
■ 東京から千恵子さん来たる~♪ で、最高においしいお店を選ばなければなりません♪ お座敷は3部屋ともすでにいっぱい、でもカウンターにかろうじて3席残っていて、「祇園にしむら」さんのお席に収まることができました。なんてラッキー☆☆☆ 千恵子さんとは東京・八重洲にある京都市東京事務所にお勤めの岩城千恵子さん、東京でわたしに京都についての講演をやらせてくださって、今でもとても感謝している方です。もうおひとりは新都山流宗家の中尾美都子さん。以下1週間ほど前のある夜のお料理です。普通にカウンターでいただきながら撮った写真なので暗めです。<(_ _)> ●まずは胡麻豆腐で始まります。

●夕顔とひょうたん模様のお椀に、

●鱧、錦糸卵、にゅうめん。鱧の包丁の具合、塩加減、とろんとした感じ、それから細い細い錦糸卵にお素麺、張られた吸い地、この上なく美味です。もう、ほんとーーーーーーーーにおいしい。(T_T)

●マイセンのお皿に、いか、とろ、鯛のお造り。魚も最高の状態と思います。お造りがうっとりするおいしさってちょっと珍しいと思う。\(゜o゜)/

●切子のガラス皿、夏仕様の鯖寿司です。美しくてまず見とれます。定番鯖寿司、夏は薄い昆布がのって風味を添えます。

●じゅんさい。下に、防風、茗荷、しろ菜、水菜。以前八寸で出てきたお浸しとじゅんさいを合わせたものですね。すっといただけて、爽やか、おいし♪

●八寸が、時計回りに、○枝豆、○丸十、○とうもろこしかき揚げ、○かんぴょうに酢味噌、○鱧の子の卵とじ、鱧の浮き袋、三つ葉。お皿華麗、ひとつひとつがぴたりと決まって美味で、お酒に合います~。

●鱧の肝。わたしはこれより量を減らしていただきましたが(肝は少しでいいので)、でも強烈美味でお酒飲め~♪な酒肴でした。

●塩と共に供された揚げものは、

●松茸のフライでした。中国産とのことでしたが、なかなかいい香りで、口の中でふわりと風味が広がり幸せな味でした。

●からすみをひと切れ。これがまた旨。(*_*)

●鱧の白焼き。こてっとしたたれ焼きでなくてうれしいです。(わたしは素材が何であれ、甘辛い照り焼きってあんまり好きじゃない。(*_*))

●こんなさらさらしたたれが添えられました。鱧が、ほんわかした食感で、さらっといただけました。

●焚き合わせが、おくら、白ずいき、かぼちゃ、賀茂茄子。最後に野菜たっぷりです。おくらネバネバがいい感じで、賀茂茄子の厚さも食べやすくて絶妙。あん地が、うるうるするほど、おいしーーーーーーい。(T_T)(T_T)

●赤だし、お漬物と供され、

●ご飯は、少しスペシャルなもので、鯛と鮎入りチャーハン 。これはお話だけ伺っていたもので、「どうか一度わたしも~」とお願いしていたものでした。もうれつおいしくいただきました。
<(_ _)>

●マンゴー、マンゴーソース、さくらんぼ。コースはとてもしっかり組み立てられて、それでいて優しく、幸せな余韻が長く残るお料理をいただきました。ご主人の西村元秀さんに感謝。一緒にいただいた千恵子さん美都子さんありがとう~。<(_ _)>
●コースのパターンがあるから安心、けれどその中で食材やら調理法やら器やらの変化が必ずあるから飽きさせない、ほどよい押し加減・引き加減で食べ疲れさせない、そして細部までぴたりと決まって美味と、息の長い人気のお店には理由があるのです。また勉強に伺います。<(_ _)>
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「祇園にしむら」
電話 075-525-2727
京都市東山区祇園町南側 570-160
(花見小路四条下ル東側2筋目「十二段家」さんを東入ル2筋目を下ル東側)
17:00~20:00入店
持ち帰り鯖寿司の受取りは12:00~21:00
日曜休み(4月は営業)
カウンター8席、1階座敷(掘りごたつ式)6席、2階座敷13席くらい
要予約
コース10000円(+サ15%+消費税)~
1994年9月開店
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(2010-07-18)