■ 新カメラで、「祇園にしむら」 2010年3月 |
■ 新しいカメラを持って、「祇園にしむら」さんへ。かわいい新キャノン、よくぞわたしのところに来た。今後めちゃくちゃ働いてもらうが、一緒に頑張ろうねとなでまわしているのです。とにかく早くわたしに慣れて、ちゃんとお料理を撮れるようになってもらわないといけないのです。設定や操作自体は今までのものとひどく変わることなく、拍子抜けするほど簡単なのだけど、露出補正などが、今までと同様の加減でやったらオーバー過ぎたりすることがしばしば。基本、絞り優先オートにしているので難しいことは全然ないはずだけど、前よりはずっと細かにいろいろ気にしないといけないと思います。だいぶだいぶ好みに設定して、だんだん使えそうな気がしてきたし、マクロレンズも買うつもりだし、まあ~なんとか、これで頑張ってきれいな写真を目ざします。皆さんよろしくご指導くださいませ。<(_ _)> で、「祇園にしむら」さんのお座敷に入れていただいて、撮影しながら3月のお料理です。12000円(+税サ)のコースです。お料理は比類なくいいものでした。写真的にまだまだな部分が散見されますが、許して~。●いつもの胡麻豆腐でスタート。
●八寸が、春のぼんぼり形の器から右回りに、①春の山菜の白和え(こごみ、わらび、ぜんまい、ふき、うど、上につくし)、②ぬた和え(赤貝、赤貝の肝、わけぎ)、③ほたるいかの生姜醤油漬、④菜の花胡麻和え、⑤子持昆布。 山菜白和え、ほんの2~3口ながら内容充実です。すごく和え衣が濃厚リッチでした。ちゃんと訳があったみたい。
●炊き合わせが、筍、一寸豆、ふきの東寺湯葉巻き、長芋。このお椀の中、全部、もうほんと、うるうる感涙レヴェルの繊細なおいしさだったのです。ごくわずか味がついているのだけどそれで十分というぎりぎりの線。素材自体の味をここまで引き出してあげるかという感じ。ふきの湯葉巻きにはとりわけ感激。おだしの味とふきの香味、繊細優美な食感。ふきを引き立てる湯葉のそこはかとないおいしさ・・・もう説明できん。(-_-;)みんなこれは行って食べてみてください。西村さんはこんなところまで来られたのかって、(15年前オープン当初の強い料理がいまだに印象鮮烈なので)毎月仰天しているのだけど、たとえばこの1年でも、どんどん優しく、薄味に、軽やかになっていて、それでいてひと品ひと品、ものすごく丁寧に手をかけているし、素材がいいし、コースとしてバランスよく、印象に残るものを作られるようになっていると思うのです。西村さんご本人は「まだまだ」っていつもおっしゃるけれど。たとえば、「今日初めて気づいたことがある」なんてことを、話されたりするのです。
●1階奥のお座敷に入れていただきました。この写真はわたしのカメラを「どれどれ?」と試しつつ、西村さんが撮ったものです。「床の間はこう撮るのよん」という解説付きで(笑)。いつもお騒がせすみません。この日もありがとうございました。一緒に食べた若き俊英・Nっちの話も楽しかったし、いいことづくめでした。わたしもしっかりやります~。<(_ _)>
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「祇園にしむら」 電話 075-525-2727
京都市東山区祇園町南側 570-160
(花見小路四条下ル東側2筋目東入ル2筋目を下ル東側)
17:00~20:00入店
(鯖寿司の受け取りのみなら12:00~21:00)
日曜休み(4月は営業)
カウンター8席、1階座敷(掘りごたつ式)6席、2階座敷13席くらい
要予約
コース10000円(+サ15%+消費税)~
京都市東山区祇園町南側 570-160
(花見小路四条下ル東側2筋目東入ル2筋目を下ル東側)
17:00~20:00入店
(鯖寿司の受け取りのみなら12:00~21:00)
日曜休み(4月は営業)
カウンター8席、1階座敷(掘りごたつ式)6席、2階座敷13席くらい
要予約
コース10000円(+サ15%+消費税)~
鯖寿司やちりめん山椒の持ち帰りあり
1994年9月開店
1994年9月開店
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(2010-03-11掲載)
2010年3月 11日, dans 京都 和食10前半京都 祇園にしむら | lien permanent