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2009年5月19日 (火)

■ 「テラスレストラン フェリエ」でマクロビオティックのディネ


1a_2京都ブライトンホテルのテラスレストラン「フェリエ」で先週いただいた期間限定・6月30日までの「フェリエ流 マクロビ・ディナー」です。マクロビオティックとは? (以下いただいた資料をまんま写します。)玄米菜食を中心とした食事によって、人間が本来持っている自然のバランスを取り戻そうとする健康法。近年、ハリウッドスターや海外セレブが実践していることで注目を集めるようになりました。この日本生まれの食養生法をフェリエ風にアレンジしたのが今回のマクロビディナー。食材の持ち味を生かした、おいしく、からだにやさしいメニューです。つまり、いつもの絶妙な肉の焼き加減とか才気あふれる食材の組み合わせとか、そんなんではなくて、ほんと~にヘルシーなお料理が、肉の100分グリヤードをするのと同じシェフの手によって作られるということに、わたしは興味津々だったのです。まずは小さなグラスにアミューズのような飲み物がひと口、供されました。●ナチュラルドリンク(ほうれん草、りんご、レモン)。 口の中をさっぱりと。
2a_2美山産 豆乳のブランマンジェ風 大根ドレッシング、胡麻風味。少しシノワーズな感じかしらん。豆乳の香り強いです。
3a_2初夏の青豆スープ 緑野菜和え 一番搾り ヴァージンオリーヴオイルの香り。鶏のブイヨンではなく、昆布だしがベースとのこと。緑野菜たっぷりで、おくら、いんげん、グリーンピース、せり、ブロッコリーなど。これはおいしかった~!
4a_2●緑野菜がびっしり入っています。香りよくて豆や野菜の味が濃くて、すごい名作。定番でメニューに載せていただきたいです。
5a_3根菜の煮込み 味噌風味のソース和え パスタ、小海老、帆立貝柱のオリーヴオイル焼き 水菜添え。デに切ったにんじん、ごぼう、大根を味噌で煮込んだものがパスタにからんでいます。このお皿だけ海老と帆立という動物性のものが添えられていました。いいのかな? いいんだって。全体のバランスがよければ、肉や魚がダメってもんでもないらしいです。だから完全お精進ではないっていうこと。
6a_28a_2玄米と小豆の発酵茶粥 蓬生麩の春巻き いろいろな薬味 醗酵茶添え。いろいろな薬味、とありますが、おじゃこや昆布はとなりの「蛍」からもらってきたのかと思っていたら(笑)、なんとシェフのたっきー=滝本将博さんがこれも炊いているっていうではないの。何でもやるねー。\(゜o゜)/
7a_29a_2●発酵茶で炊いたお粥、かなりおいし。さっきのパスタ少なめにして、こちらを丼一杯でもいいかも。しゃりしゃりと、みょうが、大葉、ねぎ入りです。●そしてお漬物まで添えられていました。\(゜o゜)/
10b11bドライハーブティー。2種類から選べます。すっきりパッチリ系とやさしい系と。目をさまして仕事しないといけないからすっきり系を選んだ・・・と思う。(ちょっとおぼろ。)
12a_2比良山麓 柑橘ハーブジュレ 季節のフルーツ ミントの香り。いちご、キウイ、グレープフルーツ、メロンにハーブのジュレ。まことに爽やか、軽やかなディネでございました~♪ 以上、ひとり4800円、税サ込みで5544円です。うーん、いつもの「フェリエ」料理を食べに行くと思って出かけてはいかんけれど、この手のお料理にしてはしっかり美味である、ということです。ほんとおいしかったです。けれどまあ、ほんとーの気持ちを述べると(笑)、早く「ヴィ・ザ・ヴィ」のお料理を、あの絶妙な火加減の肉を、シャリオにずらりのフロマージュをまた食べたいわ♪ というような感じでした(笑笑)。いや較べるものではないです、そもそも! すらりと美しいシェフさま(と言っておこう)が、あの肉を焼きつつ(この日も「ヴィ・ザ・ヴィ」はもちろん満席、)おじゃこも炊いて、このコースを作っていることがすごいのです。ちゃんと逃さず食べて満足したフェリエの夜でした。一緒に食べてくださった林惠子さん、惠子さんの横でわりとおとなしくしていておかしかった小山明美=あけ~みに感謝。<(_ _)>
(2009-05-19)

2009年5月 19日, dans 京都 ホテル |