

■ 割烹や和食屋さんの写真が溜まり過ぎていて、どどどと出していきます。「
岩さき」さんもしばしば伺いたいお店で、現実にはしばしば伺えてないのですが、せめて季節ごとには~、と思っています。10日ほど前のお昼に、8400円のコースです。

●先附に鱧の落とし、白きくらげ、水たまきゅうり、みょうが。一気に夏の気分になります。

●とり貝、アスパラガスに黄身酢。こちらもさっぱりと。とり貝おいしい時季になってきたのですね。

●お椀が寄せ玉子。鱧の吉野打ち(=葛打ち)。お椀おいしー♪ 京都ばんざい。

●お造りが出てきて、

●しまあじ、とろ。

●焼き物が、すずきの油焼き。

●油を流すように冷たい稲庭うどん。もずくと。

●お鍋がプレゼンされます。鯛、茄子、引き上げ湯葉、じゅんさい。

●分けていただいたらこんな。さっぱり系の炊きものの後に、

●牛ロースのしゃぶしゃぶ。胡麻だれと。

●おだしのおいしさの後に、肉もおいしい。あれこれ食べて幸せ。

●土鍋ご飯が女将の早江子さんによってプレゼンされて、


●ご飯に、お味噌汁。すっぽんだしで炊かれたちりめん山椒が添えられます。

●デセールに自家製わらび餅とすいかでした。夏の気分たっぷりのコースでした。こぢんまりしたお店で温かくもてなしていただいて、おいしくて、いつも幸せな気分になれます。ご一緒いただいたのは最近シャンパーニュの騎士となられた方で、
こんなイヴェント(「
ギャラリーグレース」の店主・
しのちゃん紀信がきれいに写真を撮っています。)をされる少し前のことでした。バリバリ洋ものだけお好きな方と思っていたのだけど、実は和食と日本酒が大好きって、少し意外ではないですか?(わたしも驚いた。\(゜o゜)/) この日の朝7時の時点でベロベロ状態に酔っていらしたということなのだけど、びしっとひとつお仕事を済まされたてからいらしたとのことで、それも驚いた。「僕は礼儀正しいアル中です。」だって。
●「岩さき」さんでは、発送用の魚の味噌漬(今の時季は鱧)を始められました。西京味噌に漬けられて、冷凍状態になっています。ほどよい漬かり具合で届きます。室温にならしてフライパンで焼くだけで雅な味が楽しめます。予約をすればおみやげに持ち帰ることも可能なはずです。どうぞお問い合わせを。
「岩さき」
電話 075-212-7800
京都市中京区釜座通御池上ル東側 723
11:30~14:00、17:00~21:00 日曜休み
カウンター7席、個室(掘りごたつ式カウンター)5席 全席禁煙◎
要予約 昼3675円~、夜8400円~
2007年2月開店
(2009-06-21)