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2009年6月24日 (水)

■ 「日本料理とくを」で気楽アラカルトの夜


1a■ 先週の終わり、東京の京都館にお勤めになる岩城千恵子さんと、京都リビング新聞社藤田晶子さんという、まばゆいキラキラ☆☆☆ゴージャスなメンバーで夕食となり、選んだのは「日本料理とくを」さんでした。月に一度の京都お里帰りの千恵子さんには特に、自由に選べるアラカルトがいいのではないかしらん~? そして、わたしもアラカルトが楽~♪ というのが本当のところで。まずはいつもの3点盛りの先附です。●鱧の翡翠寄せ、丹波の黒豆の生湯葉とうに、蛸のやわらか煮。生湯葉とりわけ美味でした。わたしは蛸は要らんので、すごくごめんなさいの気持ちで箸をつけず置いておいたのですが、「あ、江里さん蛸ダメでしたか? 僕も蛸アレルギーです」って徳尾さん言ったから拍子抜けしたというか、気が楽になりました。わたしは蛸のヴィジュアルと食感が好きじゃないけれど、でも食べようと思えば食べられるのです。でも徳尾さんは蛸で本当に身体的にアレルギー症状が出るのだと。甲殻類(=海老や蟹など)アレルギーってよく聞くけれど、蛸アレルギーは聞いたの初めてで、いろいろあるなあと。
2a●鮎の塩焼き。ひとり2尾とお願いして焼いていただき、
3a●香ばしくて塩気ほどよくていい感じ。たで酢まろやかでした。くいくい飲めました。
4a●白ずいき吉野煮。ずいきしゃりしゃりと、たっぷりたっぷりで大満足。今の時季食べずにいつ食べるう?
5a●賀茂茄子揚げ出し。油ものも摂取して、体力をつけましょう! (・・・って、つき過ぎているのだけど。)
6a●山葵で食べる和風ステーキ。これもマストです。脂みの少ない、けれど旨みたっぷりの牛肉です。山葵と塩味ですっきりしたおいしさです。他のお皿との調和をひとりくずすことなく、和食店でいただくにふさわしい肉です。
7●すっぽん雑炊。3人いるのですもの~、ゴージャスなメンバーなんですもの~、すっぽんのお雑炊いただいてもいいと思うわ。ぐつぐつの煮え煮え状態で来ました。思わず動画撮ったくらい、ずーっとぐつぐつしていました。
89●すっぽんスープにとろりんと玉子の雑炊、これはほんとーに滋味に満ちて、身体に染み入るという感じで美味でした。締めにこの贅沢感、よかったわ♪ ●添えられたお漬物。
10a●デセールには「とくを」さんのオリジナル、白味噌シャーベットです。よくこの味出せたなーと思います。「とくを」さんにいらしたら、これはぜひ味わってみてください。優しく甘くて、でも少し塩味で、すーっと冷たくて、余韻さわやか。夏の間これだけ店頭売りされてもはやるだろうな~。思い出してもまたいただきたいです。
1112●女将の小百合さんの手書きのお品書きです。好きにいただけるアラカルト、シンプルなようで技のあるお皿が量もほどよくいただけて、ばしーっとおいしくて、すっかり満足いたしました。女王さまなど華麗なおねえさま方のお買い物話がまた夢を見ているようにすてきで、けれどかなり笑えて・・・楽しませていただいた夜でした<(_ _)>
(2009-06-24)

2009年6月 24日, dans 京都 和食09前半 |