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2008年6月25日 (水)

■祝! 祇園町南側に移転オープンした「啐啄つか本」


1a2a先斗町の雑居ビル、5席のカウンターでしみじみ美味な和食を出して人気だった「啐啄つか本」さんが、念願かなって6月4日、移転オープンされました。広くなったとはいっても8席で、基本的にはやはりひとりでできる範囲にとどめておきたいということなのです。2階にに六畳のお部屋があるけれど、それは今はまだ使っていない状態。1階カウンターのお部屋もまだ実は完成しておらず、今後壁に棚を取り付けたりするらしいです。
3a祇園の南側、花見小路から1本西の、「竹馬」さんに隣接する場所なのですが、こんな場所でお店を持てたこと、どれだけうれしいでしょう! と思うんだけど、ご主人の塚本英雄さんいわく、「いやまだまだで、そんな気になれません。全く手際悪いし。とにかくちゃんと回るようにならないと」と、大喜びするでもなく淡々と謙虚に、今までと変わらぬトーンなのです。それが偉いなーとわたしは思う。「淡々と」というのはわたしが最も持てなかったカリテなので。(-_-;) それにしてもこの場所に物件を見つける幸運に恵まれても、誰もがお店を開けるわけではないのです。不動産屋さんとか銀行とか、そういう実際的なレヴェルだけじゃなくて、祇園のこの界隈を仕切っている女紅場などの方々の面接を受けるなど、さまざまな祇園の掟という関門を潜り抜けての開店です。
移転後初めての訪問は、あけ~みと共に。京都ブライトンホテルが世界に誇る稀代のコンシエルジュ・小山明美です。仕事の現場では澄まして猫なで声出したりしてるんだけど、わたしはこの人と一緒にごはんするのが本当に好き。だってこの人の 悪知恵とかたくらみ 機転とか機知にまつわる話が無類におもしろいんだもん。とてもわたしにはできませーん! なことばかりで。わたしが外観写真を撮ってるタイミングで真っ白な爽やかないでたちで現れたあけ~み、「ふたりで紅白だね~」なんてまるで屈託なく、前の晩も一緒に食べたというのに、またしゃべりづめにしゃべり、お料理出てくる端から「おいしいおいしい」とえらい勢いでいただいたのでした。以下、諸般の事情でまずはテクストのみのアップです。写真はひと月ほどしたら入れておきます。
(ちなみに前回も、まずテクストで公開した後、ひと月後に写真をくっつけました。)
冷やし湯葉、中に毛蟹。身体も気持ちもこれで少し落ち着けて。
冷製で、鱧の南蛮漬(酸味はおだやか)、新れんこん、新玉ねぎ、シュガートマト。酸味の前菜的なお皿で食事らしい気分になれました。
お椀は賀茂茄子、白ずいき、あわび。あわびはあけ~みのお椀に移動です。お椀の吸地は、今の京都で1,2番か? と思うほどの味わいでした。
お造りは、鱧の焼霜、まぐろ、うに。鱧の焼霜がとりわけ美味でした。京都では今の時季どんな料理屋さんに行っても鱧を食べられます♪
穴子焼き寿司。これは定番。塚本さんの料理って感じで、懐かしい味。
鮎塩焼き、たでを混ぜ込んだ白酢味噌を別添えで。塩味だけでばっちり決まっていますが、ただのたで酢ではなく、白酢味噌添えっていうのが粋でした。
車海老とぐじの揚げ物、新小芋 夏大根のあんかけ。天ぷらだけで十分美味なのに、みぞれあんがかかっておいしさ倍増、「たまらんねー」と言いつつ。
すっぽん雑炊。どかーんと土鍋でプレゼンされて、目の前で盛ってくださいました。これはじわじわおいしくて、身体温まって、ほわ~と幸せになりました。
宮崎マンゴー、枇杷、ブルーベリーとあまおうの自家製コンフィチュール添え。「宮崎マンゴー使うと他は使えない」って。確かに、いいものを知るともう他は目に入らなくなります。「スカーフだって、「H・・・・・」 買ったらもう他買えないよね~」なんて、話はそちらに流れる(-_-;) 女どうしの連綿たるお気楽話。ついでに、Hスカーフ、わたしは致し方なくやむを得ず季節ごと買うんだけど(だって要るもん♪)、一昨年あたりから値上げにつぐ値上げで、消費税入れたら今1枚5万円近いのよ(叫)。
お料理の値段は、移転後13000円~となりました。
移転後、電話番号も変わっています。
「啐啄つか本」 京都市東山区祇園町南側570-120 電話 075-525-8808 
夜のみ 不定休
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P11フローリストショップ プーゼ」で。香りのいい白い百合、清らかで、限りなくかぐわしいです。百合は1輪2輪ではなくて、このボリュームで活けたいですよね。それから唯一お願いは、どうかお料理屋さんでは百合を飾らないでくださいということです。むかーしあるお寿司やさんで目の前に百合がどかんと活けてあって、むせかえるような香りで食べる気がしなくなったことがあるのです。せっかくご馳走してもらってる時だったのに。「百合のせいで・・・」と、今までたった一度だけ花を恨んだ話です。
P22あじさいもこんなにたくさん。梅雨はうっとおしくても、ちゃんと雨季用の美しい花が存在するってすてきです。

2008年6月 25日, dans 京都 和食08前半 |