◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

« ■ 来週オープン!「フレデリック・カッセル」 ショコラブティック | トップページ | ■ 「楽仙楼」でもちもちの水餃子 »

2008年11月18日 (火)

■ 古川町商店街に開店して半年、「蕎麦商 山した」


12 この美しいせいろそばはどちらのものでしょう? 古川町商店街、以前「なかじん」さん(今「うさぎ亭」として高倉六角にて営業中)だった場所に、今年の5月にオープンした「蕎麦商 山した」さんです。柏の有名な「竹やぶ」で修業なさって、柏本店、箱根店、六本木ヒルズ店とすべて勤められて、京都に出ていらして独立なさったと。特別京都を目標にしていたのでもなかったけれど、なんだかこうなった的な感じなのです。
3a4a●品書きはこれだけ。今はお昼だけの営業(11:30~15:00)だし、あっけないほどシンプルです。けれどさらさらと水のようにきれいなせいろそば、こういうのいただいたの久しぶりでした。わたし東京のそばつゆの味を忘れていたことにも気づいた。ちょっと口に含んでみて、「わ、強!」と思ったのです。もうすっかり完璧に京都の「おだし」モードになってしまっているみたいで、東京風は強かった。でもでもでも、よーくかつおの香味が染み出したつゆは、濃ゆ~くて、きゅーと旨くて、とりわけそば湯で割ったらものすごくおいしかったのです。ほんとだぶだぶに割っちゃったけど、全飲みいたしました。そうだ玉子焼き食べたりしながら、天ぷらなんかもいただきつつ、おそばを食べる楽しみって東京にあったよな~と。わたしの人生におけるそば対うどんの比率って1:9くらい。つまり圧倒的にうどんの勝ちだから、そんなにものすごくいただいてはいないけれど。
5a■玉子焼きを、確かオープン当初していらしたと思って伺ってみたら、閉店間際で他が空席だったことも幸いして、ちゃっちゃと焼いてくださいました。これが香りよくて、すばらしくすてきな卵焼きでした。
6a■熱いおだしを張ったかけそばも少しいただきました。熱くて、強いおだしです。もろ東京を思い出させます。京都在住の東京の方にはものすごく懐かしい味なんじゃないかしら? 山下さんには、「これをこのまま京都で出していいかなあ?」みたいな思いが少しあるみたいですが、でもまさか京都風のおだしにするわけにもいかないじゃない? 迷いなく、信じる道を行くべきです!(わたしたちもみんなね!)
7a■店主の山下烈さん、1976年生まれです。やました「いさお」さんと読むそうで、激烈の烈です、激しいお名前ですね。ひたすら我が道を行くぞの人かな? でも人なつこくて、真摯なあり方は絶対愛されるだろうなあと思ったのでした。おそば好きの人、東京の味が懐かしい人、まじめに仕事するすがすがしい若手料理人を応援したい人は出かけてみましょう!
8a_2「蕎麦商 山した」
京都市東山区東大路三条下ル
(古川町546‐1‐111)古川町商店街 
電話 075-525-0248
11:30~15:00 木曜休み

2008年11月 18日, dans 京都 蕎麦 |