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2010年8月 5日 (木)

■ 「啐啄つか本」 2010年8月初旬の内容


■ 祇園の「啐啄つか本」さん、写真は出さない約束ですが、もうほんと~にすばらしいので、忘れないように内容を載せておきます。わたしが写真を出すと怒る方がいらっしゃるというし、(*_*)(*_*)でも写真なし記事をアップしたら今度は「つまらん」と言ってこられる読者の方がいらっしゃるし、(*_*)(*_*) 一体どーしたらいいのだ~? なんだけど、何食べたか述べてもいいと思うので述べます。読むのがメンドーな人は飛ばしてください。次の記事では楽しい麺の話をしますから~。
以下、今週前半のある夜いただいた記録です。
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●毛蟹の玉締め、上におくらを細かくたたいたもの。
●鱧カツ=鱧を揚げたのと、板なんば。板なんばとはバラしたとうもろこしをまとめたもの。かき揚げではなく、きれいに四角く板状にまとめてある。食感や見た目から、ただの天ぷらとも違うし、どんな粉で? ってたずねてみて納得。よく思いついたものだと感心。鱧カツの方もとてもすてきな食感・塩気でした。
●すっぽんだしのお椀、冬瓜。天然のすっぽんが入ったから作ったというもので、おだしが、すっぽんストレートで強くくるものではなく、「そこはかとなくすっぽん」で、非常に優しいもの。何で割ったかと尋ねたら、これもただのおだしではなかったです。冬瓜も繊細優美な味と食感でした。青海波を散らしたデザインの駒形のお椀で。
(話が飛ぶけれど、京阪電車のポスター、物議をかもした青海波の文様を逆にした帯の締め方・・・わたしはあれNGと思いました。)
●生牡蠣をちり酢で。小浜の天然のもの、すごくおいしそうで、焼きの選択をしかけたけれど、やっぱり生でいただきました。48時間以上経過して何ともないから、大丈夫だったんだわー♪ 今年は寒い頃に、いろいろひっそり食あたりで転げたり、ミニダウンしたりが続いたので、すごく怖がりになっていて・・・でももう大丈夫なんだわ♪
●ぐじ、浅瓜、みょうがの昆布〆、柚子のジュレ。朝顔形のガラス皿で。いやこれも、旨さが静かにざざざと寄せてくる感じで、しみじみ「やるなあ」と思わせたお皿でした。
●うにのお寿司。淡路島のうに。ご飯の加減もよくて、うるうる泣きそうにおいしい。(T_T)(T_T)
●松茸の牛肉巻き。丹波のサーロイン肉で巻いた松茸・・・ゴージャスな組み合わせです。おろした玉ねぎ入りの加減酢が敷かれています。上に粒マスタード、ねぎ。
●蛸の柔らか煮と蛸の子。わたしは蛸の子だけいただきました。子はすごく好きだけど、身の方は、どんないいもんでもわたしはあんまり要らない・・・ごめん<(_ _)>
●鱧にゅうめん。三つ葉、茗荷、椎茸(ごく細切りで)。
●鮎ご飯。もうれつに香ばしくておいしい。
●桃とリキュールトマト・・・リキュールトマトというのはブランデーやらリキュールやらに漬け込んだものです。ものすごく赤くて美しくて(写真見せたいです)、味わい爽やかでした。
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全体のメリハリとかバランスが絶妙で、ひと皿ごとじわーっと感動の味で、恐れ入りましたという感じ。塚本さんは淡々と仕事されて、静かで、とても感じがよくて、みんなに愛されるな~と思うのです。わたしランキングつけたりってしない方なんだけど、(ランキングと共に京都の割烹をご紹介くださいなんていう仕事は受けないからね、)でもでも、わたしの中では軽くベスト5・・・もっと上? くらいに入っているお店なのですね。次の予約もお願いしてきました。だいーぶ先になっちゃうのだけど。一緒に食べたKさんありがとう。<(_ _)>
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(2010-08-05)

2010年8月 5日, dans 京都 和食10後半 |