■ ヤサカタクシー 四つ葉を4度見た1週間! |
■ 全国100万人の読者の皆さま、本日はヤサカタクシーの話。本当はわたしの本、「京都 美味案内」にもコラムとして入れたかったくらい大好きな四つ葉です。(どうやってもスペースなしで諦めたのです。ホテルと唐紙とお花だけは死守して何とか入れたのですが。)5月10日~16日の7日間に、4度四つ葉を見つけて大喜びです。ちなみに「ヤサカの四つ葉」とは、三つ葉マークが目印であるおよそ1400台のタクシーのうち、4台だけが四つ葉マークになっています。見つけると(乗るとさらに)幸せが訪れる、というものです。●5月10日の夕方、御池通、京都市役所前です。きゃーと思ってカメラを激速で取り出しました。ちょうど信号待ちだったからよかったわ♪
●こちらは5月13日夕方、お花を買って寺町通を下がってきたところで、御池通をはさんで、向こう側にいたわ! 望遠最大で走り去るところをキャッチ! 肉眼でも見えなかったのに、撮った画像を拡大したら「7324」とわかって、わがカメラ=Canon G10 をなでなでしました。
●そして、5月16日、20時半過ぎに木屋町三条交差点で再び「7212」を。先日と同じ場所で同じナンバーだったのですごい偶然です。雨だったからカメラをかばいつつ、いつもよりちょっとトロい動作をしているうち目の前を走り去っていって、撮ることあたわずでした。ざんねーん。また現れてね。
●で、四つ葉を4度見たわたし、幸せだったか? って考えたら・・・本が京都のベストセラーに入って狂喜したし、やっと重版になってうれしかったし、すてきな新店を訪れられて幸せだったし、いつも行くお店でもおいしくて幸せだったし、そんなお店に一緒に行ってくれる友達にも恵まれていたし、イラストレーターを導入、教えてもらって少し進歩した気持ちになったし、その他も1週間いろいろの親切をいっぱい受けたしで、改めて数えたら本当にものすごく幸せだった1週間でした。幸せの方をクローズアップして考えましょう、と思ったのでした。わずかひとつでもうまくいかないことがあったら、つい通奏低音のように響いてずっと気になってしまうものだけど、それはよくないですよね。
●わたしがものすごく信頼しているある方から、ある時言われたこと。理不尽という言葉について。なんでわたしがこんな目にあうの? みたいに、理にかなわないという時、マイナスイメージで使われる言葉ですよね。その人いわく、「理不尽に嫌われちゃうとか理不尽に損をしちゃうとか、確かに人生にはあります。でも、まったく縁もなかった人からよく思われて、何のいわれもないのに親切にしてもらうと、かわいがってもらうとか、特別に気にかけてもらうとか、そういうこともあるでしょう? それもまた理不尽なことよね?」と。つまり、マイナス方向の理不尽だけではなく、プラス方向の理不尽もあるということ。言われてみればほんとそうです。ぱっと出会ったばかりの人から、親切にしていただくことがありますよね。あるいは、お会いしたこともないのに、ひたすら応援してくれる人とかよく思ってくださる人。親類でもないのに、心から親身になって話を聞いてくださったり助言をくださったりする人。どんな出会いも理屈を超えてありがたいものだし。思い返したら、人生はプラスの理不尽の方がよほど多くて今まできたなあと思えます。感謝しなければいけません。<(_ _)>
(2009-05-18)
2009年5月 18日, dans 京都 四つ葉 他ヤサカタクシー | lien permanent