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2009年4月 3日 (金)

■ 「御幸町つばき」で春の一品料理


1a 先日のある日のこと、東京から同業のフリーエディターでライターである礒崎西施ちゃんが取材で京都にやってきたので、しばし際限ない作業から抜け出して夕食です。西施ちゃんが「軽いめで」ということだったし、わたしの方も気持ち的にコースを食べる余裕がなく、できるだけ家から近いのが望ましく、でも絶対おいしくなくちゃ~! というわけで「御幸町つばき」です。かろうじて空席があってラッキーでした。春らしいアミューズが、●うどとわらびとたらの芽に、おろした山芋。
2a●ここからが注文したもので、ほたるいか、酢味噌とだしのジュレ。時季のほたるいかを食べずにいられましょうか~?
3a●のどぐろ焼いたの、筍も焼きで。つけ焼きで味染みています。どちらも旨みたっぷり。
4a●はまぐりのお椀。すごくいいおだし。吉野仕立てで、とろりとしています。
5a●稚鮎かもろこか? 東京でもろこは珍しいから、もろこを唐揚げにしていただきました。もろこは繊細な味で、おいし。焼きか揚げか一瞬迷ったけれど唐揚げにしていただいてよかった♪
6a●最後ににゅうめんです。絹糸のように細いお素麺に、品のいいおだしが張ってあって、すだちの輪切りがたっぷりと。すごくいい香りでした。
7a●以上をさささといただいて、ふたりでお酒1合だけ飲んで数千円。とても満足感がありました。一品たくさんの中から選べるのがいいし、おいしくて、気楽な雰囲気でおしゃべりを楽しめて、「御幸町つばき」はほんといいなと思います。お腹いっぱいになり過ぎることもなくてすぐに仕事に戻れて、何もかもよかった晩でした。この日も1階カウンター満席、2階も会合の宴席とかで、わんわんと人が入っていました。カリテプリがいいお店は、景気に関係なくはやっているというよい例です。良心的な営業、いつも偉いと思います。
(2009-04-03)

2009年4月 3日, dans 京都 和食09前半 |