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2008年6月 1日 (日)

■「うさぎ亭」で、とり貝、地鶏、放牧豚、定番ものいろいろ


2_3先週のある夜遅く。品書きにとり貝があるのを見て色めきたったわたしに、「今日競り落とした初・舞鶴のとり貝!」と店主の中村さんは得意そうにプレゼンしてくれました。このとり貝、海水から引き上げたら数分でなんとぱかっと殻を開いて、わたし達の目の前で踊りまわったのです。えらい勢いで転げ回って、動画撮っておくべきだった。
1_3置かれた時、上下ひっくり返っていたら自分でちゃんと心地いい位置に戻るのですって。知らなかった。ひと皿(ひと貝?)が2000円と見てひーと思ったけれど、原価での提供とのこと。いや実は原価は2450円とのこと! ここまで見て聞いて、食べずに帰れようか?(いいや帰れはしません!) というわけで、舞鶴産活け とり貝の焼霜造り 2000円をいただいたのでした。甘味旨み、何よりとり貝ならではの格別の香り・・・価値ありました。
4_33_3地鶏の香草パン粉焼き1300円。わたしはやっぱり鶏が食べたいの、隙あらば。鶏のおいしさがぐいぐいと感じられて、鶏にはゴメンなんだけど本当に美味そのものです。料理人てすごいなあと思う。人を幸せにする仕事。すべての仕事は人を幸せにするために、前に進むためにあるのだけど、それがダイレクトでいいなあと思う。元の素材作る生産者もだけど。サラダ。トマトは「アメーラ」というの。
5_2先日食べたメロメロネロのホット版です。冷たい 熱い暴君ネロ1000円。メニューには載っていませんがお願いしたら作っていただけます。これがまた後を引いて、ぐぐぐと旨いです。この店主はたまたま、まずはお蕎麦に向かったけれど、何しても上手ということです。「なかじん」さん閉められる時は、それは悲嘆の声が多かったものだけれど、わたしは「えーっ!」とは思ったものの実はそんなに悲しくなかったのです。だってまたお料理なさっていかれるに決まってるし、少しスタイル変えられるっていうことなんだと思っていたらその通りでしたから。むしろ近くなってうれしい♪ 人生誰でも変化はいろいろあるから、フレキシブルに、流れのままにいきましょう。わたしも「起こることはすべていいこと」と考えて、はちゃめちゃな人生ながら、まずは幸せに来たから~。
6aこの日のお品書きはこんなでした。
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1112「夜遅さっとごはん」にばかり伺うのはもったいない! というわけでまた出かけた「うさぎ亭」で、この夜は首脳会議です。首脳会議は嘘なんだけど、京都が誇る我らの女王・「リビング京都」藤田晶子さんに、京都ブライトンホテルが誇るコンシエルジュ・あけ~み=小山明美というゴージャスメンバーで、8品いただきました。三色アスパラガス。北海道の白アスパラガスは生でシャキシャキした食感を楽しみました。ちゃんとプレゼンして「生でもOK、茹でても?」と聞いてくださったのです。地鶏の竜田揚げ。これ名作です。前にも掲載。
13141516大原地玉子のだし巻き なすと万願寺の揚げびたし。放牧豚のあらびきウインナーパイ。鶏を食べたが豚も食べたい! 一度食べたかったサクサクのフイユテに包まれた豚のパイ・・・これはさすがに白ワイン飲みました。
1718放牧豚の黒酢豚、旨みいっぱいの放牧豚に黒酢あんがとろりんとからんで、酸味も鮮烈なのだけど甘味も通奏低音のように。あー、これ、かなりものすごくずば抜けておいしいかも。なんていう、仕事の原稿では許されない表現をしつついただきます。そして締めに、冷たい暴君ネロ。もちーっとした麺がそこはかとなく辛く、蒸し鶏が旨みを添えて、白髪ねぎがシャリっと。ちょっと犯罪的な美味。
1920あんみつをデセールに。あんこと寒天と白玉、それに黒蜜だけでいただきたくて、酸味のフルーツは別添えにしていただきます。わたしは同系のもの同士で食べたいの。うるさくてごめん。(-_-;) 寒天はマダムの薫さん、小豆は中村さん、白玉はスタッフのサムさん、黒蜜もどなたか、という具合にみんなの分業で手作りされているお手間入りのあんみつです。
21aこの日はこんなお品書きでした。どれもばっちり美味でした。店主の中村さんにはとにかくめちゃくちゃに働かず身体を大事にして、変わらず薫さんと仲良く頑張ってねと思うのでした。

2008年6月 1日, dans 京都 和食08前半 |