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2008年5月24日 (土)

■「パティスリー オ・グルニエ・ドール」の「ルノワール」


1a2京都国立近代美術館で開催中のルノワール+ルノワール展を記念して、「パティスリー オ・グルニエ・ドール」では「ルノワール」という名前のブランマンジェが作られています。(20日から発売開始されています。)ルノワールが愛して描いたオリーヴの樹からのイメージで、やはりオリーヴの香りを生かしたデセールを考えられたとシェフの西原金蔵さんはおっしゃいます。真っ白なブランマンジェに大ぶりのグレープフルーツとピンクグレープフルーツが入り、オリーヴオイルがぱーっと明るい香味を添えています。3年前にデビューして以来人気の「バジル風味のブランマンジェ」がありますが、あのヴァリエーションとも言えます。バジル風味だったのが今度はタイムの香りになっているのです。
3白に、グレープフルーツのグラデーションとフランボワーズの赤とオイルの彩りで、南仏の光と影を表現したともおっしゃいます。添えられたマカロンもタイム風味で、これは「最後に食べてください」と。あくまでとろとろのブランマンジェの食感とグレープフルーツをこのお菓子の第一印象としたいということなのですが、わたしは中ほどで食べるのがいちばんいいんじゃないかという気がします。最後またとろとろで終われるから。美しさに目が喜び、なめらかな食感と品のよい酸味、オリーヴオイルの味わい、そしてフレッシュタイムの鮮烈な香りが余韻として響く、今の季節にふさわしいデセールです。ひとつ460円。
11a12ケースの中はいちごものが今は盛りで、ショートケーキ、ミルフイユ、タルトなど、たっぷり揃っています。これは眺めるだけで気持ちが浮き立って幸福感に包まれます。わたしは野山に出るとか、わざわざ遠くへ行くお花見なんかは実はじゃまくさくてしょうがないのだけど(-_-;)、お花屋さんや料理屋さん、和菓子屋さんやパティスリで(つまり文明の中で)人の手で演出されるこんな季節感は限りなく好ましく思えるのです。
21a22a2324季節ものでおいしそうだなと思ったもの。昨年なくて一昨年にはあったバナナのタルトなんて見つけて大喜びで、これはタルトタタンのりんごのようにぎゅーっと熱で甘くしたバナナの旨みが凝縮していて、カラメリゼした香りもたまらん一品です。買わなくちゃ♪
3132a33a 「ルノワール」の他に今回いただいたのが、バナナのタルトと レモンのタルト。これはちょっとレモンにメロメロになってしまうことが最近あって、あまり酸味のものは買わないわたしが例外的に。そして季節のものといえばこれ、リュバーブのタルト。これはこの時季一度は必ず。
「ルノワール」は1日20個くらいの用意だそうです。「ルノワール」を目がけて出かける場合は電話で取り置きのお願いをするのが確実です。
「パティスリー オ・グルニエ・ドール」はリニューアル工事をなさいます。
次の火曜日5月27日まで通常営業
5月28~31日は工事休業
6月1~24日は「エスパスキンゾー」のある冨美家北ビルの2階で、サロン・ド・テとテイクアウトを営業
6月25日~7月9日は夏季休業
7月10日、リニューアルオープンです。
リニューアル後は今のお店がテイクアウト専門店に、「エスパスキンゾー」の方は2階がサロン・ド・テ専門に、そして3階がお菓子教室になります。サロン・ド・テで、ゆくゆくはアシエット・デセールもなさるとのことです。これはものすごく楽しみですよね。

2008年5月 24日, dans 京都 スイーツ |