
■ 先日「
祇園おかだ」さんに伺った時、ほんの2,3品前菜的なものしかいただけなかったことがぐやじぐでしょうがなかったのです。(10月23日に記事あり。)先週後半のある晩、京都病(=京都に来たくて来たくて息も絶え絶え)重篤患者であるヒロコさんが「急な出張で上洛、夕食を共に♪」となって、即座に「おかだ」さんに予約をしました。うはは、あれから1週間後、「おかだ」さんのお料理をいただけて気持ちが収まりました。ヒロコさんもかなり気に入ってくれたみたいでよかった~。●先付に、ずわい蟹の身、柿なます。

●ここから以降、ほとんど黒板に書かれた素材を見ての注文です。天然ぶりとあって、それは食べなければいけません。お造りでいただくことにして、手前がお腹、向こうが背中です。噛めばじゅわと旨みが広がって、ぐいぐい美味。季節が進めばもっとものすごくおいしくなるんだろう。

●こちらは戻りかつお。わさび醤油が添えられました。これもまたうまうまでした。

●はまぐりでうしお汁をしていただきました。はまぐりだけのうまさで、おだしっ気は他には加えずとのことです。

●焼き物は金目鯛。ほろほろと身をほぐして口に運べば、これもまたじゅわじゅわと魚の濃いおいしさが溢れ出ます。ほんとーーにおいしい。

●松茸フライ、銀杏フライ、栗コロッケ、貝柱と野菜のかき揚げ。松茸フライはウスターソースでいただきました。後はおだしや塩で。あれこれいただきたかったので「季節ものいろいろで」とお願いしてよかったです。

●ご飯ものをどうしよう・・・結局へしこでお茶漬けをすることを思いついてしまいました♪ ご飯はごく少しでいいですと小さく盛ってもらったのに、へしこがご飯に合い過ぎるほど合って、お漬物もおいしくて、結局ご飯のおかわりを所望・・・「(おかわりして食べる様子を)こっちから写真撮りますよ」と岡田さんに笑われました。

●ヒロコさんはデセールにソルベも食べてました~。・・・というわけで、季節の食材尽くしの一品料理で大満足の夜でした。この後mami ちゃん mie さんと合流。歌舞練場まん前のシックなワインバーで、それぞれが食べた料理と料理店(盛大コース対一品の割烹で、正反対)についてしばし報告し合ったのでした。 次回も季節の和食一品です。
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(2009-11-01掲載)