●「オーグードゥジュール」で打ち合わせデジュネ |
■ 麹町の「オーグードゥジュール」へ、ものすごーく久しぶりに。文藝春秋「CREA」の打ち合わせがてらのデジュネです。編集長井上敬子さん(京都出身!)と、編集部員井戸川恵子さんと共に出かけて、伺う前からすでにすごくうれし~。デジュネは何コースかありますが、前菜を2皿選べるムニュB(前菜2皿、魚か肉料理、パン、デセール、食後の飲み物で 3600円+税)をいただきました。
●前菜ひと皿め、5種類から選択した、ヴァーミセリーとスモークサーモンのサラダ 冷たいガスパッチョと共に。アボカドのピュレもからんで、涼しくも結構味濃い、そしてパスタですから「おしのぎ」かという感じ、しっかりボリューム感もある前菜です。
●前菜2皿め、これも選択で、味来(みらい)コーンの冷たいポタージュです。これは本当に旨みたっぷりで、はちみつでも入ってる? というくらい甘いけれど、コーン本来の甘味とのこと。これもボウルになみなみと、量感があります。繊細優美な味で器もフェミニンなんだけど、量は食べさせるぞというのが明確。
●皮はパリっと香ばしく、そして身の、柔らかでジューシーで香り豊かであること。じゅわじゅわと旨みがあふれ出てきて、「旨い旨い旨い」と思いながら味わいました。肉質の良さ以上に、焼き方がまたジャストジャストなのだと思います。ワインっ気なし、ペリエ飲みつつのマジメランチ(?)だったけれど、わたしこの鶏肉いただきながら別次元にすっ飛びました。それくらいおいしかった。
●デセールも選べるのがいいです。お昼のフレンチのコースで、食後にしばしば登場する色とりどりの(=味も香りも散漫な)デセール盛り合わせというのをわたしは憎悪しているのだけど(笑)、3種類から選択可能な上にガトーショコラ、グラスヴァニーユ添えがあって、また猛烈ポイントが高い! こういう風に供されましたが、
●ちょっと角度変えて撮ってみたり。 ショコラの香り高く、しっとり美味だったのです。仮にショコラでなくても、デセールも、はっきり何食べたか記憶に残るものがいいです。(ショコラがいいけれど。)この後アンフュージオン(ヴェルヴェーヌ)で締め。
●オーナーギャルソンの岡部一己さん! すごく久しぶりだったのに、見るなり思い出してくださって感謝いたしました。サーヴィスの鑑です。わたしこのお店は6年ぶりとかだったし、岡部さんの他のお店でも、三田の「Minobi (ミノビ)」を3年半ほど前に取材させていただいたきりだったのに。改めて尊敬いたしました。実は京都近郊ご出身でいらしたとわかって、京都あちこちご存じだということもわかって、「京都にいらしてください!」とすごくお誘い。
●こちらは「CREA」編集長、井上敬子さん=イノマル、いのけいさん、あるいはケイポン。濃い味好き濃い男好き生き方も濃ゆい~! なのに京都顔をしている不思議(笑笑)。そして、もうひとり一緒にいたのが井戸川恵子さん、かわいらしい人なのに写真掲載はいやなんだって。もったいない。打ち合わせだったけれど、校了後の女性編集部員のすごい行動など笑い転げるエピソードをたくさん聞きました・・・全部公開できればいいのだけど~。
●こちらは文藝春秋社内にお訪ねしたキヨシ君改め西川清史さん。変わらぬ話しぶり、うれしそうに、ニターときわどい話をなさる様子に、わたしは「あ~変わらん。けれどお元気な証拠だ。よかった(-_-;)」という気分。けれど実は、わたしにとってはとてもありがたい恩人なのでした。<(_ _)>
(2009-07-03)
2009年7月 3日, dans 東京 フレンチ | lien permanent