■ もう本当に予約取るのが難しくなっちゃった「
じき 宮ざわ」さんです。およそ3か月ぶりに訪れてしみじみ満足したお昼でした。まずは、●海老芋と栗の玉締め 上にいくらびっしりです。

●掬い上げるとこんな。熱々の茶碗蒸しね。おいしいいくらは口の中でプチなんて弾けることなくて、皮が薄くて瞬時に溶けるようです。

●聖護院かぶらと京にんじんと鯛のお椀 白味噌仕立て。もう冬なんだなあと思った白味噌のお椀。ほんのりと優しい甘み。しみじみたまらんおいしいです。京都でよかった。

●羽かつおのお造り。かつおはかつおらしいですが、普通のかつおより洗練されているというか、繊細優美な味がします。藻塩も添えられます。

●定番の胡麻責めよ! いつもの焼き胡麻豆腐です♪

●この湯気湯気、何ごとかというと・・・

●きのこ鍋(茶樹茸、あわび茸、花びら茸)です。真ん中の白いのは大和芋のすりおろしです。

●まるであわびを切ったように見えるのであわび茸と。お茶碗ほどの大きさの鍋ですが、これは盛り上がります。はふはふと温まっておだしの香りにもうっとり。

●土鍋炊きたてのご飯より、アルデンテ状のご飯がひと口・・・わずかに芯が残ったような煮えばなのご飯、うんまい!

●2段階め、3段階めと少しずつよそってくださって、これが4膳め。ご飯はぴかぴかでつやつやだったのです。うう~、上手にライト当てたらこの美しさがきちんと写るんだろうなあ。食べながらこれで精一杯と思って許して~! <(_ _)>

●デセールに代白柿です。これだけで幸せな熟熟の柿。一緒に出かけた方々のうちひとりは伝説のデセールを作る方だったので、「これで何かイメージできますか?」ってたずねてみたのだけど、果物自体があまりに完成度が高いから手の加えようがないって。確かに。とんでもないショコラのムースとかオレンジのクレームを作る方です・・・。

●お茶を用意してくださる宮澤さん。もうすぐ開店1年。いいお店はやっぱりすぐに評価されて、予約至難となります。

●今回はくるみを象ったもなか。中に粒あん。供する直前にあんを詰めてくださるので外側パリパリのままです。わたしこの粒あんだけは例外的に好き。(普段は絶対にこしあんじゃなきゃやなの。)そして、

●抹茶で締めです。以上で5250円のお昼のコース、お味よく量もほどよくもったいないくらい充実感のある食事でした。<(_ _)>