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2009年12月 6日 (日)

★12日から公開の映画 「ジュリー&ジュリア」


1a■ 次の土曜日、12月12日から公開される映画、「ジュリー&ジュリア」の試写を大阪・茶屋町のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントで観せていただきました。わが友ゆきぴ=大森由紀子が激褒めするものだから間違いないと、めったに行かない遠いお~さかまで行ったわけよ(笑)。でも行ってよかった。これがもうサイコー♪ の作品でした。めちゃくちゃおすすめ! みんな必ず観て!! かわいくてあったかくておもしろくて引き付けられてうっとりして、2時間3分があっという間でした。
3a●ふたりの女性をめぐる2つの別軸の話がうまい具合に織り合わされて、ほんとよくできているのです。それもどちらも実話らしいからすごいです。まず、アメリカの食卓に大革命を起こしたジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)という女性がいます。185cmというひどいノッポさんでめちゃくちゃ朗らか、屈託なく大らかな彼女が夫のパリ赴任について行って料理にめざめ、「ル・コルドン・ブルー」に通ってフランス料理の本を編著するまでになる話。「ル・コルドン・ブルー」では女性職員にイケズをされながらも技術でどんどん認められるようになるまでの努力が、笑わせてくれてすてき。
2a●そして現代のニューヨーク、ジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)が、つまらないルーティンの毎日(でも人助けの立派な仕事とわたしは思ったけれど)、30歳を迎えようとする中で、何かして人生を変えなければと思う話。彼女がやったことは、1年間で、ジュリア・チャイルドの本にもとづいて彼女の500余りのルセットを全部作ることを実現し、それをサイト(=いわゆるブログ。わたしはブログという言葉を使わないのでごめん)で発表していくということ。そのサイトが評判を呼びジュリーは話題の人となり、「つまらん毎日」から抜け出せたという「よく頑張ったね~~☆☆☆」なストーリー。
4a●料理が好きな人、パリが好きな人、頑張る話が好きな人にはもうたまらん魅力的な作品です。脇をかためる人たちもすごーくいいのです。ジュリアのご主人のポール役のスタンリー・トゥッチが何とも優しい大らかな味を出していてよかったし(時々カメラマンの久保田康夫さんのお顔を思い出しました。顔の傾向が似ていると思う。笑)、ジュリーの夫のエリック役のクリス・メッシーナは、わたしはこの顔というか風情があんまり好きじゃなかったけれど(笑)、ジュリーを支える役によくはまっていたと思います。●それと、メリル・ストリープ。わたしはこの人を特別に好きでも嫌いでもないのだけれど、それでもほんと~~~~に役にはまって上手だと思いました。役をやっているというより、その人そのものになっているんだろうなと。いちばん最近ではちょっと前の「マンマ・ミーア」かな、大抵この人の出てるものを観ているけれど、どれもいつも、正確無比な演技・・・というか、役の人生を生きているのだと思います。いろいろな人生を生きられるってすごいと思う。<(_ _)>
■ その他の素朴なわたしの感想:
●「ソニーピクチャーズ」だから、ジュリーの使うパソコンがVAIOでよかった~と思いました。というか、初めからVAIO使用というお約束ですよね、きっと。
●料理を作ることを発表するサイトなのに、料理の写真を全く撮らない・掲載しないことがわたしには不思議でした。自宅なんだから好きなように撮れるだろうし、ダンナも食べてばっかりいないで、写真くらい撮ってやれよな。気のきかん男や。休みの日なら、ほらその窓際で、自然光で撮れるだろうが~!とわたしは思ったああ~(笑)。
●ジュリーが新聞に取材されてそれが出た途端、ひと晩に60だか80だかの取材依頼と出版依頼が留守電に入っていたというくだりがあるけれど、あれだけはじぇったいにフィクションだと思いました。取材依頼はあるかもしれないけれど、出版を決定するには会議にかけたりしないといけないわけで、新聞の紹介記事を見ただけで、いくら話題の人だとしても、編集者がいきなり出版依頼の電話をしてくるなんてありえないよ~(笑笑)。それともアメリカではそうなんかしら?(うらやましい。)
●パリの、見慣れた風景のあちこちがたまらなく魅力的でした。ここも歩いたそこも行った、懐かし~~とうっとり。そしてフランス料理が食べたくて食べたくてしょうがなくなる映画です。映画館出た後、何を食べるかまで決めて(お店の予約もして)から出かけた方がいいかもしれません。ビストロでも星つきフレンチでも。食べる喜びを与えられた人生、一緒においしいねと食べられる人たちに恵まれた毎日に、改めて心から感謝できるすてきな映画です。
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「ジュリー&ジュリア」は12/12(土)から、
東京は日比谷のTOHOシネマズシャンテで、
京都はTOHOシネマズ二条で公開です。(他全国ロードショー。)
ぜひぜひご覧ください!
まずは公式HPで予告編をご覧ください。 http://www.julie-julia.jp/ 
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(2009-12-06掲載)

2009年12月 6日, dans ★映画 |