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2009年10月 5日 (月)

■ 「山玄茶」 2009年10月のお昼


1a■ サトコ・アゼガワ=長谷川さと子さん@関西日仏学館と、8月から約束していた「山玄茶」でお昼です。雑誌(「大切な人を案内する京都本」)の撮影で、友情出演してもらったのです。まずはペリエを飲みつつ先付、淡路のうにを使った、うに豆腐。上にもて菊、炊いたエリンギ、うに、酸味(すだち風味)のだしジュレ、ふり柚子。耳杯(じはい)という形の器。磁器に、漆を塗ったもの。しっかり冷えて口の中さっぱりとしました。
2a●お椀は葛打ちしたぐじ、海老入りひろうす、松茸、ほうれん草の軸、にんじん、柚子。椀だねはたっぷりなのです。吸い地も大変に美味です。
3a●お造りはサラダ仕立てで、鱧、鯛、帆立の生揚げ。(生揚げとは油で素揚げして水に取ったもの。)ベビーリーフ、胡麻、パプリカ、レタス、クリームチーズ。ちり酢にわさびを溶いて、上からかけて、ざくざく混ぜていただく。魚のおいしさと野菜のおいしさが響き合ってすてきなお皿です。
4a●鰆の幽庵焼き。柚子入り醤油たれで焼いた鰆、上にチェダーチーズ。すごくオリジナル。手前にしば漬、きゅうりとじゃこを炊いたもの。炊いたきゅうりは茄子のような食感。強いおいしさです。
5a6a●鰆がお酒を呼んでしまいました。「松の司」のひやおろし。秋ならではのお酒ですね。これものすごくおいしい・・・鰆に合って合って合っていけません。●ご主人の増田さんは、いつもながらにこにこと笑顔です。あれ? 胸元は?
7a●きゃーかわゆ。割烹着にこのペン、お茶目です。これ、どこかのシェフも胸元に差していらしたような。もらってきた?(笑)
8a●秋の風情の八寸です。すすきがあしらわれています。またお酒が合っちゃうじゃないの~。
9a●ガラスの器から時計回りにいきます。ガラス器に、汲み上げ湯葉、アボカド、長いも、菊花、穂紫蘇。菊の葉形の器に、鯖きずしに黄身酢、しめじ浸し、紅白なます、下にりんご。菊花形の器に、庄内麩山椒焼き、アスパラ、鴨ロース(中にねぎ)、むかごの素揚げ。すだちをくり抜いた中に、わたり蟹の和えもの、三つ葉と。生姜酢。楽しくて美しくてちゃんと全部おいしい八寸、すごいお手間だなと思います。
10a●油ものにはちり酢とわさび塩が添えられます。
11a●松茸、鱧、アピオスの天ぷら、湯葉巻きの素揚げ(中にれんこん餅入り)。アピオスとは青森産のお芋で、少し栗みたいな食感もあります。揚物うれしい。
12a●お料理の最後は柔らかに炊いた小かぶ(茨城産)です。
13a●鯛の素揚げ。白髪ねぎ。生姜。万願寺とうがらし。あんは中華風に甘酢あん。かぶらに甘みがまだ時季的に足りないから甘酢あんにしたということでしたが、十分かぶら自体甘かったです。普通のあんでもまったくOKです。
14a●そしてご飯の準備がされます。ここからまたひと盛り上がりします。
15a●蓋を取ってプレゼンされる、幸せな瞬間。増田さんはいつもにこにこです。
16a●つやつやのご飯、新米です。秋です、日本でよかったーーとしみじみ。
17a●まず一膳目です。炊きたてほわほわです。見るからにおいしそう。
18a●つやつやのご飯を、なんとか上手に撮れないかしらんと頑張ります。難しい。(*_*)
19a●二膳目、おこげのパリパリ、そしてしっとり甘みを増したご飯を楽しみます。心からおいしいご飯です。
20a●おこげの部分を塩でいただいたら、盛り上げるようにおじゃこをのせます。これ増田さんがのせてくださったから、皆さん、ここまでのせていいってことなのよ(笑笑)。余分な甘みも醤油風味もつけず、ただ山椒がきいて、わたしはこのおじゃこを本当においしいと思います。
21a●ああ~、食べ過ぎだけど3膳目、ほんのひと口をお茶漬けに。何とも何とも染み入るようにおいしいご飯でした。
22a●いつもの「うすたれ」のお味噌汁です。あさり入り。赤だしですが繊細で上品です。
23a●デセールその1:洋梨のコンポート、巨峰、レモンソルベ、ブルーベリー。煮汁のジュレ。
24a●デセールその2:もなか。
25b●中はアイスクリームと小豆。必ず小豆ものが出てきますね~、増田さんご自身がお好きだからですね。というわけで、今回も全皿美味、言うことなし、しみじみおいしくて気持ちも温かくなって大満足だった「山玄茶」さんでした。お昼は5500円からですが、以上は少しいいものにしていただいて、7000円のお料理でした。
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(掲載:2009-10-05)

2009年10月 5日, dans 京都 和食09後半 |