを煮詰めたもので、甘い甘い。
●ババリアブルー(ドイツ)牛乳 白カビであり青カビ。わたしはこれに一番驚いた。\(゜o゜)/\(゜o゜)/
●シメイ・ア・ラ・ビエール(ベルギー)牛乳・ウオッシュ 修道院製、ビールで洗って作られるウオッシュタイプ。非常に美味。
●ペッパージャック(アメリカ) ピリッとしてました。モントレージャックに唐辛子を混ぜるとか。
●スティルトン(イギリス)これは世界三大ブルーチーズ(ロックフォール、ゴルゴンゾーラと並んで)のひとつ。左下のスプーン入りのもので、蟹味噌みたいに見えた♪
●さけるチーズ(わが日本)牛乳・フレッシュタイプ。繊維状に裂ける。胡椒で風味づけでおいしさアップ。
非常によい頃合で出していただいたと思います。どれもおいしかったです。とりわけババリアブルーに驚き、シメイに感動し、ゴーダの5年も、5年って初めてで、深い香味を楽しみました。
2■ テット・ド・モアンヌはこんな風に削り器が渡されて、自分で回して削っていただいたのです。オレンジで、ドロップ形をしたのはスペインのサンシモンです。四角い真っ白なのはギリシャのフェタ。フロマージュを配られる前に、非常にわかりやすく、その発祥とか伝播の仕方などの解説があったのです。
3■ 合わせたワインはこちら。赤白ともに新酒で、そのうち「ヴィオラ」の石井龍さんから解説があると思うのでそれ見てね。充実のセミナーありがとうございました。会場でお目にかかれたサイト読者の方々にも感謝。また会いましょう~♪
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(2010-11-14)

2010年11月 14日, dans 京都 フロマージュセミナー |