
■ 「食農共働レストラン」として、牛も野菜も、育てるところからかかわっていいものを出そうと懸命な努力をしていらっしゃる焼肉のお店
「南山」で本日、プレスや飲食関係者向けの
京たんくろ和牛の試食会がありました。
FM α station の吉田進さんの召集ですから、これは問答無用で伺わねばなりません(笑)。数十名は軽くいらしたと思います。本当に盛況だった試食会です。

●京たんくろ和牛とは、京都生まれ、京都育ちの珍しい和牛。母が岩手から来た「日本短角和種」で、父が和牛の代表「黒毛和種」。母のおいしい赤身と父の甘い脂を併せ持った、親以上に美味な肉を目指して育てられているとのことです。京都の新しいブランド和牛を目ざして「南山」さんと「日本海牧場」が農商工連携事業の認定を受けて試作開発に取り組んでいらっしゃるというものです。「
京とうふ藤野」さんのおからを食べて、広々と放牧されて育つのだそうです。年間30頭くらいしか肉にならないのでまだ一般に流通はしていないけれど、「南山」さんや天橋立の「
ワインとお宿 千歳」などで提供されているということです。●実際にいただいてみて、脂分もほどよい、上品な味の肉だと思いました。ユッケやカルパッチョなど生でまずいただき、それから焼きで、モモ角切り塩焼き、上ロース、肩ロース薄切り、バラカルビ。

●試食会では前菜に和牛の手まり寿司2種類などが懐石風のプレゼンで供され、

●野菜もたっぷりと。京野菜のナムル盛り合わせは、すぐき菜、水菜、赤蕪、大根。他に京野菜キムチ、味噌をつけていただく野菜盛り合わせなど野菜の多彩さと量のたっぷりなことがよかったと思います。

●ご飯ものがばら寿司で、京たんくろ和牛のそぼろがびっしりたっぷりはさみこまれていました。この後抹茶と白胡麻のデザートもつき、バランスのよいコースでした。
段取りのよい会の運びで、熱心な取り組みのご様子がよくわかりました。お招きいただきありがとうございました。

●一般の方向けの京たんくろ和牛試食会も3月13日と14日に行われるとのことです。
「南山」 電話 075-722-4131
京都市左京区北山通
ノートルダム小学校前
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(2010-02-26掲載)