■祇園・富永町で深夜まで、フレンチで少しイタリアン、粋なお皿を楽しめるお店として人気の「Bistro さか」さんが宮川町に新店を出されました。「宮川町 さか」、5月12日オープン、おめでとうございます! しっとりと花街らしい街並みの中に、たくさんのお花で飾られて、多くのさかさんファンの祝福を受けて開店されたのです。

■瀟洒な店内は奥に幅広のカウンターが伸びており、10席です。厨房も広々として、本当にお仕事がなさりやすくなっただろうなあと思います。2階は靴を脱いで上がるテーブル席が8席あります。

■2階奥にはこんな掘りごたつ式のお座敷があり、こちらは6席。お集まりによさそうです。2階に関してはおまかせコース料理(1万円~)とのことです。

■我らが京都の女王「
リビング京都」の華麗な藤田晶子さんと共に、野菜ものを多く選んだ軽めのディネです。
●先附に出されたのが、たいらぎ貝、ホワイトアスパラガスと菜の花の和え物、茄子とそら豆の3品。

■以下すべて半分ずつ分けたものです。
●水茄子とモッツァレラチーズののびる和えサラダ 2000円
●茹で上げホワイトアスパラガスとセミドライこのこの温製 2800円。季節のものを、といつも思うので水茄子に白アスパラという選択。モッツァレラチーズは本当にフレッシュで美味なものでした。そしてこのこの塩気のせいで優美なアスパラが「ワイン飲めよ」なお皿になっていて、アルコール断ちだったはずがグラスで飲むことに~♪


●茹で上げ旬野菜 ゴルゴンゾーラソース 1800円
●ガーリックトースト。
●生ハムと城陽えんどう豆のリゾット 2400円。野菜とフロマージュは後を引く美味、リゾットはえんどう豆が優しい味、けれど生ハムが塩気と旨みのアクセントとなって、なんともおいし♪ 前のお店と変わらずアラカルトで、自由に選べるスタイルです。富永町店のようなおすすめの旬の料理の黒板書きはありませんが、代わりにプリントアウトされて、メニューの中に入っているのです。定番メニュー(冷たい前菜とサラダ、チーズ、パン、温かい前菜、スープ、魚料理、肉料理、パスタ料理)の他に、旬感魚料理、旬感肉料理、旬感パスタ料理というのがそれぞれ10種類ずつほどあり、それらが以前の「黒板料理」に当たるわけです。


■デセールは8種類あり、
●ティラミス 800円と、
●碁盤の目状態のプレゼンもきれいだったカタラナ 800円。凍っているタイプで、わたしやみつき的にこれ好きです。
●カフェ 500円で締め。全部でひとり1万円ほどでした。この日は胃の具合でちょっと軽め軽めの選択になってしまったのですが、お祝いに訪れたお客さまで満席ぎっしり、活気あるカウンターでの食事は楽しかったし、改めて「旬感」の肉やら魚をいただきに伺います。
「宮川町さか」 電話075-531-1230
京都市東山区宮川筋四条下ル宮川筋4丁目319-1-5
(松原通から宮川町筋を一筋上がり、東入ル南側。)
18:00~25:00 日曜休み
カウンター10席、テーブル座敷8席、掘りごたつ部屋1室(6席)
前菜1800円より、魚・肉料理2500円より、
パスタ1800円より、デセール600円より。
コースは2名以上の予約で1人10000円より。
2008年5月 18日, dans 京都 オリジナル料理 | lien permanent