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2010年8月23日 (月)

■ 「祇園にしむら」 8月第2週めのコース


■ さかのぼること10日ほど前、8月第2週目の「祇園にしむら」さんです。心やすらぐお料理です。本当に美味だけれど余裕があって、そして華やか。あらゆる意味で過不足なく安心していただけるのでしばしば伺っています。さーっといきます。
1●胡麻豆腐
2●お椀はれんこん餅、松茸、松の実。このれんこん餅の食感が独特でした。揚げてないの。松の実がいい香りを添えていました。
3●お造りは鯛、うち2枚だけ昆布〆。うに、とろ。茗荷の刻んだの。
お造りの魚をこれほど「うまうま・・・」って思えるの、ひっそり言うと実はそんなにないです。5
●鯖寿司。これは定番ですが、ちょっと違うヴァージョンを最後にご紹介します。
6●八寸。鱧の子の卵とじ/かんぴょうに酢味噌/枝豆かき揚げ/とうもろこしかき揚げ
7●春菊お浸し、松茸の軸。こういうのをぽんと出されるの、ものすごい余裕だと思います。小さな器だけど、もし葉っぱを広げたら結構な量が入っていると思います。
8●鯛にゅうめん。お椀の時の吸い地とは違うのです。濃淡つけていらっしゃるのがわかります。
9●からすみ
10●焼き物は鮎と思うでしょう? 鯛を焼いたので変化をつけてくださいました。
11●鱧の肝の炊いたの
12●あわびの肝の練ったの。これ激烈においしいと思う。
13●賀茂茄子と鱧の焚き合わせ。これもうなりました。品のいい茄子の揚げ方、そして、ここまで鱧を引っ張ったかーと。すごい余裕・・・。で、これがまた、じわじわとたまらなくおいしかったのです。
14●ご飯、赤だし
15●お漬物、切子の色も涼しげできれい。
16●デセールにマンゴーと桃。ここまでのお料理、カズヤさんとミチエさんと一緒にいただき、なごんだ楽しい夜でした。御礼をたくさん。<(_ _)> お料理は優しくてゆったりしていて、毎日でも食べたーいと思っているのです。これ「8月2週目」と細かく冒頭に書きましたが実は3週目も東京からの方を迎えていただいており(改めて出します)4週目にも伺う予定あり・・・。食べ続けの日々の中でも最高に安心できる一軒で、どなたにもおすすめできると思うのです。
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17●さて、鯖寿司は、いつものもの以外に、焼鯖寿司というのがあるのです。香ばしくて、また違ったおいしさです。以前からお話を伺うばかりで一度食べたくてしょうがなくて、この琵琶湖花火の夜にいつものと焼きと2種類お願いして、おみやげに持って行ったわけよ♪
18●この場所で花火開始前にいただいたのです。鯖寿司の際立つおいしさと花火の圧倒的な美しさが、セットになって記憶されました。
鯖寿司はいずれも1本3500円(+税)で、要予約です。発送もしていただけます。
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「祇園にしむら」 電話 075-525-2727
京都市東山区祇園町南側 570-160
(花見小路四条下ル東側2筋目東入ル2筋目を下ル東側)
17:00~20:00入店
鯖寿司の受け取りは12:00~21:00
日曜休み(4月は営業)
カウンター8席、1階座敷(掘りごたつ式)6席、2階座敷13席くらい
要予約
コース10000円(+サ15%+消費税)~ 
1994年9月開店
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(2010-08-23)

2010年8月 23日, dans 京都 和食10後半京都 祇園にしむら |