■ 「祇園にしむら」 2009年11月中旬 |
■ 「祇園にしむら」さんで、冬仕様のコースをいただきました。安定人気でカウンター満席、お部屋が幸運にも空いていて、初めて2階のお部屋に上げていただきました。お部屋だから、撮影用ライトを持ち込ませていただいての食事です。使い方もめくらめっぽうなんだけど、とにかくいいお料理はできるだけきれいに撮らねばと、勝手な使命感でメラメラです。(-_-;) 神をも恐れぬ買い物・・・プロ用の機材を買ったわたしを、みんな笑って~! (-_-;)(-_-;) 以下、15000円のコースです。●いつもの胡麻豆腐でスタートです。にしむらさんのコースが始まるなあと、チューニングみたいな気分。香りのいい胡麻ソースを、毎回おいしいと思います。しかし写真は・・・胡麻豆腐より、折敷の方が光っててどうするよね~。(-_-;)
●お椀はシンプルに鯛のみ。松竹梅がモチーフのお椀です。熱々の湯気湯気状態で供されます。吸い地を含めば、じわじわじわ~とおいしさが広がります。黙るしかないほどおいしかったお椀。
●とろ、鯛、うに。すごく質がよくて美味で、ペリエを飲んでいましたが、やっぱりお酒を少しいただきます。
●鯖寿司は千枚漬がのせられた冬ヴァージョン。持ち帰り用の鯖寿司の包みにも、冬は「八坂の雪」という美しい銘がついています。
●八寸はぱっと見て、「いつもと様子が違う!」という気がしました。八木明さんの青磁のフラットなお皿がまずきれいです。○柚子釜はこちらで初めていただくものです。中に、牡蠣(あらかじめ炊かれているそう)と貝柱と白菜と椎茸。少し甘い味噌。白と赤の味噌に、卵入りとのこと。○いくら ○くわいをすって揚げたもの ○にんじんと大根なます・・・ではなくて、にんじんと、なんと海老芋です。こんな海老芋の食べ方も初めて。水前寺海苔。下に菊菜と菊花お浸し。
●すっぽんスープに、にゅうめん、鶏卵(温泉卵)入り。熱々です。手のひらに収まる大きさの器です。
●持ち上げるとこんな。細いお素麺が、すっぽんのスープが染みてやわらかで、何ともおいし♪
●まながつおの幽庵焼きです。漬け込む時間を短くして浅い漬け方で、濃すぎないのです。ほんのり甘くてこれもお酒とよく合います。お皿は「天龍寺青磁」ということです。
●かぶら蒸しです。冬らしいお料理、温かそうでほんとうれしい。
●・・・けれどくずしてみたら、普通のかぶら蒸しではないの。もうぎっしりぎっしり蟹の身と味噌が詰まっていました。問答無用の旨旨で、けれどやわやわのかぶらに香りのいいあんが優しくとろりんとからみ、さらに底には塩焼きにしたさわらが隠れています。結局は優しいものをいただいたなあという印象で終わりました。熱々でしんそこおいしくてしみじみ満足、盛り上がりました。
●ご飯とお味噌汁とお漬物。
●デセールに、ぶどう(新種のマスカットとか?)と柿と洋梨=ラ・フランスでした。
●なんとも、すーっと流れのよい献立だったと思います。非常に気持ちよくいただけました。冬場の献立らしく身体をぽかぽかに温めるものが織り込まれていたし、冬の派手な旨み=蟹を使いながらも一見地味におとなしく、けれど染み入るようなおいしさでもって楽しませてくださいました。すごく大人な料理だと思うし、すごく器が美しいし、そういうことがやっとわたしも少しは分かるようになってきたかな・・・? 何度も書いているけれど、昔はもっと本当に強い料理ばっかり出てきたし、ご主人の西村さんはコワい人と思っていた~。本当はすごく優しい気配りに満ちた人だったのに。<(_ _)> また勉強の気持ちで伺います。撮影食事に付き合ってくれた友人にもとても感謝。こんな感じで可能な限り、また撮っていきたいとも思っています。まだまだ練習・・・<(_ _)>
●お椀はシンプルに鯛のみ。松竹梅がモチーフのお椀です。熱々の湯気湯気状態で供されます。吸い地を含めば、じわじわじわ~とおいしさが広がります。黙るしかないほどおいしかったお椀。
●とろ、鯛、うに。すごく質がよくて美味で、ペリエを飲んでいましたが、やっぱりお酒を少しいただきます。
●鯖寿司は千枚漬がのせられた冬ヴァージョン。持ち帰り用の鯖寿司の包みにも、冬は「八坂の雪」という美しい銘がついています。
●八寸はぱっと見て、「いつもと様子が違う!」という気がしました。八木明さんの青磁のフラットなお皿がまずきれいです。○柚子釜はこちらで初めていただくものです。中に、牡蠣(あらかじめ炊かれているそう)と貝柱と白菜と椎茸。少し甘い味噌。白と赤の味噌に、卵入りとのこと。○いくら ○くわいをすって揚げたもの ○にんじんと大根なます・・・ではなくて、にんじんと、なんと海老芋です。こんな海老芋の食べ方も初めて。水前寺海苔。下に菊菜と菊花お浸し。
●すっぽんスープに、にゅうめん、鶏卵(温泉卵)入り。熱々です。手のひらに収まる大きさの器です。
●持ち上げるとこんな。細いお素麺が、すっぽんのスープが染みてやわらかで、何ともおいし♪
●まながつおの幽庵焼きです。漬け込む時間を短くして浅い漬け方で、濃すぎないのです。ほんのり甘くてこれもお酒とよく合います。お皿は「天龍寺青磁」ということです。
●かぶら蒸しです。冬らしいお料理、温かそうでほんとうれしい。
●・・・けれどくずしてみたら、普通のかぶら蒸しではないの。もうぎっしりぎっしり蟹の身と味噌が詰まっていました。問答無用の旨旨で、けれどやわやわのかぶらに香りのいいあんが優しくとろりんとからみ、さらに底には塩焼きにしたさわらが隠れています。結局は優しいものをいただいたなあという印象で終わりました。熱々でしんそこおいしくてしみじみ満足、盛り上がりました。
●ご飯とお味噌汁とお漬物。
●デセールに、ぶどう(新種のマスカットとか?)と柿と洋梨=ラ・フランスでした。
●なんとも、すーっと流れのよい献立だったと思います。非常に気持ちよくいただけました。冬場の献立らしく身体をぽかぽかに温めるものが織り込まれていたし、冬の派手な旨み=蟹を使いながらも一見地味におとなしく、けれど染み入るようなおいしさでもって楽しませてくださいました。すごく大人な料理だと思うし、すごく器が美しいし、そういうことがやっとわたしも少しは分かるようになってきたかな・・・? 何度も書いているけれど、昔はもっと本当に強い料理ばっかり出てきたし、ご主人の西村さんはコワい人と思っていた~。本当はすごく優しい気配りに満ちた人だったのに。<(_ _)> また勉強の気持ちで伺います。撮影食事に付き合ってくれた友人にもとても感謝。こんな感じで可能な限り、また撮っていきたいとも思っています。まだまだ練習・・・<(_ _)>
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(2009-11-19掲載)
2009年11月 19日, dans 京都 和食09後半京都 祇園にしむら | lien permanent