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2008年6月30日 (月)

■京都ブライトンホテル「ヴィ・ザ・ヴィ」 2008年6月


Top1週間ほど前に出かけた京都ブライトンホテル「ヴィ・ザ・ヴィ」で、約2か月ぶりのディネです。京都におけるフランス料理ではこここそ3étoilesよ☆☆☆ いつものあけ~み・看板コンシエルジュ小山明美と、彼女がうまいこと呼び込みやって・・・ってのは冗談で、なんだかいいタイミングでうまい具合に一緒に食べられることになった「ルナールブルー」のシェフ谷口直志さんとマダムの麻子さんの4人でテーブルを囲みました。
1_3シャンパーニュをいただきつつアミューズです。蟹のクロケット、ガスパッチョ、トマトのジュの泡、生ハムとホワイトアスパラガスを巻いたもの。モデナヴィネガーとバルサミコ、パッサール卵=いつものショーフロアです。
11_212_213_21415アミューズのデタイユです。トマトの酸味やら白アスパラガスの優しい甘味やらアクセントのヴィネガーの香りやらでこの時点から陶然と。パッサール卵=卵のショーフロアは、「これ10個食べたいよね。お昼にヴィ・ザ・ヴィ卵定食なんてあって、これ10個とパンとかあればいいよね」なんて言いながら、いつもながら、甘くはかなくけれど濃厚な余韻を残しつつ消える、不思議な卵にうっとりとします。
2122petits coquillages et crustacés à la crème légère de céleri rave, jus court de tomate à l’huile d’argan  小さな貝類と甲殻類  軽い根セロリのクレーム  濃縮トマト アルガンオイルの香り わーっ、きれい」と4人同時に歓声を上げたお皿は、冷製で根セロリのクレームの中に、コキアージュがたっぷり入ったものです。はまぐり、ほっき貝、帆立、ムール貝、オマール海老、毛蟹、うに。透明なトマトのジュのジュレで覆われています。水玉模様について、あけ~みは「魚の目玉とイクラか?」だと。飾らんやつです。(-_-;) これはトマトのピュレと根セロリのピュレ。全体にレモンの皮とエシャロットの風味もかすかに通奏低音のように響いて何とも味わい美しく、それでいて旨みは強く、けれど爽やかなお皿でした。
313233petite crème d’ayü de kohokuchô à la pastèque et au concombre,velouté de fleurs de capucines à la menthe  滋賀県・湖北町 鮎のプティ・クレーム 西瓜と胡瓜のアクセント ミントが香るナスタチウムの花/葉 のヴルーテ 鮎の炭火塩焼きをミキサーでピュレ状にしてフランに。その上に、オレンジっぽいナスタチウムの花と、葉の部分をそれぞれソースにして、泡仕立てで。中に、すいかときゅうりがごくごく細かくさいの目に切ったのが入っていて、粒々だけどさらさらの口当たり最高。鮎が食感はなく旨みだけとなり、上は香りを持った、はかない泡泡なわけよ・・・非凡な旨みがするすると喉を通り過ぎて、あれよあれよと思っているうちに皿が空になっていました。魔法でもかけられたような気分・・・。
41_242_2aiguillette de sébaste rouge de ligne en provenance de l’île de tango aux feuilles de lauriers sous la peau, pomme de terre fumée / jus façon bouillabaisse crémeux  丹後沖 一本釣り 赤眼張エギュイエット 月桂樹のドゥミ・ドゥイユ風 ジャガイモの燻製 ブイヤベース仕立てジュ 赤めばるはローリエの葉が皮と身の間に挟まれたドゥミ・ドゥイユでポワレされています。お芋はアンデス、ぶなチップで燻製されています。ジロール茸が香りを添えます。魚介の旨みたっぷりのブイヤベース風ソースで、もう完全にやられました状態。ただ感激ばっかりしててアホみたいなんだけど、だって本当においしいんだもん。
51grillade de côte d’agneau de lait d’akan cuit en cent minutes, citron caramélisé et foie gras à la ciboulette, jus léger au fromage de chèvre 北海道・阿寒産 乳飲み仔羊 骨付き背肉 100 グリヤード レモンカラメリゼ/フォアグラ シェーヴルチーズが香る軽いジュ 仔羊(骨の下です)はこれ以上柔らかな口当たりがあるかというほど。ほとんど豆腐か?っていうくらいの柔らかさ、きめの細やかさ。セップ、フォアグラと強い香味のものが伴奏して、シェーヴルチーズも香って、メイン料理としての強さを持つバランスのいいお皿になっています。煮詰めてカラメリゼしたレモンが甘さと酸味を添える粋なアクセントに。骨がまたおいしいのです。しゃぶりにしゃぶって、いやまだいいおだし出るだろうなあなんてあさましく考えてたの。(-_-;) あまりに美味だったので。
6162付け合せが別皿で、新玉ねぎのグラタン ナヴァラン、たっぷりの野菜と。ここまでおいしいか~って、生き天国というか、完全に「後は野」状態です。
7172そしていつものフロマージュ。シャリオにずらりと並んで、好きに選べるのだけど、各自お気に入りは決まっています。わたしは目がエポワスに直行してしまうけれど、
8182あけ~みは当然いつも通り、サーヴィスの方が腱鞘炎発症寸前になるまでミモレットを削らせるわけです。お皿を前に、ウシシな顔。
919293_2わたしが選んだのは、エポワス(大盛りでとお願い) ヴァランセ フルムダンベール、そして あけ~みの真似をしてミモレットをひと削り。
101102cylindre de chocolat amer à l’orange, accompagnée d’une crème glacée au lait de coco ほろ苦いシリンダーショコラ オレンジの香り ココナッツミルクのクレーム・グラッセ アヴァンデセールは・・・ホワイトチョコレートの筒状の中にショコラのエアリーなムース、下にはテリーヌ状の生のショコラ。グランマルニエの香りのソース。ココナッツミルクのアイスクリームと。むむ、わたしのショコラ好き、そして唯一オレンジ風味との組み合わせを好むことを察知されているな。(-_-;) ショコラショコラショコラときて、オレンジの香りとココナッツって文句の言いようがないわけで、黙って静かにショコラのおいしさを堪能いたしました<(_ _)> しかしこれがアヴァンデセールとは。もうすっかり満足です。
111112これが本番デセール、シャリオが来ました。お好きなだけどうぞと。
121122123124わたしはもう満腹で、クレームカラメルのみいただきます。いつものフレッシュハーブのアンフュージョンと小菓子。
131132133食後のお茶となった時点でたっきー=シェフの滝本将博さんも出てきてくれてみんなでおしゃべり。「ルナールブルー」谷口さん夫妻、仲よしで楽しい人たちです。勉強熱心で。夜半まで話して・・・たっぷり楽しんだ美味の余韻は続いたけれど、日付が変わる前には帰りましょう。みんなでにっこり記念撮影してご馳走さまとなったのでした。次は7月、師匠・アラン・パッサールさん招聘フェアで~♪

2008年6月 30日, dans 京都 フレンチ |