■ あまりにも写真が溜まり過ぎなのです。伺いながら出せていないところが多過ぎ。いや写真があるだけ(=伺えただけ)いいのです。ご無沙汰していてお伺いすべきところも多過ぎです。<(_ _)> でも胃袋ひとつだし、腸も1本だし(多分)。ほんと少しずつでも、1軒ずつ伺います。さて5月下旬に伺った
「祇園 末友」さんです。5月の、端午の節句ヴァージョンというのに、写真点数が多くて、出すのが遅くなりました。<(_ _)> お値段の見直しをされたということで、夜は15000円(+サ10%+税)のコースになさったとのことです。いくら価値があっても、今の時勢は全般にとても厳しいですから、もっと皆さんにおいでいただけるように考えられたということでした。


●ウエルカムドリンクをひと口いただくうちに、素材プレゼンもされて、だんだん18:30一斉スタートの時間となります。

●まずは手前右側の黄金の杯に、お酒をひと口。●(左の小皿)新なすに、胡麻だれ、上からも胡麻たっぷり。

●八寸。冒頭の写真のように2人分の盛り込みで出てきます。手前に、小芋のきぬかつぎ、よもぎの葉に甘い衣をつけて揚げたもの。

●お椀は、

●あぶらめ。まずはこのまま吸い地の風味を楽しみ、それから梅干をくずしつつ梅の風味を混ぜながらいただきます。青海苔がほんのり香りを添えています。

●舟の形のお皿にお造り。鯛、車海老。もみじおろし入りのぽん酢、醤油と。

●お造りの車海老の頭を焼いたの。

●こならの葉に、いわなしを梅酒漬けしたものが松葉に刺されてあしらわれていて、

●葉の下には、秋田の新じゅんさい。

●琵琶湖の若鮎を、きゅうり酢と。串打ちしないで焼いた鮎。

●焼き物は外で焼かれて、うなぎの塩焼き。大根おろし、わさびと。

●塩焼きの後、甘辛い味で。(わたしはこれは見てただけ。)

●サラダ仕立てで、間人(たいざ)のあおりいか、子持ち昆布。静岡のフルーツトマト、新玉ねぎ、かいわれ、クレソン、黄にら、松の実、キウイソース。

●和牛ロース、新玉ねぎ、新ごぼう、花山椒の小鍋。

●水茄子などお漬物。全部自家製。

●土鍋で炊きたてご飯がプレゼンされます。

●筍ご飯。細くジュリエンヌに切ってあって、よくご飯になじんでいました。だし味が強過ぎることなく、筍の香りが生きていました。味噌汁も付きます。

●デセールに、なんとショコラのアイスクリーム。\(゜o゜)/ココナッツソース。パイナップル、さくらんぼ、ぶどう。


●竹筒で、ちゅるっと口で吸う水ようかん。●お抹茶で締め。★15000円(税サで17325円)でこれだけ楽しめれば十分に充実感のあるお料理だと思いました。以前のハデさやけれんみも十分残しながら、割烹料理としてこの値段でカリテプリOK、と思いました。とにかく胃のスペースをたっぷり確保して出かけるべきです。華やかなだけでなく、ものすごく量感のあるお料理ですから。
(2009-06-07)