
■ ちょっと久しぶりでございました。<(_ _)>「草喰なかひがし」さんに満月の夜に伺いました。まさにお店に入らんとする時に、ぶ厚くかかっていた雲が切れて、ぱーっと月が姿を見せたのです。なんだかとてもいい気分でした。

●お芋の葉の上に八寸。あじめどじょうを甘辛く炊いたもの、きぬかつぎ、とうもろこしのピュレを寒天で寄せたもの、観月の船に見立てたという醍醐をまぶしたおくら、さんまに胡桃を射込んで、燻製にしたもの、ガラスの器にはいちじくと枝豆のきな粉酢和え、ガラスの後に葉で包まれた茗荷と鱧の押し寿司、ほおずきの中に玉子味噌漬と銀杏。

●煮えばなのご飯をどうぞとひと口。

●白味噌汁、中は冬瓜と栗の茶巾絞り、茗荷刻んだもの。

●笹の葉のいい香りをまとって登場したのが、

●子持ち鮎、子をたくさん持って、丸々しています。茹でたピーナッツやパリパリの鮎の骨が食感や香りを添えて、独自の世界です。

●鯉のお造り。右側に醤油の上澄みのムース、大根のソルベ。そしてすごくいろいろな素材があしらわれています。鯉の皮、栗せんべい、マイクロトマト、つの豆、ゴーヤ、ゴーヤの種、大根間引き菜、大徳寺納豆、茗荷の花、おくらの花、すだち、などなど。

●お椀盛りに、琵琶湖のうなぎ焼いたの、松茸、賀茂茄子、生姜風味の葛豆腐など。

●鮎のテリーヌ、昆布締めしたトマト。朝日を表すお皿なのだそうです。トマトは太陽。ほおずきトマトの向きで「西の風 風力3」なんだそうな。中東さんかわゆ♪

●焚き合わせです。上に、先ほどのお椀の賀茂茄子の皮が使われています。かぶら、かぶらの葉、ずいき、もぎ茄子揚げ浸し、小豆を詰めたれんこん。

●大根の間引き菜を炊いたもの。

●舞茸とくろかわ茸に、大根おろし。

●ご飯にめざし、添えられたのがお漬物、きゅうりと干し海老を炊いたもの、おくらと茗荷の白味噌和え。

●パリパリとフランスご飯。塩が添えられます。ニューヨーク(お茶漬け)などもOKとのことで、「北半球まかせてください」と。<(_ _)>

●みかんのジュレ、みかんの酵素、バジルと豆腐のアイスクリーム(上にバルサミコ)。ぶどうは、かいじ(甲斐路)。

●ちょっとカフェと、蘇と金平糖でごちそうさまでございました。<(_ _)>
他にないお料理、たっぷり季節感を味わいました。
一緒に行った
まゆまゆと
あつ子さん、この晩もノリがよくて楽しかったー♪ 「なかひがし」さんへは、また来月、東京からのお客さまと共に伺います。
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「草喰なかひがし」 電話 075-752-3500
京都市左京区浄土寺石橋町32-3(銀閣寺道交番の前)
12:00~13:00入店、18:00~19:00入店 月曜休み
カウンター12席、座敷2 カウンター禁煙
要予約(1ヶ月前の1日、8:00から)
昼コース5250円、夜コース10500円~
1997年4月開店
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(2010-09-25)