■「千ひろ」2008年6月 |

■今日も1日頑張りました。夜「千ひろ」さんと思ったらうれしくて頑張れたわけ。実際は今週半ば、何日か前の晩のことです。はるなちゃん=「トラットリア・ニーノ」マダムの関春奈さんと一緒に、初夏の「千ひろ」さんに行こうねと前から約束していたのです。●輝くだしのジュレの下に、赤と黄のパプリカ、三度豆、じゅんさい。魚介が生うに、車海老、穴子。華やかできれい、何だかいつもと少し様子が違う先附です。
●鯛のお造り、醤油と塩昆布で。鯛がねっとりとこの上なく美味です。芸術かっていうくらいに。非常によい状態なのだと思います。あえてとろとは合わせずにこれだけで味わってということらしいです。器は樂焼の11代目の「慶入」ですよとご主人の永田さんに教えていただきます。百合の形で、つやつやで、白状するとこれがまさか江戸期のものなんてわたしぱっと見ても(いやよく見ても)全然わからないわけです。こんなことでいいのだろうか? (いいやいいはずはない。) 「和食が好きなら器も勉強しましょうね」といつも永田さんに言われるのです。おっしゃる通りです<(_ _)>「全部これはこれと教えてください」と改めてお願いをします。
●稀少な琵琶湖のますを焼いたもの。●湯葉のすり流し。お酒飲むしかない! みたいなますの美味を味わった後で、するっと湯葉のスープをグラスで。予定調和な何品かがすっと出てきて安心するのと、時季の食材で驚かせてくれるのとのバランスがいいから、「千ひろ」さんは飽きず通うリピーターを数多く持っていらっしゃるのだと思います。もちろんどれも素材がよくおいしいからだけど。

●夏の定番・焼き茄子。ごまだれと生姜醤油で。このふわふわほくほくと柔らかな食感!分厚い特注の蓋付の鉄板鍋で蒸し焼きにする、といつも伺うのですが、お茄子がこんなに優美なものになるかと思うのです。ただ舌触りを楽しみます。胡麻だれも生姜醤油も付けるのは最小限でいいのです。箸先でちょんとのせるくらい。つけないでもいいくらい。「毎年いただけるこの一品」って本当にすてきです。季節が巡ってまた元気で食べられてよかったなって、喜びが湧き上がってくるから。2008年6月 14日, dans 京都 和食08前半 | lien permanent












