
■東京行き以前の画像がまだメラメラと残っていて、早いこと出して行きます! フレンチもイタリアンもあるのよ。これは1週間ほど前のものです。「トラットリア・ニーノ」のイケてるマダム、ハルナちゃんと時々楽しくお昼をするんだけど、今回は「山玄茶」。以下、いちいち騒ぎませんが(笑)、どれも本当にお味が決まってしみじみおいしかったのです。
●長芋豆腐、中にうに。
●煮物椀が、鱧の葛まんじゅう。焼き茄子、じゅんさい。

●お造りは鱧の湯引き、すずきの洗い、しまあじ、帆立、うに。
●八寸です。いさきの焼きものしば漬け添えや、丸十や鱧の天ぷら、新さんまの小袖寿司やチーズ入り卵しんじょう、いちじくシナモンパウダー、高野山の金山寺味噌などいつもながら非常に充実しています。いわゆる「京料理」に八寸はつきものだけど、いろいろ盛り込まれた八寸で感激することって、ここに来るまであんまりなかったと思う。「いろいろちまちま入ってるなあ、でも別になあ・・・」って例が多かったのです。あ、「なかひがし」さんとか「にしむら」さんの八寸は大好きだけど。(別格です。)「山玄茶」においては取肴ひとつひとつがすごく丁寧に手をかけて作られていて、揚げ物も焼き物もジャストなタイミングでひと皿の上に揃っていてすごいと思います。
●炊き合わせは冬瓜、粟麩の揚げたの、万願寺。味噌をからめつつ。


●待望のご飯のプレゼンです♪
●お漬物
●うすたれの味噌汁はお麩入り。

●白いご飯、夢みたいにおいしい。「新米の時季になったらもっとおいしい」なんておっしゃるけれど、つやつやぴかぴか、際立つおいしさです。お米もワインと同様、カーヴに入れておくように温度管理のもと保管されているそうで、新米の状態からそんなに品質が下ることはないのだと。
●デセールは巨峰と氷、グラスにトマトの白ワイン煮とレモンソルベ、ワインのジュレ。

●このシステムすてきです。巨峰を食べたら氷に小豆を載せてくださって、
●練乳をかけて氷として楽しむのです。
●幸せなお昼でした。和食の国京都です皆さん! 日中はほとんどインドみたいにあづぐでも、人生じゃまくさいことがあっても、おいしいもんはおいしい。こんないいお料理を元気で食べられて、それだけでもものすごく感謝しようって思ったのでした。