◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

« ■ 京都カレー博物館で、「おつカレ~セット」! | トップページ | ■ 「Kugel」で西田さんお祝い、グラッパのカクテル »

2010年6月 5日 (土)

■ 「じき 宮ざわ」 2010年晩春・夜のコース


1_3■ 1週間少し前(5月下旬)に、「じき 宮ざわ」さんでいただいた夜のコースです。その晩も満席、食事の間も予約の電話がいくつも鳴っていました。北海道から、1年も前から楽しみにおいでになったお客さまもいらしたりして、とても盛り上がった雰囲気に満ちていました。食前酒を供された後に、冷たくて爽やかな先付です。●伊勢の宝彩海老とじゅんさい。宝彩海老=ほうさい海老、甘い上質な海老にするっとなめらかなじゅんさい、目ざましい組み合わせでした。
2_3●舞鶴のとり貝、金時草、加賀太きゅうりのお椀。冬瓜のように肉厚の加賀太きゅうりはおいしさをたっぷり抱え持っていて、口当たりよいです。完璧なバランスのお椀です。
3_2●お造りが、伊勢のひらめ、それに葛でとろみをつけた土佐醤油、天草のうに、海苔、わさび。宮澤さんらしいお造りです。魚介自体のよさもありますが、センスのいいお皿。
4●小浜の本まぐろ(30kg)、ヅケというほどではなく、少し醤油たらしただけ。
5●このことうすいえんどう豆の飯蒸し。これがまたしみじみ旨し。
6●いつもの胡麻責め・焼き胡麻豆腐。ごまクレームとろりんに切り胡麻とたっぷり、定番です。
7●白アスパラガスの炭火焼、地はまぐりあん、上から茹で卵を細かくしたもの。白アスパラに貝の身と貝のおだしのあんがよく調和していて美味でした。
89●〆鯖の炙り。シンプルなおいしさです。日本酒とよく合います。●これは尾形乾山作だそうで、「乾山写し?」などと言って悪かったです。<(_ _)> ちょっとハイカラな文様ですよね。結構ハデなものが愛された江戸時代でした。
10●鱒、わらび、蕗の焚き合わせ。鱒のおいしさと春の野菜が、これも絶妙なバランスでした。ものすごくいいコースでした。
1112●お漬物と赤だし(あさり)が供されたら、最後にまた盛り上がるご飯です。
1314●まだわずか芯があるくらいでまずひと口いただいて炊きたて直後の香味を楽しみ、●よく蒸らされたものを味わいます。ご飯がなんてなんておいしいのでしょう。
15●びわとさくらんぼ。
1617●もなかは5月でしたので鯉のぼりの形、そして●お抹茶で〆でした。以上お料理で12600円。わたしは御礼接待の目的もあった夕食なのですが、自分が先にものすごく楽しんだと思います。(ごめんありがとう<(_ _)>)お料理は、ますます安定して、よりよくなった感じがしました。あまりによかったので、貸切お願いしました。7月、10名でいただきます。
************************************************************
(2010-06-05)

2010年6月 5日, dans 京都 和食10前半 |