■ 高台寺へ移転・新装開店した割烹「吉膳」 |
■ 祇園富永町で17年間にわたって愛された割烹「吉膳」が、13日、祇園の事始の日に移転・開店なさいました。おめでとうございます! のれんの前でにこにこの笑顔なのが店主の岡本佳幸さん(右側)、そして今回から2人体制になって、岡本さんを支えることになったスタッフの橋長紀之さんです。おふたりは「鳥居本」での修業時代に、先輩・後輩の関係だったそうな。
●移転先は下河原通から高台寺に上がってゆく道にあります。「高台寺和久傳」の斜め前です。元民家だったところが更地になっていたそうで、昨年秋にその場所と出合って購入を決められ、新築なさったとのことです。だから何もかもピカピカ♪
●カウンターで、おきまりコースをいただきます。昼11000円、夜12000円(いずれも税サ込み)。昼夜とも料理は同じですが、お昼は気持ち、サーヴィス価格にしているとのこと。ただしお昼は2日前までの完全予約制です。事始の後ということで来年の干支の「丑」の器で食前酒をひと口。そして酒肴が並びます・・・



●お揚げと白菜を炊いたのにいくら、●番茶で炊いたなまこ、●牡蠣の炊いたのにねぎ味噌、●まながつおの骨せんべい、●たいら貝貝柱をさっと炙ったの。日本酒がぴったりです。夜なら熱燗でずりずりとゆっくりしそう。
●かぶらみぞれ椀です。百合根饅頭には、穴子、海老、白身魚、椎茸入りです。もうしみじみ、じんわりおいしいのです♪ おだしおいしい、かぶらみぞれ美しくて温まる、百合根饅頭は香ばしくて中身ぎっしり美味のかたまりです。
●ふぐを、てっさではなくぶつで。岡本さんいわく「薄いのでは食べた気がしない」と。白子ソースや刻み芽ねぎやもみじおろしを、添えられたぽん酢と共に和えてぐしゃぐしゃっと混ぜて食べていいと言われ、その通りにしました。なんだかうひひひ・・・と笑いがこみ上げてきちゃう冬の味。
●鯛のおこわ蒸しです。これは年中必ずコースに組み込まれる「吉膳」定番のスペシャリテ。もち米を蒸してからいったん冷まし、ぐじを入れてだしを張ったものです。さらさらとお茶漬け感覚でいただける一品。お米の、何ともほどよいアルデンテ感がいいのです。
●デセールも以前と変わりません。洋梨のジュレ寄せと黒糖のソルベ。ご飯の後、いいタイミングでチャッと出てくるのです。お仕事が以前と変わらずシステマティックです。料理も、コースの内容は以前と全く変えないということです。「吉膳さんに行けばあの料理が食べられる」というお客さまの長年の予定調和な安心感を裏切らないわけです。17:00~20:30LO・22:00閉店
不定休
不定休
2008年12月 14日, dans 京都 和食 | lien permanent

















