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2010年4月 7日 (水)

■ 小宮真由さんの食卓で春の家庭料理


1■ このサイトをやっていて、とりわけよかったことのひとつに、会いたいと思っていたすてきな人に会えたり、好みが見事に合う友人が何人もできたということがあります。ネットだろうがメールだろうが、波長の合う人はお互いすぐにわかるみたい。メールをくださってやり取りするうちに仲良しになった人もいるし、わたしの講座やイヴェントに来てくださって交友が始まった例もあります。
●まゆまゆ=小宮真由ちゃん・京の料理研究家もそんなひとりで、半年ほど前にわたしの講座に来てくれたことが始まりです。わたしのサイトを読み込んでいてくれて、ま~本当にいろいろ好みが重なること! 歳ははるかに若いのだけど(笑)、食の話題以前に、お互いわかりやすくフランスブランド愛好家であることにまず盛り上がっちゃった(笑笑)。まゆまゆはフランスHブランドのバッグやらCブランドの時計をして自然に似合っているの。ひとつ、Cブランドで全く同じバッグを持っていることまで判明しちゃって大盛り上がり。「いいものはいいよね。長く大切にできるよね。」って、同志を見つけてうれし♪
●で、それから何度か一緒に食事に出かけたり、わたしの試食に付き合ってもらったりして話すうちに、彼女が新進気鋭の料理研究家で、大手デパートにおせちを納入したり、自宅で料理教室をやっていることがわかってきました。料理教室なんてすてきです。おうちは新築だというし、器も好きらしいし、なんだか楽しそうじゃない!
●年に4回=季節に一度、6名クラスを3回やるのだそうです。皆さんの手元をちゃんと見られるようにということで6名限定なのだと。先週のある日、教室のメニューほぼ再現のお昼をするというので、共通の友人あつ子さんと共に訪れてみました。
2a3a4a5a●この日使う食材がきれいに用意されていて、とても楽しみになりました。せっかくなので、目の前にあったものだけでも撮影。季節の食材を使って、軽やかかつ健康的な料理を作ることがテーマということですが、決してヴェジタリアンでないということもわかってわたしはうれしい(笑)。肉っけ、魚っけなしだとやっぱりわたしは物足りないと思う方です。
6a7a8a9a●彩りの美しさもいいなと思いました。白・赤・黄色・緑と鮮やかです。籠に春の山菜を入れるプレゼンもすてきでした。
10●場所は洛北、なんとこんなところにおうちが~!というようなすてきなところでした。大通りから少し入っただけでとても静かなところです。別時間が流れているような感じのダイニング、本当にくつろげました。
11a●目の前で作ってくれた料理が並び始めました。まずは帆立とほたるいかの炙りに酢味噌をかけたもの。大葉、木の芽、茗荷。
12a●春菜の胡麻和え。こごみ、うるい、菜の花。松の実も入っていてこくがあります。
13a●シンプルにトマト。甘みの多い高知のシュガートマトです。
14a●塩も真由ちゃんが厳選してきたものです。風味がよく甘みを感じさせる沖縄の塩です。下にうるいの葉。
15a●すり流しです。豆乳ベースに、百合根と白ねぎ。ほんとヘルシーで、それでいてしっかり味わいを感じさせます。おだしも加えられているのです。
16a●なめらかではありますが、完璧なペースト状にせず、わずかにざりっと食感を残しているのがいいと思いました。
17a●山形の黒毛和牛のステーキに、塚原の筍のグリエ。軽やかなコースながら最後に肉があることですごくいいバランスと思わせました。肉はこれだけではなく、どんどんおかわりが出てきて大満足。筍はだしを含ませてあって、炊いただけもおいしいところを焼いたことでより風味が出ていました。
18a●ご飯は筍ご飯で、これは絶妙なおだし加減だったと思います。つまりおだしっ気が強すぎると筍の香味がすっ飛んでしまうし、薄すぎると味がないということになる。ご飯に添うような大きさに切り揃えられた筍が、ちゃんと筍としておいしさを発揮できるように味が按配されていました。同じ大きさのお揚げも香りと食感を添えていました。お料理は以上で、女性どうしが集うゆったりしたお昼に、おいしく、優しく、過不足なく心から満足できる春の食卓でした。古伊万里、織部、染付に朱塗りなど、器の趣味もとてもよくて、心地のいい食事だったのです。
19●お酒も少しいただきました。真由ちゃんは丹後の製品をいろいろ知っていて、出してくれたのは「無農薬米仕込 純米吟醸 酒々人々」というお酒。とろりとして、なんともいい香りのお酒でした。
20a21a●ここから食後の楽しみで、かわいい小皿が並び始めました。あんまりすてきだから一品ずつ撮ってるうちに、きちんとお盆で用意されて、
22b●こんな風に供されました。いちご、きんかんのコンポート、うさぎの上にはくるみの黒糖がけ、そして「紫野和久傳」の名作で看板商品である「西湖」、あつ子さんのおみやげです。
23a24a●デセール後、お茶、カフェといただき、3人で楽しくて話が弾み過ぎた? 夕刻・・・夕食を始めてもいいくらいの時間までお邪魔してしまいました。わたしたちはすごい勢いで話し笑って楽しかったのだけど、激かわのテリアちゃん(その名もケリー!)が別室に放っておかれたので寂しがってちょっとご機嫌を悪くしてしまい、かわいそうなことをしました。ごめんね。<(_ _)>
●けれどこのスペースで行われる料理教室ってほんとすてきと思いました。よき食材、きれいな器、身体に優しい料理、そして真由ちゃんは30代の最後でパワーたっぷり、かわいらしくて、おもしろい人なのです。毎日の幸せな食卓こそが人を育てること、と語り、家庭料理を通して豊かで幸せに暮らすことを伝えていきたいとコンセプトは明確です。次回の予定は以下の通りです。わたしも飛び入りで覗きに伺うかもしれません。
京の料理研究家・小宮真由 『春夏秋冬 食卓あそび』
夏向きの家庭料理と和菓子作り(そして、うつわ遊び!)
6月26日(土)12:00~14:30 18:00~20:30
6月27日(日)12:00~14:30

6名×3クラス限定
申し込みとお問い合わせはこちらへ。
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(2010-04-07掲載)

2010年4月 7日, dans 京都 料理教室 |