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2010年1月25日 (月)

■ 「京料理 修伯」 すごく充実のコース


1a_2■ 久しぶりの「京料理 修伯」です。前回の印象がとてもよかったので、間があいたとは言え、すごく来たかったのです。勉強熱心な若き料理人・いつも意気軒昂のNっちと共に先週の後半いただきました。15000円(税サ別)のコースです。
2a●間人の焼き蟹をほぐしたのに、からすみ、間引き小かぶ。
3a●からすみはひらひらっと薄くて、この薄さであればこそという感じで焼き蟹の風味ともうまい具合に調和して、ひと皿めから日本酒とぴったりです。
4a●赤貝(少し加熱)に黄身酢。あわびのお皿だったのですが、吉田さんはちゃんとわたしがあわびをあんまり食べないことをおぼえていてくださって感謝。あわびやなまこの食感がわたしは好きじゃない。食べられはするけれど、別に要らんというのが本当のところで、少しでも胃のスペースは温存でいかねばならんし。ごめん<(_ _)>
5a●春の風情のお椀が出てきて、
6a●えんどう豆のすり流し、中にはまぐり。ふきのとうの香り。これは本当に香りを楽しむお椀でした。ふきのとうを2枚ほど炙った香りがふわあああああああと立ち上ってたまらないです。すり流しの地がまた非常なおいしさでした。すばらし☆
7a●ずらりと12種類のお造りが来ました。こんなに多種類を楽しめるのです。全部見えないから・・・
8a●ほぼ真俯瞰写真ですがこれもどれが何だかわかりにくいですから12種類、ひとつずつ。
AA_2●左上から右側へ、①さわらのしゃぶしゃぶ、 ごぼうのぽん酢 ②長崎の鯖のきずし。
A_3A_4●③島根のぶりに、辛味大根、④北海道の牡蠣のお寿司。
A_5A_6●⑤北海道の桜ますに塩昆布、⑥たいらぎ貝、木の芽味噌。
A_7A_8●⑦伊勢海老に土佐酢ジュレ、⑧関あじに生姜醤油。
A_9A_10●⑨長崎のふぐの白子、⑩鯛の昆布〆に煎り酒。
A_11A_12●⑪剣先いかにピンクソルトとすだち。⑫北海道のうにの海水に浸ったの。
9a●九条ねぎのスープ蝦夷鹿の葛叩き。蝦夷鹿柔らかで旨み強くて、スープはとろりんと、すごくおいし。
10a●もろこの焼き物、生姜風味の酢醤油。香りよくて止まらないおいしさ、これでまた日本酒が飲めてしまいます。
11●福井のうり坊(いのしし)の焼き物。ジビエですね。旨みぎゅっと。
12●手前には海老芋まんじゅう。ふわっとやわらか、肉といい調和です。
13a14a●ご飯は2種類用意されていて、筍ご飯と、五目ご飯。
15a16a●お漬物、いわしの土佐煮も。●味噌汁。
17a●デセールは好きなものを欲しいだけ。今でこそデセールたっぷりは珍しくないけれど、デビュー時は画期的だったサーヴィス。
18a●わたしはこういう時、結構1種類だけ決め込む方で、ピスターシュのグラタンを選択。
19a●中にはいちじくとパイナップル入りでした。 いやもう、本当に充実、魚も肉も満喫したコースでした。店主の吉田修久さんも、今やとても割烹のご主人然とされて、頼もしいのです。初めはわかーい感じのお店だったのが、なかなか大人な雰囲気になって、「きちんとお料理をいただきに出かける」という、何度割烹に出かけてもやっぱりうれしい気持ちを、過不足なく満たしてくれました。席は満席で、人気を物語っていたし、やっぱり本当においしかったです。安心していただけたし、京都にいてよかったなあという気持ちでいっぱい。また伺います。いいお料理も、楽しい話でたくさん笑わせてくれたNっちも、ありがとう<(_ _)>
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(2010-01-25掲載)

2010年1月 25日, dans 京都 和食10前半 |