
■何日か前のお昼に、堺町四条上ルの「じき 宮ざわ」さんです。仲よしの友達が仕事をひと時抜けて出てきてくれたので、軽いコース3500円です。冷たい煎茶と、ひと口食前酒が供された後、
●新れんこんの酢どり、帆立の酒煮、焼き椎茸、ブロッコリー、とびこ。涼しい夏の前菜、すてきです。
●お椀は、賀茂茄子と焼きにしん 白味噌仕立て。ひと皿めから一転して、あまくてとろりとした白味噌椀。にしん茄子が、こんな上品になるわけです。肉厚の茄子おいし~

●お造りは明石の鯛。いつもの香りのいい藻塩と醤油で。

●定番・胡麻責めが来たわ♪ 看板の温製の胡麻豆腐です。胡麻豆腐はおみやげもあります。
●お漬物が来たらご飯です。おくらの糠漬け、ユニークでした。

●客ごとに炊き立て、ジャストのタイミングで。まず煮えばなです。わずか芯が残っているような状態。つやっつやピカピカ、これは飽きるということがありません。


●水茄子と、
●あさりのお味噌汁。
●そしてご飯。これは蒸らしたご飯。この後、止まらず、またおかわり。


●もなかはこの日は鈴の形。愛らしいことです。
●お抹茶で締め。
●すごい人気です。とりわけお手軽なお昼は即満席になるみたい。当然だ。だってものすごくお得ですもの~! 清新な空間で、「和食はおいしいなあ」としみじみ感動できて、3千円台なんて。個人で頑張る良心的なこういうお店はみんなで大事にして、ひいては京都の料理屋さんも客も、全体で高レヴェルキープでいこうね、なんて思ったのでした。