■8月下旬の「さヽ木」さんです。少ししのぎやすくなった夕方、18:30前に余裕で到着。いつも結構ギリギリ走り込みなんだけど、この日はちょっと優等生♪ いつもの通り、カウンター、テーブル、2階ともすべて満席でした。冷たい煎茶でまずはもてなされます。
●鱧の骨切りシャリシャリと心地いい音。塩をして、バーナーであぶり・・・と目の前で繰り広げられる中で、ひと皿めをいただきます。黄金のお皿で、
●岡山・下津井の1,5kg あるとかの蛸と焼きなすの重ねたの。すだちの酸味が効いた先付です。
●カウンターの中での所作は相変わらずハデで注目を集めます。
●あわびの早(3分だけ)煮、肝ソース。なのだけど、わたしはあわび要らないので別のものです(申し訳ないです<(_ _)>)・・・
●長芋そうめんとうに/鱧の子玉締め/うるか。
●ちょっと変則で、お椀代わりにこんな早くに「ぐつぐつ」が登場。早松と鱧。どちらも韓国のもの。わかりやすく美味です。
●「北島」辛口のお酒、向付に合うようにと。
●向付は、わさびを射込みにした鱧(すだち風味)、岡山のさわらは藁でいぶしてあっていい香り。ちり酢で。大分の車海老。そしていつものとろ寿司。
●わさび射込みの鱧・・・これはおいしいわ・・・「チョーうまい♪」なんて普段使わない言葉を使ってみたり。
●藁の香りが移ったさわら、とりわけ美味です。
●向付のお皿にのったとろ寿司は境港のもの。
●その後のづけのお寿司は大間です。「中とろと赤身の間の最もおいしいところ」と。
●釧路のさんまのお寿司、6時間だけ塩で締めて、バーナーであぶって、生の肝ソースかけて。お寿司どれもおいし。
●海老の頭焼いたもの。バリバリ。
●高いお皿(永楽)で対馬の甘鯛の焼いたの、まる3日間塩をして寝かしたものとのこと。脂の具合もほどよく旨みたっぷりで、おいしいいい~かったです。
●積丹の毛蟹。長芋ときゅうりをさいの目にしたのが散らされていて、食感を与えています。蟹味噌のソース。
●ふかひれのソテ、すっぽん(大分の天然)スープあん。冬瓜、青梗菜と。分厚いふかひれを香ばしく焼いたのがすっぽんスープと合わされて、これは犯罪的に旨いです。「味わいのむさぼり」ってやつよ。ふかひれは歯ごたえがあって、ぷちぷちほわほわ、無条件降伏です。
●お漬物が出てきて、
●ご飯ものその①は鱧寿司、これは先月と同じ。
●ご飯ものその②は梅ご飯。梅風味に炊かれたご飯に、どばーと梅肉、ここに大葉の刻んだのを加えて混ぜ込んでよそってくださいます。
●デセールです。グラスに、桃、マンゴー、すいか、巨峰。桃のソース。お誕生日の方がいらしたので、切り分けたチーズケーキもみんなに。
●いつもと少し違う流れで、お椀がなくてぐつぐつが先に来た分、ご飯前はどうなるのかなあと思っていたらふかひれがどかんと来ました。梅ご飯以外全皿見事に魚介責め! パワー漲るコースで、非常な満足感がありました<(_ _)>