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2010年4月 3日 (土)

■ 「山玄茶」 3月末のお昼コース


1a■ 3月の画像がまだ残っています。さささと早く出します。3月最後の方のあるお昼に伺った「山玄茶」さんです。雨でしんしんと冷えた日でしたが、お料理は春を感じさせるものでした。●胡麻豆腐 桜なます、海老、わらび、わさび。
2a●お椀:帆立しんじょう、筍、わかめ、うぐいす菜、木の芽。
3a●お造りは梅肉、塩、醤油が添えられ、
4a●昆布〆のさより、赤貝、ひらめのあぶり、とり貝、いか。わさびの葉、さくら草、ぼうふう。
5a●煮穴子の飯蒸し。桜葉を叩き込んで香りづけ。
6a●太刀魚のつけ焼き、しば漬と。きんかん釜に、のし梅のみぞれ和え。下に桜葉塩漬。
7a●八寸は、ぼんぼりの器から時計まわりに、①汲み上げ湯葉、うに、わさび、穂紫蘇、醤油ジュレ ②のれそれ、百合根、筍の卵とじ。山椒、つくし ③合わせ蛤のお皿に、たいらぎ貝酒煮にうるい、黄身酢。鯛の子煮付。うど。
8a●揚げ物:こごみの天ぷら、白アスパラガスの天ぷら、鯛唐揚。甘酢あん、生姜、白髪ねぎ。
9a●吉田さんのパン=ブリオッシュのトーストが出てきて、揚げ物の甘酢あんをからめていただきます。このブリオッシュはバターの風味が豊かです。
10a●焚き合わせ たぐり湯葉の玉締め。白魚と蕗。
12a●炊きたてのご飯をプレゼンしてくださるご主人の増田さん。いつものにこにこの笑顔でうれしいです。
13a14a15a11b●白ご飯はまず炊きたてを一膳、また一膳おじゃこをかけて、海苔たっぷりのお茶漬けでと、と何通りも楽しめます。
16b●三宝柑のジュレ。いちご、ワインジュレ。
17a●桜餅です。葉に巻かれた状態ですが、切れ目が入っていて、
18a●断面はこんな。道明寺ではなく、クレープ状の生地にあんが包まれています。
お昼の「山玄茶」さん、変わらず満席で人気を物語っていました。どのお皿も丁寧に作られていて、おいしくいただきました。東京から山越典子さん(元・文化出版局の編集者)がいらして、久しぶりにお会いできたということもありました。わたしがライターで独立したての頃、「ミセス」に載せてくださった方です。定年退職なさって、修学旅行のような気持ちで京都にいらしたとのこと。今までのすべてと、この日会えたことにとても感謝しました。
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「山玄茶」 さんげんちゃ 電話 075-533-0218 
京都市東山区祇園町北側347-96 
(花見小路末吉町東入ル突き当たり上ル東側)
12:00~13:30入店・14:30閉店 18:00~20:00入店・21:30閉店 
火曜、第2月曜休み
カウンター10席、2階に座敷テーブル8席と4席 全席禁煙◎
要予約
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(2010-04-03掲載)

2010年4月 3日, dans 京都 和食10前半 |