
■ まだ残っている7月の写真を猛速で。1週間少し前の晩、東京から編集者はるちゃんが来たる~で、
「祇園にしむら」さんへ。わたしは7月、2週間あけての2度めの訪問だったので、「お料理もお皿も
前回とそんなに変わらないですよ」と言い渡されて訪れたのだけど、実際はいろいろ変っていて感激。(T_T) はじめにまず、いつもの●胡麻豆腐。

●鱧とじゅんさいのお椀。もうれつおいしい。紙のように薄くてごく軽いお椀、手触りもよくてすてきでした。今尾景年の絵があしらわれているのです。(写真なしでごめん<(_ _)>)

●お造りが、鯛、いか、まぐろ。まぐろはたたいてあっていつもと違います。旨みが一瞬で口に広がって、うお~と思うおいしさ。

●鳥ちゃんかわいい。大好き激かわです。

●白井半七の絵変わり10枚組だそうです。白井半七さんのお皿といえば、わたしにとってはすなわち「竜田川バッティング事件」よ。(笑) あれで強烈に覚えました。<(_ _)>(ヒマな人はこの
記事とこの
記事を見てね。)

●鯖寿司は大正時代のガラス皿で。

●八寸のこの赤い折敷も初めて見るものでした。○鱧の子の卵とじ、○枝豆、○丸十、○かんぴょうに酢味噌、○防風、茗荷、しろ菜、水菜などのお浸し。

●とうもろこしかき揚げ。

●かぼちゃのスープ、これも初めてのもの。

●前回かぼちゃとおくらは炊かれた状態で出てきたと思う・・・形を変えて、当然食感も全く変わっての登場です。軽やかですうすうとのどをすべり落ちる感じ。

●鮎の塩焼き、これも初めての器です。単に「オランダ絵写しの蓋もの」と。

●鮎はとても食べやすくなっています。かぶりついたりしないでいいの。

●頭と骨はあらかじめ取られて、パリパリのお煎餅状態にして出してくださいます。

●賀茂茄子とずいきの焚き合わせ。この蓋つきのお椀、とてもいいわ♪ 赤くて、少しフランスの紋章みたいな文様で粋です。こんなすてきな器が埋蔵品だった? この日発掘された? \(゜o゜)/

●ご飯、お漬物、赤だしです。

●ご飯は、上に松茸フライ。フライには割り醤油がかかって染みこんでいるのだけど、これがまた格別なおいしさで、何か秘密がありますきっと!

●デセールが、桃に、もうぶどうです。
●すべてほんとーーにおいしかったし、器も美しかったしで、心底よかった~と思えたコースでした。安心美味なお料理ありがとう、そして一緒に食べたはるちゃんに感謝。<(_ _)>
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(2010-08-02)