◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

« ■ 「やげんぼり」で、すごく楽しかった夕食 | トップページ | ■ 「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア」で冬のパスタ »

2009年10月29日 (木)

■ 京都百味会による「百味展」@歌舞練場


1京都百味会というのは、1949年2月、京名物食品の復興を計ろうと開かれたもので、今年は60周年という記念の年に当たりました。京都のお菓子店や料理店の老舗約70軒によって、28,29日、祇園甲部歌舞練場で「百味展」が催されました。ほぼ5年に1度のイヴェントとのことです。どのようなお店によるものかは、こちらをご覧ください。いやもうびっくり、京都の伝統をになってきたお店が盛大に展示を連ねており、集中的に勉強した感じでした。ある料理店のご主人に連れて行っていただいたのですが、この方は何でも実によくご存じな上に、そこここでお知り合いやお客さまに会われてご挨拶の嵐状態。京都を支える人たちが一堂に会していらっしゃるのだなとわかりました。
23●お菓子の展示から始まります。各店が看板商品やスペシャリテや今回の「60周年記念」にふさわしい華やかな品を出品しています。
4●「百味会」のロゴを作っていらっしゃったお店も。
567●砂糖で作られたお菓子やお花など見飽きない美しさでした。
8_2●こんな感じでお菓子の部屋~お料理の部屋と何部屋もを巡って見るようになっています。来場者の方々の顔が明らかにわかる写真を避けるとこのセレクションになったのですが、実はもっとわんわんと賑わって、かなりな人出だったのです。
10●お菓子の最後の方で、菊を象った美しい展示があってうっとりしたり、
11_2●「とらや」さんはさすがに粋なプレゼンと感じ入ったり。
12●この大きなかぶらは~? 
\(゜o゜)/
13●「大藤」さんといえば蕪=千枚漬です。こちらの千枚漬は、「祇園にしむら」さんの鯖寿司に冬の間のっているのです。だから冬の間の鯖寿司は、八坂の雪というきれいな銘がついています。この後、とても撮れる量ではいと諦めて、(それとすごい数の観覧者で)料理屋さん部門の展示の撮影はほとんどなしです。<(_ _)>
1415●お茶席やおそばコーナーがあり、それが合間合間に楽しかったのです。こんなお菓子でお茶をいただき(立礼式でほっ♪)●おそばは「河道屋」さんです。
1617●最後に点心をいただきました。
18●何種類かあり、こんなのと
19●こんなの。小さいお椀がすっぽんスープ(「大市」さん)だったり、出店しているいくつかのお店の代表商品が詰められています。
20●有名な「いもぼう」です。昔伺ったのが懐かしい~。
連れて行ってくださった方が、とても高度な技術を持っていらっしゃるにもかかわらず、(教えていいような立場なのに)ひとつずつ食べながら「これ食べて勉強しますわ」というのでわたしはすごく笑いました。でもわたしの方は和菓子について、料理屋さんについて、もっと知らねばならん~、京都は本当に奥が深い。と思った1時間半ほどの時間でした。いい機会をありがとうございました。<(_ _)>
再び、京都百味会 貼り付けておきます。
************************************************************
(掲載:2009-10-29)

2009年10月 29日, dans 京都 イヴェント京都 和菓子 |