◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

« ●「ベージュ東京」美山荘とのコラボレーション/「ラデュレ」 | トップページ | ●「ベージュ アラン・デュカス 東京」美山荘とのコラボレーション »

2008年8月 9日 (土)

●「ラデュレ」@銀座三越/「ル・ブルギニオン」@西麻布


0102フレンチ尽くしだった今回の東京でもとりわけパリ色が濃かった「ラデュレ」です。とうとう日本に来て(7月26日オープン)、メディアの影響だけとは思えないとんでもない集客ぶり・・・やっぱりブランド力? 熱狂的フランス組だけが押し寄せているだけはないと思いました。ふらっと行って入れるはずもなく、ひどい日はサロン・ド・テに入るのに6時間待ちとか。みかちゃん=ショコラ研究家っていうのかな、何ていうタイトルか正確にわからんが、なんせフランス組、ゴージャスリッチな小椋三嘉に「何とか~」と頼んで一緒に行ってもらっちゃったのでした。お昼「ガスパール東京」(8月26日麻布十番にオープン。詳細改めて)で14皿ほど!!を一緒に試食してもらった「ELLE a table」の河合知子ちゃんも一緒です。代表的な冷たいデセール、クープ・イスパハンです。フランボワーズのソルベ、ローズペタルアイスクリーム、フランボワーズ、ライチ、フランボワーズソース、クレームシャンティ。
0304典雅なメニューです。1862年創業の「ラデュレ」の歴史も記されています。
0506「ラデュレ」と現在の「ラデュレ・ジャパン」の代表を初めにつないだのはこの人、小椋三嘉さんです。今日はインテリアに合わせてシマシマの服を着てきたと。「日本にあらかたフランスの老舗や名店が来ているけれど、よほど細心の注意でもってしてカリテを維持しなければブランドイメージは下るよね」なんてことを具体的にあれこれのメゾンの例を挙げながら話し合います。サロン・ド・テの、銀座4丁目交差点に面した席はこんなです。わかりやすく銀座、ものすごく銀座! デセールやマカロンだけでなく、朝食や軽い昼、アフタヌーンティセット、軽い夕食もいただけます。落ち着いたら食事もいただいてみたいかも。
0708みかちゃんとわたしは当然ショコラもの、ショコラ・リエジョワです。ショコラのソルベとクレーム、クレームシャンティがふわふわたっぷりと。キャラメリゼしたアーモンドがアクセントです。写真撮りにくいクープに入ってるのが唯一残念だけど、ショコラが濃い濃い濃いのよ~♪ これは間違いなくパリだわ~~。もうほんと心底満足。これでもフランスサイズの3分の2サイズだそうです。シャンティはわたしはこれで十分だけど、ショコラ部分はいくらでも食べるわよ♪♪
09帰りは当然マカロンを購入しました。またゆっくり伺うから、とりあえずショコラやキャラメルやカフェなど茶色系のものを6個ほど。結局新幹線で食べちゃったのだけど、やっぱり本当においしかった~のでした。
「ラデュレ 銀座店」 銀座三越2階 
電話 03-3563-2120 
10:00~食事22:30LO、ドリンク23:00 LO、23:30閉店
*****************************************************************************
12昼も夜も仲良しフランス組の女友達と会ってしゃべりまくった東京滞在で、「ル・ブルギニオン」のディネへゆきぴ=フランス料理とフランス菓子研究家の大森由紀子と。今日もご機嫌のゆきぴとシャンパーニュ(すいかグラニテ入り)でスタート。
111213限りある滞在だから、東京では絶対に決め決めで食べたいわけ。そしてやっぱり圧倒的にフレンチを食べたーい。いくつか希望の候補を挙げたら「ビビと来たのはここ!」と「ル・ブルギニオン」に♪ わたしにとってはすごく久しぶりの訪問です。この日の昼わたしは「ベージュ東京」だったから「2platsでいっぱいいっぱい」と思っていたのに、楽しそうにゆきぴがムニュの内容を聞いているのにつられて、わたしもムニュB、5500円に。オードヴル、魚、肉とそれぞれ3種類くらいから選べるのです。あれこれのお皿について聞いてたら食べたくなってきちゃったのよ。うしし♪ 
212223白ワイン選びも真剣のゆきぴ。すっきりシャルドネというから、では較べてみましょとわたしは南仏とろりん系にしてみる。グジエールが出てきて、中に豚肉とパセリ入りのクレーム。
31オードヴルに鮎のリゾット。鮎に載っているのはレモン風味のきゅうりで本当に涼しい口当たり。リゾットは五穀米を使っていて、クレソンが鮮やかに香り立ちます。これひと皿でメロメロ。
32魚料理は金目鯛のポワレ。三島の野菜をすごくたくさんと、白いのが生のアーモンド。トマトとバジルのソース。これもメロメロ。パリ、ふわと焼けている魚のおいしさに、おびただしい野菜がどれもうまあ~~。おいしくて他のこと何も考えられずアホになります。東京に来てよかった。フレンチおいしい東京大好き。また住みたいかも。
33うずらの骨付ソテ。ジロールやらいろいろ添え。食感やわらか、優しくうずらの旨みを楽しめて、これも大満足なお皿。さらにゆきぴの話がおかしくて、連綿と続いて盛り上がって、人生ってこんな楽しいんだなと思うくらい。ゆきぴは関西人ではないけれどノリが関西? ここまで言うか? なことを言ってケタケタ笑ってんの。今まで親しくてもわりと尊敬モードだったんだけど、こんなに一緒に笑える人だったんだと認識を新たに。
34フェルミエのフロマージュがこんなに~~♪ けれどダメ、お腹いっぱいで食べられない(泣)。
414243赤ピーマンのクレームカラメルにアイスクリームはヴァニーユ。口当たりよく香りよく、おいしかったああ。アンフュージョンはヴェルヴェーヌで。お茶菓子にフィナンシエ生地のマドレーヌ、ショコラ。さらにヴァニーユのムースにブルーベリーのソースが瓶詰で。なんかかわいい。
44外で写真。菊地美升さんは毎年夏にフランスに研修に行かれるのです。ちゃんと風を入れて勉強をなさること、偉いです!

2008年8月 9日, dans 東京 フレンチ東京 サロン・ド・テ |