■ 「草喰なかひがし」 2008年12月のコース |
■「草喰なかひがし」さんに、ひどく間を空けずに伺えてうれしかったのです。前回から2か月ぶり。12月半ばのある夜、おしゃれな友人と共に伺いました。夜の13000円のコースです。まず八寸から始まります。落ち葉があしらわれ、初雪の風情の八寸です。
■あしらいの葉っぱを少し動かします・・・●かぼすの中に、「冬至のかぼちゃは無病息災」なのでかぼちゃ。赤かぶみぞれ和え。かいわれ大根、金時豆。●笹の葉に、堀川ごぼうのひげ根飯蒸し、奈良漬。●卵黄の味噌漬。●左京区の鹿の燻製をりんごにはさんだもの。●くわい煎餅、栗のきんとん、中にぎんなん。●戻りかつおのなまぶしを炊いたもの、ひば山椒をかつおぶしと炊いたもの。●ブロッコリーは「初見雪」で氷餅で雪の風情に。●さやの豆は黒豆で、生のままフライパンで30分素焼きにしたもの。甘くて香ばしくて、栗のような食感。
●煮えばなのご飯をひと口。熱々で中にわずかに芯を残した状態・・・おいしい!
●白味噌のお椀。とち餅と小かぶ。これも熱々、さらりとした甘みで、しみじみうっとりとおいしいのです。
●琵琶湖のもろこ。みかんとすだちをかけ合わせた海柑(かいかん)と。頭からかぶりつく魚の中でも、もろこは様子といい口当たりといい、品がよくて高貴な魚と思っています。姿がきれいだから。きれいである努力は大事かも。<(_ _)> 堀川ごぼう炭火焼と。
●鯉の細造り。鯉の皮、鯉の煮こごり。のびる、自然薯、わさび、わさび菜。ものすごく野趣に富んだお造りのお皿です。
●白味噌のお椀。とち餅と小かぶ。これも熱々、さらりとした甘みで、しみじみうっとりとおいしいのです。
●琵琶湖のもろこ。みかんとすだちをかけ合わせた海柑(かいかん)と。頭からかぶりつく魚の中でも、もろこは様子といい口当たりといい、品がよくて高貴な魚と思っています。姿がきれいだから。きれいである努力は大事かも。<(_ _)> 堀川ごぼう炭火焼と。
●鯉の細造り。鯉の皮、鯉の煮こごり。のびる、自然薯、わさび、わさび菜。ものすごく野趣に富んだお造りのお皿です。
●寄りだとこんな。
●鹿肉の炭火焼 ビーツ、ビーツの葉、菊芋。鹿は仔鹿より少し大きいくらいで、「青年将校」くらいとのことです。<(_ _)>この鹿、なんとも口当たりよく風味に富んで、「かわいくておいしい」ってことなんだろうなあ。野山を駆ける鹿そのものを見ておいしそうなんて思わないけれど(料理人の方は思うみたいだけど)。
●かぶらのみぞれ椀。牡蠣の葛たたき、水菜、椎茸、坂本菊、がまずみ。お椀、こんどはおだしのお椀ですが、ざくざくにおろされたかぶらが食感として心地いいのです。ざりざりとして、甘くて、熱くて。入っているものすべての調和も絶妙で。
●鯖のなれ寿司、赤かぶと大根のおろし絞り汁寒天寄せ。ワイン「ナイアガラ」と。なれ寿司はかなり強い発酵香ですが、ナイアガラ(ってすごい名前)とぴたりと合って、フロマージュと同じような気持ちでいただけます。フロマージュにしては酸味が強いくらい。でも嫌いじゃあないわ♪
●野菜たっぷりの「野菜ボックス」:炊いたにんじん、炊いた聖護院大根、焼いた堀川ごぼう、揚げた里芋、生の壬生菜。柚子味噌と。これはものすごく幸せな箱です。滋味溢れるという感じ。野菜おいし過ぎ。この野菜箱に至るまで、どれほどのお手間(農家からお料理まで)がかかってきたかって思いながら。
●鶏のすき焼き。部位はいろいろ入り。にわとりもまた、生きて動いている時はおいしそ~なんて思わないけど、これほどのおいしさを抱えて暮らしているわけね。養鶏場を秋に見せていただいたのだけど、鶏の皆さんは広いいいところで好きにしてて、幸せそうだな~と思ったのでした。鶏の中でも、目立つのとか威張るのとかイジめるのとか気弱なのとか、人と同じように性格があるんだって。あるいは、きっと鶏どうしでもぱっとシンパシー感じちゃったりとかもあるんだろう。ひとりで好きなようにできるなら鶏暮らしも楽しいかなあ? なんて一瞬思ったんだけど、鶏はカメラ買ってもらえないしね。
●鹿肉の炭火焼 ビーツ、ビーツの葉、菊芋。鹿は仔鹿より少し大きいくらいで、「青年将校」くらいとのことです。<(_ _)>この鹿、なんとも口当たりよく風味に富んで、「かわいくておいしい」ってことなんだろうなあ。野山を駆ける鹿そのものを見ておいしそうなんて思わないけれど(料理人の方は思うみたいだけど)。
●かぶらのみぞれ椀。牡蠣の葛たたき、水菜、椎茸、坂本菊、がまずみ。お椀、こんどはおだしのお椀ですが、ざくざくにおろされたかぶらが食感として心地いいのです。ざりざりとして、甘くて、熱くて。入っているものすべての調和も絶妙で。
●鯖のなれ寿司、赤かぶと大根のおろし絞り汁寒天寄せ。ワイン「ナイアガラ」と。なれ寿司はかなり強い発酵香ですが、ナイアガラ(ってすごい名前)とぴたりと合って、フロマージュと同じような気持ちでいただけます。フロマージュにしては酸味が強いくらい。でも嫌いじゃあないわ♪
●野菜たっぷりの「野菜ボックス」:炊いたにんじん、炊いた聖護院大根、焼いた堀川ごぼう、揚げた里芋、生の壬生菜。柚子味噌と。これはものすごく幸せな箱です。滋味溢れるという感じ。野菜おいし過ぎ。この野菜箱に至るまで、どれほどのお手間(農家からお料理まで)がかかってきたかって思いながら。
●鶏のすき焼き。部位はいろいろ入り。にわとりもまた、生きて動いている時はおいしそ~なんて思わないけど、これほどのおいしさを抱えて暮らしているわけね。養鶏場を秋に見せていただいたのだけど、鶏の皆さんは広いいいところで好きにしてて、幸せそうだな~と思ったのでした。鶏の中でも、目立つのとか威張るのとかイジめるのとか気弱なのとか、人と同じように性格があるんだって。あるいは、きっと鶏どうしでもぱっとシンパシー感じちゃったりとかもあるんだろう。ひとりで好きなようにできるなら鶏暮らしも楽しいかなあ? なんて一瞬思ったんだけど、鶏はカメラ買ってもらえないしね。
2008年12月 22日, dans 京都 和食08後半 | lien permanent