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2010年6月14日 (月)

■ 「割烹はらだ」初夏のコース


2「割烹はらだ」さん、街の中心部より少し上にありますが、カリテプリがすごくいい、実のあるおいしさのお店です。伺うたび、「もっとしばしば来ましょう」と思うのです。今回はつくばから友人のユウコさん来たる~で、大方京都のいいお店を巡っている彼女が、まだ行ってないところと考えて。(そしてわたしも伺いたくてしょうがなかった♪) ひとつお断り・・・写真がかなり暗くて、露出補正とかフォトショップで明度加工などしてもあまりきれいではなく・・・ヴィジュアルなしでも想像がつきやすいものは写真を割愛します。<(_ _)>
八寸が①白だつ(=白ずいき)、②きゅうり、くらげ、大徳寺麩の胡麻酢和え、③いかの南蛮漬、④新さつま芋のあんず炊き、⑤ばい貝、⑥ごりのしぐれ煮、⑦穴子寿司。
●お椀(鱧とじゅんさい)の後
3お造りが、手前から①鱧の落としに梅肉、②青ちびき という白身魚(昆布〆したような風味をもとから持つ魚・美味!)、③金目鯛、④やりいか、⑤かつお、上にかつおのお腹部分を炙ったの ⑥水うに。
4冷製の焚き合わせ。賀茂茄子のオランダ煮(揚げてから炊く)、新れんこんの小倉煮(小豆と共に炊く)、新小芋、きぬさや、振り柚子。
その後、
●鮎の塩焼き。焼いたセロリと。たで酢。
縦に長い青磁の器に、冷製茶碗蒸し・梅の風味。底に梅肉。
5●揚げ物が、淡水海老とそら豆のかき揚げと、とうもろこしのかき揚げ。
6●冷たいお皿がきて、能登のとり貝と、トマト、きゅうり(笹うち切り、塩気も風味もすごくいい)、さくらんぼ。生姜風味の土佐酢。
その後、
●ご飯、赤だし(厚揚げ入り)。お漬物(水茄子など)、ちりめん山椒
●デセールは4種類から選べます。新生姜のソルベを選択。
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1●お料理は以上ですが、飲み物はペリエの大瓶でスタートできて大喜びです。わたしは食前にビールをたくさん飲むとお腹が膨らんでしまうと思う。和食でも洋食でもペリエのシュワシュワですっきりして食事に入るというのが理想です。なので、好きなお店、よく伺うお店にはペリエか、ペリエでなくてもいいからガス入りミネラル水を標準装備にしてくださいとお願いしています。今回は、前にわたしが欲しがったことを女将の奈緒さんが覚えていてくださって、大瓶が出てきてびっくり、うれしかったー♪ アルコールは要らないけれど、飲み物が要らんわけではなく、もちろん飲み物代をしぶっているわけでもなく・・・と思っている人は今まで多くいたと思います。お飲み物は? と尋ねられて、「お茶をください」という時、本当にお茶を所望していたとしても申し訳ない気持ちと共に言わないといけなかったり、注文するノンアルコールのドリンク=すなわちウーロン茶というのもヘンなことと長らく思っていました。(「烏龍茶」自体が嫌いなのではありません、念のため。)今は普通に堂々と水をお願いできる世の中になってよかったなーと思います。
●でも食事が3皿目くらいまで進んだら、わたしも少しお酒を飲みます。1合以下だけど。この日はお造り以降、冷酒・立山のギンレイをいただきました。
●以上でお会計はひとり1万円以下ですから、とてもお値打ちです。ご主人の原田耕治さんと女将の奈緒さんが仲睦まじくて温かい雰囲気なのもいいです。いつもおまかせでいただきますが(だって何が出てくるか楽しみだから)、一品でのお願いもできます。
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「割烹はらだ」 電話 075-213-5890
京都市中京区河原町通竹屋町上ル西側
17:00~21:30入店・23:00閉店 月曜休み
カウンター11席、小上がり(掘りごたつ式)6席
予約が望ましい
2007年4月開店
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(2010-06-14)

2010年6月 14日, dans 京都 和食10前半 |