■「トラットリア・ニーノ」の新しいスタイルと新しい料理 |
■「トラットリア・ニーノ」が連休明けから少しスタイルを変えました。今までは、いろいろアラカルト満載、がっつりどかーんのボリュームが基本でした。けれどお料理は実はとても繊細で常に前進を続けていて、トラットリアといいながらリストランテのレヴェルのお料理と思われることもしばしばでした。●結局コース仕立て風のご注文をなさるお客さまが多い、●お取り分けを席でする間に冷めてしまう、あるいは●取り分けるとわんこ蕎麦みたいにあまりに「ひと口」状態になってしまうこともしばしば・・・ ●それなら初めからいろいろ食べられるように・・・などの理由で、夜もコースのスタイルにして、料理も絞り込むことにしたのだそうです。具体的にどんな構成か・・・ということは後ほどお見せするとして、まずはいただいたものから。●オマール海老と季節野菜の冷たいテリーヌ。これは昨日からスタートした前菜のお皿。こういうの今までありませんでした。あり方を少し変えて、料理をちゃんと食べてもらおうというメニューリニューアルの意気込みが伝わってくるし、野菜もぐいぐいとおいしい。ちゃんと独自の道をゆき、大人の客を喜ばせることを考えているのです。いくら新店ができようが、このお店にとってはほとんど関係ないと思います。
■「卵レモンクリーム白アスパラ」とわたしは勝手に呼んでいるのだけど、春の「トラットリア・ニーノ」と言えばまずこれです。正式には●フランス産 ホワイトアスパラガス おいしい卵のクリームソース シチリアレモンオイルの香り。プレゼンの仕方も昨年とまた違って、たっぷりのクリームソースの下にまだ白アスパラが控えています。やわやわではなく、ちょっと歯ざわりを残すくらいの硬さに茹でられています。これくらいでも、やわやわでも、どちらでもいいだろうなと思う。犬になって皿を舐めたい状態で香りととろとろ感を楽しみました。レモンオイルの鮮やかな酸味で、皿全体が、冴えた理知的な味わいになっていると思います。ただうっとりさせるだけでなくて。白アスパラが好きなら、レモン風味が好きなら、今の時期必食のお皿です。
●桜海老が入ったからということでリングィーネです。甲殻で取ったおだしでパスタを和えた?と思いましたが、全然そうじゃないそうです。桜海老の旨みのみとのこと。味濃くて、やみつき止まらない的なおいしさ。●フォカッチャがグレードアップしています。オリーヴが入って、ほどよい塩気もたまらなーい。これだけでワインががぶがぶ飲めそう。●最後にエスプレッソ。2008年5月 10日, dans 京都 イタリアン08 | lien permanent






