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2009年6月18日 (木)

■ 「紫野和久傳 大徳寺店」の新しいコース:予告編


1 いろいろであふれていて、わらわらあたふた。(-_-;) 今、きっちり写真を組めない状態なので、とりあえず写真2枚だけアップします。「紫野和久傳 大徳寺店」のコースがあまりにもよかったのです。良心のかたまりみたいなお料理をいただいたのです。医食同源の菜食料理である典座(てんぞ)コース、以前もお見せしたことがありますが、(わたしの本「京都 美味案内」p 30にもあります、)先週から新しいコースを始められたということで、行かねばなりません。平日(月曜定休なので、週に火曜~金曜の4日間)の11時~14時LOに限って、2625円で典座コースをいただくことができるのです。従来の5250円とはもちろんお皿数が違いますが、それでも食材は同じはずだし・・・。
●いただいてみたら、なんだかもったいないような、カリテプリよ過ぎるコースでした。「このお値段でこんなにいただいていいのだろうか?」って感じで。この美しい炊き合わせ。若葉を思わせる緑色の鮮やかな揚げ豆腐や、やわらかな冬瓜に、とろりんとしたあんです。品よく優しい味わいで、だしの香味はしみじみ、染み入るようでした。
2●そしてこちらは今年の「紫野和久傳」の新作のお菓子、「笹ほたる」です。当初のものからまた少し進化して、抹茶羊羹の中で光るほたる部分(ほうじ茶ジュレ)が少し小さくなって、蛍が飛んでいるような意匠により近づいていました。これはおいしいしきれいだし、すごい名作だと思います。他に「希水(きすい)」という、「西湖」に似た新作もあり、改めて全アップの時にお見せいたします。
●この2625円のコースは、お椀、八寸(盛りだくさん)、炊き合わせ、飯蒸し、自家製お漬物、お菓子という構成で、1時間ほどでいただけます。これは、「いい食事をしたいけれど、せっかく京都に来たのだから、甘味処も行きたいしカフェも行きたいし夜も詰まっているし、どうすればあああ?(ムンクの叫び顔)!!」みたいな方にも、本当に重宝されると思います。そして、これを味わったら、5250円の従来のコースも必ずいただきたくなると思います。身体にいいし、けれどしっかりメリハリがあるから菜食とはいえ食後はちゃんと充実感があるし、けれどもたれることもないし。またいただきに伺いたいと思いました<(_ _)>
15_2「紫野和久傳 大徳寺店」 
電話 075-495-6161
京都市北区紫野雲林院町28 (北大路通 大徳寺前交差点 北東角)
★新しい典座料理のコース(2625円)は平日(火曜~金曜)の11:00~14:00 LO
予約が望ましい。
★典座料理(5250円)は1日6回で、だいたいこの時間を目安に要予約。
●10:00 ●11:45 ●13:30 ●15:15 ●17:00 ●19:00 
★朝の9:00~11:30LOは茶粥(2100円)もいただけます。
月曜休(祝日の場合は営業、翌日休み)
物販は10:00~18:00
カウンター10席 全席禁煙◎
予約が望ましい

2009年6月 18日, dans 京都 和食09前半 |