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2009年6月21日 (日)

■ 「紫野和久傳 大徳寺店」の新コース全容


1a2a先日ご紹介した「紫野和久傳 大徳寺店」の新しい典座コースの全容です。平日11時~14時の典座(てんぞ)コース 2625円。大徳寺の近く、端正な店内でいただけて、このコースが2千円台って、ほんとあり得ないようなことです。ありがたいというか、もったいないというか。席に着いたら、まずは赤紫蘇の少し甘いジュースでもてなされます。ほっとして、食事に向けて期待いっぱいになります。
3a●白味噌汁です。とろりと甘く、はんなりした味わいです。ころんころんと見えているのは、
4a●胡麻豆腐をお団子状に丸めたものです。ふんわり雅です。
5a●八寸がこんな器で供されます。
6a●上から、①はすいもとぜんまいの胡桃和え、②賀茂茄子の田楽、木の芽味噌、③酢取りのみょうがとれんこん。
7a●いたどりとスナップえんどうの酢の物。
8a●揚げ物は、干したかんぴょう、干し椎茸、高野豆腐、乾燥麩、ごぼうなど。
9a●炊き合わせ。こんな風に出てきますが、写真としては、
10_2●この方がおいしそうに見えるかなーと思って横から撮ってみたり。食感がわかるような気がして。
11a●朴葉にくるまれてご飯登場。
12a●葉っぱを開くと、新生姜のご飯です。
13a●お漬物。ひょうたんもしば漬も、すべて自家製です。手前の葉っぱは「うこぎ」というもの。
14●こちらが新しい季節のお菓子、「笹ほたる」です。抹茶羊羹に、ほたる部分はほうじ茶のジュレです。これは即席偽ライティングをします♪ この「笹ほたる」か、もう一種類かが供されます。もうひとつのお菓子とは・・・
15a●こちらも新しいお菓子です。看板のれんこん菓子「西湖」と似ているようだけれど、よく見ると結ぶひもが少し違ったていたりします。
16a●笹の葉を開くと、透明な、清らかな水がそのまま形になったようなお菓子です。銘を「希水(きすい)」といいます。おおばこを原料に、りんごの香味も漂います。ひんやりとして、つるっといただけて、なんとも爽やかなものです。
17a18a●料理長の中村茂雄さんです。週に2~3回は山に行って素材を求めていらっしゃいます。洗練の菜食に徹する、他の「和久傳」のお店と違うこのお店に、中村さんは本当にはまっていると思います。ご本人にとってもお仕事にとっても幸せな例だと思います。
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「紫野和久傳 大徳寺店」 
電話 075-495-6161
京都市北区紫野雲林院町28 (北大路通 大徳寺前交差点 北東角)
★新しい典座料理のコース(2625円)は
平日(火曜~金曜)の11:00~14:00 LO
予約が望ましい。
★典座料理(5250円)は9:00~
19:00LO 
★朝の9:00~11:30LOは茶粥(2100円)もいただけます。
月曜休(祝日の場合は営業、翌日休み)
物販は10:00~18:00
カウンター10席 全席禁煙◎
予約が望ましい
1996年8月開店
http://www.wakuden.jp/ryotei/murasakino/index.html
(2009-06-21)

2009年6月 21日, dans 京都 和食09前半 |