■ 「上賀茂 秋山」 2009年 初夏のコース |
■ 毎日食べに行く予定が入っていますから、写真をわんさか溜め込まずにとにかく出していきます。この前の記事=コースの3軒連続アップがわりとかなりの作業量になってしまって、ちょっと反省したのよわたし。(*_*) コースものはデタイユを覚えているうちに写真を整理して料理の内容を打ち込めたらベストです。それでこれは食事から比較的早い(数時間以内!)のアップです。さきほど伺ったのは、少し久しぶりだった「上賀茂 秋山」さんです。夜の1万円くらいのコースです。待合でしばし紫蘇の香りのお湯をいただいてひと息ついたらカウンターに案内されます。●鱧の落とし。美山のこごみ、地のトマト、スナップえんどう、うど、じゅんさい。とり貝を刻み込んだきゅうり酢と。爽やかで、ひと皿で感動モードになりました。
●朴葉に、①野生の三つ葉とうに、②明石の鯖の刺身、③明石の鯛、④鱧の尾の方を菜の花ぬか漬と和えたもの。藻塩、すだち、醤油。鯖の刺身は島らっきょうの塩漬と。鯖も鯛もぬか漬け和え鱧も、美味。塩らっきょうってのがまた鯖とよく調和して、お酒飲め飲め的です。
●①さざえ形の器に、スイスチャード、カリフラワー。グリーンピースをつぶして和え衣に。②にし貝を、いかなご醤油(魚醤)で炊いたもの。ブロッコリー、貝の肝と味噌を合わせたもの。③ガラスの器に、明石の蛸、生のり、美山いらくさ。土佐酢ジュレと。④さわらのからすみ。
●お抹茶で締めです。多彩な食材の組み合わせの妙で、ものすごく楽しませていただきました。けれどおだしはほっとする味だし、基本のご飯がメロメロにおいしいしで、すべてのバランスがほんといいのです。洗練と野趣、それぞれの程のよさも抜群だし。オープンして3年と少しになられますが、わんわんと満席で、ますますの人気ということがよーくわかったのでした。データは、わたしの本「京都 美味案内」(重版できました~!)のp10をご覧くださいませ。<(_ _)>(2009-06-09)
2009年6月 9日, dans 京都 和食09前半 | lien permanent


















