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2008年4月29日 (火)

■近場でおいしい(1) 「ルナールブルー」/「ア・プ・プレ」


Rb1Rb2割烹とかフレンチとかイタリアンで、きちんと構成されたコースをいただくというのがわたしの最も大きな喜びです。たとえアラカルトOKなお店でも、結局コース仕立て風に注文してしまう。けれど時間がなくて盛大な食事に出かけられないことも当然しばしばあって、そうしたらおうどんとかカレーとか手軽中華とか、そちら方面も大好きだから、どこに行こうかとうきうき思案します。今日の2軒はその中間くらいの気持ちで出かけられるお店で、近場で早めに食べたいけれど、やっぱりちゃんと食事を、という気持ちを受け止めてくれる気軽なフレンチです。どちらにも言えるのはレストランほど気張らないでいいけれど、ビストロよりはちゃんとしているという程のよさ。どちらもアラカルトOK、でもコース仕立てにしてくれるからお会計的にもお手軽で。東京から戻った後のあるお昼、久しぶりに「ルナールブルー」に出かけ、昼にアラカルト感覚で注文したのが天然明石鯛のカルパッチョサラダ フランボワーズソース、ライムの香り。この鯛、香り、口当たり、なんともいい感じです。醤油つけるのはもったいない、酸味が過ぎても油が過ぎてももったいないというわけで、ギリギリ薄味のソースです。
Rb3Rb4新キャベツのスープはキャベツの香味そのものを楽しめて、メインにビュルゴー家の鴨胸肉のロティ 。ポルトを使ったソースに、赤キャベツやアスパラ、そら豆など野菜の味わいが鮮烈。じゃがいものガレットが添えられています。
Rb6Rb5午後から用事山盛りだから、ささっとひとの皿プレートデジュネでも、と思っていたのに、黒板の品書きを見るなりこうなってしまった(-_-;) 黒板というのは力があります。いかにも「本日入荷した、今日のおすすめ」的な感じがして。動いている感じがして。うちから3分くらいで来られてこんなお昼いただけるってひどく幸せだなあと京都の暮らしに感謝します。ヘンな話だけど、フレンチ全般で言ったら、そりゃあ東京の方が店は圧倒的に多いし、レヴェルも全般的に高い。けれど、住まいからちょっと行ける気軽さで言えば、どうしようもなく京都の方が楽で便利で、自宅からフレンチにたどり着ける時間も短いわけ。街の中に織り込まれて暮らしているといううれしさにも満ちているし。街の作り自体が違うから較べても意味がないのだけど。京都と東京、どっちも好きでどっちも捨てがたいなあとまた思うわけです。わたし右往左往する運命みたい。京都で幸せだけど、やっぱり東京でも再びおうちを持ちたい。あるいは本当に安心できる定宿を持って、荷物を置いておきたい。それしかない~! なんて考えつつ、カプチーノで締め。
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1a_32a_3こちらはちょっと時間がたってしまいましたが、3月末に訪れた「ア・プ・プレ」のディネです。女性シェフ、竹村瑞穂さんのお店です。アラカルト感覚で定番メニューと黒板から好きに選べます。それをたとえば「フォリオル」(アミューズ、スープ、前菜、主菜、デセール、食後の飲物で 3200円)というコース仕立てにしてくれます。グジェールと、手前がキャヴィア・ドベルジンヌ(なすのピュレ) パンとバター。バターも込みです。
3a_34a_3エスカルゴ ブルゴーニュ風・ニョッキ添えを前菜に選びました。
5a_26a_2もうひとりが選んだのが卵のムーレット・白ワイン仕立て スープはかぼちゃの温製。寒かった夜なのでこれで温まりました。
7a_28a_2わたしが丹波鹿のロティ(プラス料金500円)をメインに、もうひとりがうさぎのパテのパイ包み。
9a10a中はこんな。うさぎの旨みが閉じ込められて、パイのフイユタージュはサクサクと、フレンチ食べてるぞーという幸せを堪能できます。そして野菜の味の鮮烈なこと。
11a_312aいちごのナージュと、クレームとオレンジ。
13a_2食後のアンフュージョンに添えられた焼き菓子が本格的においしくて目を瞠りました。高いバター使って頑張っているのね。先日お昼にひとりで来て感激したのだけど、間違っていなかったです。夜はさらにおいしかった。手がかかっているのにお値段をできるだけ抑えています。場所柄という思いがあるのでしょうが、偉いです。また応援に来るからね、と思いつつ、わたしも見習って頑張らねばならん。幸せお手軽フレンチの後、友人と「またね~~!」と盛大に手を振り合って、わたしも飛んで帰りました。入稿を控えて、一刻も早くコンピュータの前に戻らねばならなかったのです。

2008年4月 29日, dans 京都 フレンチ |