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2008年4月30日 (水)

■近場でおいしい(2) 「菜心」で初がつお/「うさぎ亭」で筍尽くし


Sa1Sa21時間だけあるから食べに出かけよう、なんていう時にぱっと思いつくお店のひとつが今や大好き「菜心」さんで、東京から戻った後のある晩にいただいたものです。季節もので、高知産初ガツオのタタキ山椒ソースはおすすめ黒板メニューから。フルポーション分のかつおがないとのことでアミューズのように仕立ててくださいました。ひとりだったから、それでちょうどよかったのです。鶏の唐揚げが5ピースで550円。わたしは鶏/鳥肉が食べられたらもうほんと幸せ、アラカルトで鶏があれば即、鶏です。ちなみにわたし東京の2週目には4晩連続、違うところで鴨コンフィ食べてたのよ♪ 
Sa3_2Sa4_2牛肉とレタスの炒飯840円。熱々パラリ、レタスはシャキシャキ、牛肉の旨みがじんわり、ぱっといただけて温まって。夜遅に安心してこういうものいただける場所があるって本当に幸せだと思う。
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1_22_23_2もっと近いのが「うさぎ亭」で、「なかじん」さんと合併後はお蕎麦がない以外は前と変わらぬメニュー数です。いやいや、蕎麦なしの分、違うものが加わっているのです。それは後でご紹介するとして、この晩は筍です。筍が好きで好きでしょうがないのです。朝掘り塚原の筍があるとのことで、筍尽くしと決めました。こういう時、たくさんの中から好きに選んでいいアラカルトって最高です。あ、きのう「コースこそ最高」って言ってたのは誰だ~? なんて言わないでね。どっちも本気で言ってるんだから♪  (これを「矛盾」と大マジメにとらえて怒る方は、ご覧にならない方がお身体のためです~。)まず若竹煮です。これ割烹の味わい。うちから2分でこの味を夜遅に楽しめるとは。ひれ伏します。焼き筍。木の芽をばさっと。香り、食感最高。京都の春最高! そして筍の炒飯です。これが新メニュー、これこそ「虚無蕎望なかじん」にはなかった一品です。まかないで作っていらしたものをメニューに載せたら大人気ということで、たまらんおいしかったわ・・・そして、ご主人の中村一臣さんの解説によれば、「これは炒飯だけど、やきめしというのも別にある」。なんだと? 地鶏の「唐揚げ」と「竜田揚げ」が別にあるのは知っていたけれど、炒飯/やきめしとは。また芸の細かいことしている・・・(-_-;)・・・お蕎麦をやめて、お身体楽になられたかと思ったけれど、相も変らずこの凝りよう。仕事が大好きなご様子で、少しも楽になってないみたいです。
1112その芸の細かいのを確かめに行かねばなりません。22:45LOですから、早め夕食をしておけばお夜食感覚で「うさぎ亭」に行けちゃうわけ。確かめに乗り込んだわたし、まず鶏の竜田揚げにメロメロになりました。むね肉がやわらかで真っ白で、薄くついた衣はサクッと歯ざわりよくて。ごくわずかピリッとした感じがするのは胡椒のほかにカレー粉やらパプリカを使っているからだと。あ"~すごい。ちなみに唐揚げの方はもっとこってりしていて、味も歯ざわりも違うものです。そして「やきめし」です。青菜は野沢菜、そして貝柱ゴロゴロ入っています。やきめしはサラダ油と醤油で、「おうちでお母さんが作ってくれるようなもの」をめざしたとのこと。炒飯はこれに対してごま油を使い、ふわふわ卵をご飯にからめ、味は塩で整えるとのこと。「うさぎ亭」の炒飯とやきめし、「なかじん」のお蕎麦に代わる新しい名物です。
212223ちなみに品書きはこんな↑です。

2008年4月 30日, dans 京都 中華・ラーメン, 京都 和食 |

★少し述べます<(_ _)>


本日は少し述べさせていただきます<(_ _)> (いつも述べているけれど(-_-;) )以下のこと、わたしがお世話になっている出版社の名誉のためにも言うのですが、わたしがここで好きに書いていることと、ライター業としてやっていることは、確かに連動はしていますが、まったく違う心持でやっている、ということです。わたしがこのサイト中で「これ最高♪」と言うことはどれもわたし個人が本気で言っていることです。けれど、ライターという仕事は、ある雑誌なり他媒体の中で、「こんなテーマでこんな読者に向けてこんなお店を取材して、こんな調子でいついつまでに書いてください」と依頼をいただいてやるものです。仕事をくださる担当編集者がいらして、その上司の方がいらして、編集長がいらして、そして文を文として正しいかどうかを見る専門の校閲さんがいらして、という具合に、何重もの目を通してやっと活字になるものです。わたしがここで浮かれて、あるものを「おいしー♪」といっておいて、違う日に、それとは正反対のものをまた違う観点から褒めたりってことは実際あるし、好きなものは極端に偏愛するし、理解していただけない方には、このサイト上で「関谷江里は変わっている」「関谷江里はアホか」と思われることがあってもしょうがないと思います。(だからわたし、バランス感覚がないって言ってるじゃない?)でもね、これは無理やり読者の方々にお送りしてご覧に入れているサイトではないし、公正な食評論をしますなんてわたし一度も言ったこともないし、ひたすら自分の好みでいいと思うお店やいいものを紹介しているというだけのことなのです。偏りもアンバランスも自覚した上で。けれど、「だからライターとしての信憑性がない」などと言われることは全然ないと思うのです。「ライター」って、勝手なこと述べて原稿料をいただくものではありません。編集者の目が必ず通っているということ、あくまで本のパーツとして、その本に合った部品を提供しているようなものだということを言いたいと思います。たとえばカメラマンにしたって、雑誌媒体において、自分の「作品」を撮っているわけではない、って言ったらわかってくださるかしらん? この誌面において、こういう写真が必要で、編集部の意図で、ある店の(その時の特集に必要な)ある特徴がわかるように撮ってもらっているって言ったら。それでももちろん、仕事にはその人の個性が出て、上手な人ならただの「ブツ撮り写真」においてすら、優美さや品位を感じさせるからわたしこの仕事をして幸せで・・・なんていうのはいつも通りの余談だけど(-_-;) 内容の具体的な間違いとか、すごく気をつけていても誤字や脱字があった時に指摘してくださる方にはひれ伏して御礼申し上げていますが、生き方やあり方に関して100人の方が違う助言をくださった時、100のご意見を全部伺うわけにもいきません。耳を傾けつつも、やはり自分がいいと信じる道を行くしかありません。メールくださる読者の皆さま、9割以上は礼儀正しくていらして、優しい励ましのメールです。気持ちの支えになっています。ありがとうございます。お返事しきれないことを心苦しく思っています。ごめんなさい。けれどごくわずか、ただわたしの生き方やあり方にご意見をくださる方、せめてきちんとお名前を書いてください。生きて息をして、ものを考えたり感じたりする人間がこちら側にいるということを考えてください。初めに書いた通り、出版社の名誉のためにも、このサイトでいつも陽気に能天気に浮かれているわたし(けれど本名を出して本気でいいものを紹介しようとしているわたし)と、出版社が使ってくださるわたしとは、連動していながらもモードが全く違うものであるということを何よりおわかりいただきたいと思います。

2008年4月 30日, dans ■ごあいさつ |

2008年4月29日 (火)

■近場でおいしい(1) 「ルナールブルー」/「ア・プ・プレ」


Rb1Rb2割烹とかフレンチとかイタリアンで、きちんと構成されたコースをいただくというのがわたしの最も大きな喜びです。たとえアラカルトOKなお店でも、結局コース仕立て風に注文してしまう。けれど時間がなくて盛大な食事に出かけられないことも当然しばしばあって、そうしたらおうどんとかカレーとか手軽中華とか、そちら方面も大好きだから、どこに行こうかとうきうき思案します。今日の2軒はその中間くらいの気持ちで出かけられるお店で、近場で早めに食べたいけれど、やっぱりちゃんと食事を、という気持ちを受け止めてくれる気軽なフレンチです。どちらにも言えるのはレストランほど気張らないでいいけれど、ビストロよりはちゃんとしているという程のよさ。どちらもアラカルトOK、でもコース仕立てにしてくれるからお会計的にもお手軽で。東京から戻った後のあるお昼、久しぶりに「ルナールブルー」に出かけ、昼にアラカルト感覚で注文したのが天然明石鯛のカルパッチョサラダ フランボワーズソース、ライムの香り。この鯛、香り、口当たり、なんともいい感じです。醤油つけるのはもったいない、酸味が過ぎても油が過ぎてももったいないというわけで、ギリギリ薄味のソースです。
Rb3Rb4新キャベツのスープはキャベツの香味そのものを楽しめて、メインにビュルゴー家の鴨胸肉のロティ 。ポルトを使ったソースに、赤キャベツやアスパラ、そら豆など野菜の味わいが鮮烈。じゃがいものガレットが添えられています。
Rb6Rb5午後から用事山盛りだから、ささっとひとの皿プレートデジュネでも、と思っていたのに、黒板の品書きを見るなりこうなってしまった(-_-;) 黒板というのは力があります。いかにも「本日入荷した、今日のおすすめ」的な感じがして。動いている感じがして。うちから3分くらいで来られてこんなお昼いただけるってひどく幸せだなあと京都の暮らしに感謝します。ヘンな話だけど、フレンチ全般で言ったら、そりゃあ東京の方が店は圧倒的に多いし、レヴェルも全般的に高い。けれど、住まいからちょっと行ける気軽さで言えば、どうしようもなく京都の方が楽で便利で、自宅からフレンチにたどり着ける時間も短いわけ。街の中に織り込まれて暮らしているといううれしさにも満ちているし。街の作り自体が違うから較べても意味がないのだけど。京都と東京、どっちも好きでどっちも捨てがたいなあとまた思うわけです。わたし右往左往する運命みたい。京都で幸せだけど、やっぱり東京でも再びおうちを持ちたい。あるいは本当に安心できる定宿を持って、荷物を置いておきたい。それしかない~! なんて考えつつ、カプチーノで締め。
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1a_32a_3こちらはちょっと時間がたってしまいましたが、3月末に訪れた「ア・プ・プレ」のディネです。女性シェフ、竹村瑞穂さんのお店です。アラカルト感覚で定番メニューと黒板から好きに選べます。それをたとえば「フォリオル」(アミューズ、スープ、前菜、主菜、デセール、食後の飲物で 3200円)というコース仕立てにしてくれます。グジェールと、手前がキャヴィア・ドベルジンヌ(なすのピュレ) パンとバター。バターも込みです。
3a_34a_3エスカルゴ ブルゴーニュ風・ニョッキ添えを前菜に選びました。
5a_26a_2もうひとりが選んだのが卵のムーレット・白ワイン仕立て スープはかぼちゃの温製。寒かった夜なのでこれで温まりました。
7a_28a_2わたしが丹波鹿のロティ(プラス料金500円)をメインに、もうひとりがうさぎのパテのパイ包み。
9a10a中はこんな。うさぎの旨みが閉じ込められて、パイのフイユタージュはサクサクと、フレンチ食べてるぞーという幸せを堪能できます。そして野菜の味の鮮烈なこと。
11a_312aいちごのナージュと、クレームとオレンジ。
13a_2食後のアンフュージョンに添えられた焼き菓子が本格的においしくて目を瞠りました。高いバター使って頑張っているのね。先日お昼にひとりで来て感激したのだけど、間違っていなかったです。夜はさらにおいしかった。手がかかっているのにお値段をできるだけ抑えています。場所柄という思いがあるのでしょうが、偉いです。また応援に来るからね、と思いつつ、わたしも見習って頑張らねばならん。幸せお手軽フレンチの後、友人と「またね~~!」と盛大に手を振り合って、わたしも飛んで帰りました。入稿を控えて、一刻も早くコンピュータの前に戻らねばならなかったのです。

2008年4月 29日, dans 京都 フレンチ |

2008年4月28日 (月)

●「ぎをん か波羅」レセプション御礼~京都に戻りました


12週間に及んだ東京での仕事を終えて京都に戻ってきました。届いた雑誌やら郵便物やらで山のよう、すぐに京都での取材もあるから準備もしないとおお~! たった1週間空けていただけなのにはちゃめちゃに用事がたまり、いやこんな時こそとりあえずお花を買わなければ。いろいろの精算もあってまずは「フローリストショップ プーゼ」へ。バラがびっしり詰まった棚を眺めたら日常の気分になってすっかり安心。わたしにとっては食べもの以上にお花が精神の安定に必要です。さらに、持って帰った後の花の持ち方で疲れ具合がわかるってこともあるのです。わたしがいい状態だと花も長持ちするし、わたしの疲れがひどければ花もみるみる色あせてゆくから・・・これものすごいことだといつも思うんだけど、みんなそうですよね? どれだけいつもより丁寧にケアしようとも、花はこちらの状態を読むというか、疲れを吸い取ってくれるみたいなところがあるでしょう? だからお花が欲しいと思った時は、心身が必要としているってことだから、即買いに走っていいのです。買っても買っても欲しい時は・・・非常事態だから、また買っていいのだ♪
2お花を買ったのに、さらに自分を甘やかしているの、「月ヶ瀬」堺町店で。だって京都に戻ったんですもの♪ ほんとこの寒天も餡も、奇蹟だと思うのです。餡というかクレームダズキ(creme d'azuki ね)っていうか、限りなくなめらかで、これを食べつついつも思うことは、なぜ「つぶ餡」なんていうものがこの世にあるかわからない、ということ。このなめらかで繊細優美な味わいに、あらゆるこの世のあんこはひれ伏していいのではないかということ・・・。もちろんつぶあん派もいることは頭ではわかっているのだけど、やっぱりわたしはこしあんよ。だいぶ以前、「料理王国」時代の君島佐和子さんから「こしあん対つぶあん」ページのためのアンケートで3行ほどの回答を求められた時に、A4の紙1枚にぎっしり、こしあんがつぶあんよりどれほど優れていて、こしあんをどれだけ愛するかを述べて呆れられたわたしです(-_-;)
1a_22a_23a_24a_25a6a7a8a先週金曜日で、「ぎをん か波羅」8日間に及ぶレセプションが終わりました。満席でお入りいただいていたため、写真撮る間もなくお帰りいただいた方の方が多くて、これはおいでいただいた方々のごく一部です。内覧と試食に来てくださった方、見るだけでもとお寄りくださった方、そしてかつての同僚やら仕事仲間やら現在進行形でお世話になっている編集者の皆さまもにもおいでいただき、本当にうれしく思いました。御礼申し上げます。
11a_21213a14a15a お配りしたCD内に入っている画像です。上の間 鉄板カウンター 中の間 奥の間へのエントランス 奥の間。絢爛豪華、独自の雰囲気を楽しめます。





21a22a23a31a 32a_3美山の野菜に、鉄板焼き生麩の田楽、黒酢のグラニテ、ねぎ焼、お好み焼。京都素材が満載です。
レセプション終了まで、わたしが「ぎをん か波羅」の魅力をお伝えしてきましたが、今後は、http://www.kahala.in/こちらをご覧くださいませ。現在データのみアップされていますが、追々充実していくこととと思います。ここまでのすべてにかかわってくださった多数の方々に、重ねて御礼申し上げます。

2008年4月 28日, dans 京都 スイーツ, 京都 花, 東京 「ぎをん か波羅」 |

2008年4月26日 (土)

●フードフランス: 青山「BENOIT」で、祇園「匠 奥村」のコース


1日本での開催3年目を迎えるフードフランス(FOU DE/FOOD FRANCE)の、「2008/2009」の第1回目が東京・青山のフレンチレストラン&カフェ「BENOIT(ブノワ)」で開かれています。フードフランスとは、フランス料理界の未来を担う若き才能あるシェフたちを紹介し、フランス料理の奥深さをアピールするために、アラン・デュカスさんの発案により2003年にパリの「プラザ・アテネ」で始まったイヴェントです。フランス全土から選出されたシェフの料理が披露されてきましたが、今回初めて、「フランス料理の世界に国境はない」として、日本人シェフが選ばれたのです。京都で独自の世界を展開されてきた祇園の「匠 奥村」の奥村直樹さんがその人です。25日(金)~28日(月)の4日間の昼と夜の開催。2日目のデジュネに伺いました。サポートしているのは「シャトー&ホテル・コレクション」(旧「シャトー&ホテル・ド・フランス」)。現在こちらのジェネラルマネージャーで、わたしはフランス政府観光局にいらした頃からのお付き合いである伊藤宏和さんがアレンジしてくださいました。
1112まずシャンパーニュ(Laurent Perrier)をいただきながら、アミューズです。○筍のスープ ○ホワイトアスパラガス 黒ごまソース ○焼き茄子、海老、おくらに生姜、土佐酢ジュレ ○ごま豆腐に生うに ○ずいきの白ごま和え。くるりと囲んでいるのは木の芽ソース。春の和素材がたっぷり、優しい味わいに仕上げられて、ひのきカウンターで和食器で供されたら、割烹のお料理、少しおしゃれな先付にもなりそうです。どれも香り豊かで組み合わせの妙を感じさせました。
2122鯛のクリュ キウイフルーツと彩り野菜のバトネ。真鯛のマリネにたっぷりの野菜が合わされています。葉っぱはトレヴィスやマーシュなど、そして均一なバトネに切り揃えられているのはきゅうり、にんじん、キウイなどで、タテ切りにしたキウイの酸味ではっとさせられます。色鮮やかなソースはきゅうりとわさびで作られていて、吉野葛でとろみをつけたもの。これが目が醒めるような端麗な味わい。美しくて、さわやかそのものの前菜でした。
3132赤座海老のじゃがいも包み。にんにくピュレが下に敷いてあり、さらりと優美なようで、ぐぐっと迫力ある味になっています。ソースは海老からとっただしでカレー風味に仕上げてあり、強すぎず、けれどそこはかとなくスパイシーな香味がたまらず、どんどん食べ進んでしまいます。クスクスにもこのソースを絡めつつ。水菜のサラダだけは「下界のスパイシー騒ぎとは関係ないのよ~」って感じでひとり孤高にシャリシャリしていて、皿全体をきゅっと引き締める役割を果たしています。粋なお皿です!
4142すずきのパイ包み焼き。メイン料理も魚です。全部を魚で通すのだな。ふんわりほくほくちゃんとフランス料理で、ソースは赤ワイン風味のヴルーテに、うすい豆のピュレ、バターソース。中にきのこが詰められたシュガートマトのパン粉焼きが添えられていいバランスです。
5152フロマージュも奥村さんのアレンジで、ブルードーヴェルニュ、ブリ・ド・モーに木の芽、もうひとつは大徳寺納豆をはさんだものです。林孝太郎造酢の「桜みつ」といちごのコンフィチュールが添えられます。オリジナルのお酒「深き心」を合わせるのです。
61デセールはフルーツのグラタン サバイヨンソースに、黒ごまのパウンドケーキ、大葉のソルベ。ソースはいちご、マンゴー、ショコラです。熱々のグラタンにはりんごやバナナなどがぎっしり入っていて甘く優しく食後にいたわられるようなお皿でした。
7172ミニャルディーズまで抜かりなく美味。黒ごまのサブレ、きな粉のラングドシャ、抹茶の生ショコラ。ヴェルヴェーヌのアンフュージョンで締め。完璧なコースでした。
81奥村直樹さんです。「フランスの地方料理のひとつ」というとらえ方でアラン・デュカスさんに認められ、今回のフードフランスに参加できたことはとてもうれしいことだったとおっしゃいます。京都のお店では華麗な器使い、お箸も出すサーヴィスも含めての「奥村」料理だと思いますが、今回は「ブノワ」という枠組みの中で、食器も「ブノワ」のものを使い、料理のみで奥村さんらしさを表現したとのこと。一応お箸も100膳ほど持っていらしたし、一部でも「奥村」の器を運び込んで使うことも考えられたということです。柔軟に「ブノワ」に溶け込むことを決めて挑まれた今回のお料理は、本当にフレンチとして破綻なくいいものでしたし、京都のお店が選ばれたことを、わたしもとても誇らしく思いました。青山の「ブノワ」の瀟洒な空間もいいし、祇園の「匠 奥村」のしっとりした佇まいもすてきです。東京も京都も行き来するしかないと改めて思ったのでした。
28日月曜日まで開催しています。デジュネ8400円、ディネ15750円です。

2008年4月 26日, dans 京都 フレンチ, 東京 フレンチ |

2008年4月24日 (木)

●六本木ヒルズ 「八坂通り An 京割烹」のお昼


12六本木ヒルズ、毛利庭園前の「八坂通り An 京割烹」、「祇園さヽ木」佐々木浩さんプロデュースのお店のお昼です。3月下旬に夜コースをいただいて以来、お昼コースも味わってみたかったのです。お昼は2コースで「なごみ」3500円と「やすらぎ」5800円。以下は品数多く素材もよさそうな「やすらぎ」のコースに、お皿によって少しオプションをつけていただいたものです。
34先附に玉子豆腐、うに、うすいえんどう豆。椀盛りに、鯛煮麺、色紙玉子。
1213開店以来佐々木さんを支え、今こちらの店長をつとめるのが木田康夫さんです。向附を盛っていたら久保田さんが出ていらして、木田さんの手元を見つめ、「いやーこいつ(助けるどころか)足引っぱりよるんです」という木田さんの愛に満ちた冗談に大笑い。京都から来たこのふたりが常駐し、佐々木さんに代わって「祇園さヽ木」のやり方を東京スタッフに教えているのです。
2122向附は、太刀魚、鯛、まぐろ、大間のうに。焼八寸は時鮭の木の芽焼き、出し巻玉子桜の葉巻き、汲み上げ湯葉すだちジュレ、串打ちは:あんきも、ほたるいか、一寸豆、車海老、きゅうり。
3132進め肴はとり貝、うるい、うどに黄身酢。ぐつぐつ煮え煮え状態で供される若竹煮。
41424344おじゃこ御飯は客ごと炊き立て、夜と変わらずです。ひとりで申し訳ない<(_ _)> おじゃこと山椒と湯葉を炊いたものを混ぜ込んで、おにぎりにしてもおいしいだろうな。2杯目をお茶漬けにしていただきました。
51525354食後はバーコーナーに移動します。京都と同様にデセールずらりの中から選ぶ・・・と思っていたら、お盆の上に全種類盛り合わされて出てきてびっくり。お昼の混雑時、選んでいただくより全部出して、お代わりもどうぞということにしているのだそうです。○パンナコッタにいちごのコンフィチュール、○フルーツにヨーグルト、キウイのコンフィチュール、○抹茶レアチーズケーキ、○ティラミス、○黒糖わらび餅。京都のお昼コースのデセールと同じルセットとのこと。食後にこれだけの量、かなり満腹になると思うのだけど、お代わりをする人もいるのですって。
5800円で以上のコース、充実感たっぷりです。お椀や向附をはじめ、多少素材は違えども夜のコースのクオリティに限りなく近く、そして間違いなく「祇園さヽ木」の料理です。量もほどよくて昼から満腹になって動けなくなることもないし、いい感じです。木田さんも久保田さんもまだまだ東京で頑張られる模様です。京都に帰りたくなることもあるだろうと思うのだけど、木田さんなんか築地のそばに暮らして市場に通い、真摯に頑張っていらっしゃいます。六本木でこれがこのお値段で食べられるのは本当に価値があると思います。京都と違って、(スタッフの方は大変だと思いますが、)定時一斉スタート劇場方式ではありません。お昼は11:00~14:00LO、夜は17:30~22:00LOと長い時間帯開けていらっしゃいますので行きやすいと思います。「祇園さヽ木」ファンの方もこれから体験したい方も、ぜひ。

2008年4月 24日, dans 東京 東京の京都 |

2008年4月22日 (火)

★メールをお送り下さる方々へ


20a全国100万人の読者の皆さま、ご愛読ありがとうございます。毎日メールをたくさん頂戴しております。いつもとても感謝しつつ拝読しております。京都でおいしいもの巡りをなさったことを綴ってくださる方、このサイトに出てこないお店をご紹介くださる方、わたしと同じカウンターで召し上がっていたことを教えてくださる方(わたし騒いだりしてなかったか、後から冷や汗)、更新がんばれと励ましてくださる方、リンクしましたと丁寧にお知らせくださる方・・・などなど、本当にうれしく思います。以前は何としても全部にお返事をと頑張ってきましたが、今それをしたら、それだけで半日かかってしまうというようなことになってしまい・・・心苦しくもご返信できていない方が多数です。お許しください<(_ _)>すべてのメールを、御礼の気持ちと共に見せていただいています。とても励みになっています。
時々いただくメールに、「この日、同じようにこの店でコースを食べたけれど、出てきたものが違ったと思う」というものがあります。アップしている日付と実際にわたしが食べた日とは、大抵の場合は違うのです。「今日わたしが食べたもの日記」ではないので。
これをスタートする時点で、「日記」にはせず、「1日1軒」、あるいは「1日1ジャンル1テーマ」といった感じで、自分でも後から検索しやすいものにしようと考えたのです。毎日更新することを目指していながら現実にはきちんと1日1テーマで写真を組むことができず「○○○あれこれ」みたいなコマネタヴァージョンになってしまうこともしばしばなのですが。1日1テーマといいつつ、季節感あるお料理の時は時期的にずれてしまってアップできなかったものもあります。
それからよくあるご質問が、「これ全部食べたのですか?」「食べたもの全部アップしているのですか?」。アップしているものは実際にわたしがいただいたものです。ポーションを小さくしていただくこともあるので、一緒に食べた人の「普通ポーション」を撮影していることはありますが。全部アップしているか? という問いには、「全然全部ではありません」とお答えします。写真を撮っていても掲載しないことは多々あります。お店も情報も、本当にいいと思うか、今の時期にお知らせしたいものだけを厳選しています。
わたしはただ今東京におりまして、西麻布「ぎをん か波羅」レセプション2週目です。着席式でひと通り召し上がっていただいています。ありがたいことに満席状態です。時間差でご来店いただいていますが、おいでいただいた方をご案内している間にお帰りになる方があった場合、きちんとお見送りできないこともあって・・・本当にすみません。おいでいただいて感謝しています。もうしばらく東京で頑張ります。
冒頭の写真は美山の野菜と魚介や漬物のサラダ「メリメロ」です。混ぜて召し上がっていただきますが、パリっとするものがアクセントとなって、ちょっとおもしろい食感だと思います。グランドオープンは5月14日です。皆さまどうぞいらしてくださいませ。
更新がしばしゆっくりになります。お許しくださいませ<(_ _)>

2008年4月 22日, dans ★メールをお送り下さる方々へ, 東京 「ぎをん か波羅」 |

2008年4月21日 (月)

■4月14日にオープンした「京料理 藤本」


12週末しばし戻った京都で、1週間前の4月14日月曜日にオープンしたばかりの割烹「京料理 藤本」に伺いました。店主の藤本貴士さんは「修伯」吉田修久さんの元で修業を積んで来た人で、「まる田」時代からの長いお付き合い。あうんの呼吸で吉田さんを支えてきたのです。1978年7月生まれ、だからまだ29歳。独立を目標に器も買い集めてきたということです。あえて祇園ではなく、洛中(衣棚三条)で、路地のある築100年ほどの家を改装した店舗です。以前は居酒屋さんだったらしく、店内は確かにそんな造り。白木カウンターの割烹風情ではありませんが、イケイケの「修伯」吉田さんだって少しずつ今の形にしてこられたのだから(何百万円とかのひのきのカウンターを入れたのは4年目でした)、「藤本」さんのこれからも見守ってあげましょう。
111213いただいたのは夜の10500円(税サ込み)のコースです。先付。どこかで見た器ですね? とり貝、ホワイトアスパラ、うに、昆布締めしたひらめと一寸豆、蓮芋、うど、焼きトマト、南瓜。 柚子の皮の炊いたのと土佐酢ジュレ。柚子の香りが全体のトーンを作って、いい感じで食事が始まります。お椀は、ほとんど煮物みたい、どかーんと大ボリューム、さらにすっぽんスープ仕立てとハデで、さすが「修伯」出身です。穴子の葛たたき、ふかひれ、筍、下に胡麻豆腐。21222324まな板皿で向付です。これでひとり分。多種盛り合わされています。○いさきの炙り、○剣先いか、塚原の筍、淡路のうに。ピンクソルト、木の芽味噌、海苔ペーストがあしらわれています。○とろ、かんぱち、めいたかれい。○小石の中に、たいらぎ貝に酢味噌、菜の花、九条ねぎ、オレンジ。「食べさすぞ!」という藤本さんの意気込みをメラメラ感じさせたお皿です。素材よく、魚をたくさん食べた満足感で包まれました。いいぞー!3132焼物にのどぐろ、塚原の筍の木の芽焼き。ぐじのから揚げ甘酢あんかけ。ブロッコリー、丸茄子、三度豆。とにかく魚です。41424344筍ご飯をプレゼンする藤本さん。この人懐こい笑顔、みんな「修伯」で見覚えがありますね? 筍ご飯だけでは淡白だろうとあぶらめのつけ焼きが添えられています。わたしは筍ご飯だけで十分だけど、でもあぶらめのせてお茶漬けしたい人もいるだろう。
51デセールは3種盛り:○ラムレーズンアイスクリーム入り最中、○シャンパーニュのソルベにグレープフルーツジュレ、いちごやキウイ入り、○うぐいす餅。夜はこんな風な提供ですが、昼は7種盛りにして、「修伯」風に選べるようにするのだとか。このデセールもお料理も、藤本さんも一緒に作ってきた「修伯」スタイルに、藤本さん風をこれから出していかれると思います。京都にこうしてまた新しい割烹が誕生して、若い主人が頑張っていて、ちゃんと和食文化に新しい風が吹いているというのは、わたしは本当にいいことだと思うのです。みんなで応援してあげましょう!
「京料理 藤本」 京都市中京区衣棚通三条下ル了煩図子町475-10
電話 075-211-9105
12:00~13:30入店、18:00~20:00入店
定休日は未定
昼2900円、5000円、夜5000円、7000円、1万円

2008年4月 21日, dans 京都 和食 |

2008年4月20日 (日)

■しばし京都に戻り、うどん/インドカレー


1a西麻布「ぎをん か波羅」へ、京都の「フローリストショップ プーゼ」からのお花です。お贈りいただいた方々ありがとうございます<(_ _)>
2a「ぎをん か波羅」、レセプション1週目はおかげさまで無事終わりました。すでに取材のご依頼もいただいています。最初のうちはできるだけわたしがお店にいて対応させていただきます。そのまま原稿になるようなこと語ります~♪  何なら代わりに書いてもいいですよ~♪ (冗談ですってば!)皆さまどんどん書いて語って広めて、そして食事にいらしてくださいませ<(_ _)>
11_212_2週末、仕事と用事のために間隙を縫って京都に戻りました。うちに帰って荷物を置くなりまず食べに出かけたのはおうどんよ♪ 錦の「冨美家」で冨美家鍋 600円。年中食べられる安心の鍋焼きうどんです。
212223行きたかった「グルバブ」へ夕食に。今年1月河原町今出川にオープンした、インド人によるカレーのお店です。タンドールがあって、インド音楽が鳴ってて、庶民的で、そしてとびきりおいしくて。こんなお店はどこにあろうがはやります。まずはタンドリーもの2品でスタート、ムルックティッカ ムルックシークカバブ。お値段はそれぞれ500円/400円なのだけど、いやーなかなかのお味です。ティッカはマイルドなひと口大の鶏肉、シークカバブもビリビリ辛くなくて優しいめの味。サフランライスに、ジャイプールカレー(辛さ3倍)。辛いけれど、辛さの奥からじわーっと香りと旨みが何重にも立ち上る名作。食べだすと止まらん、無言で集中、熱く熱くなって、辛さと香りの刺激が気持ちよくて、後は野となれ~! これまた食べたい・・・。
2425たらまんいい香りで登場する大迫力のチーズナンに、豆とほうれん草カレー。あ"~幸せ。ほんの1時間強ですっかり気分が変わり、すべてがすっ飛びました。以上にプレーンのナンとグラスワイン1杯を取り、ひとり2000円で余裕でお釣りが来て感激。いつもわたしにおいしいものを教えてくださる「カフェ・ヴェルディ」続木義也さんにご案内いただいたのでした。
「グルバブ」 京都市上京区河原町今出川2筋下ル
(ファミリーマートのところを)西入ル
電話 075-213-2547 
11:00~14:30LO、17:00~22:30LO 第2・第4 火曜休み
★予告:明日は新しい割烹のご紹介をします。

2008年4月 20日, dans 京都 うどん, 京都 カレー, 京都 花 |

2008年4月19日 (土)

■昼も夜も鶏鶏鶏! 「馳走いなせや」~「うずら屋」


I1I2先日一度ご紹介した「馳走いなせや」さん、3月3日に柳馬場三条上ルに一軒家のお店を出されたところです。現在発売中「料理通信」の連載(巨匠ハリー中西のおすすめ・文はわたし)に出ていただいています。日本酒の品揃えがすばらしく、そしてわたしにとっては鶏肉がおいしくてうれしいお店です。オープンから1週間ほどしてランチを開始し、当初親子丼と担担麺でスタートしましたが、「いなせや御膳」がその後デビューしました。1軒目の「いなせや」さんとは違い、今回は割烹出身の料理人を迎えて、きちんとした和食も出していくという意気込みが感じられる充実のお昼です。上の写真2点は親子丼、担担麺 各880円、えらいきれいなのは「料理通信」のページ撮影時に撮らせていただいたものだからです。=つまり神さまカメラマンによるセッティング。
I11I12I134月初旬のあるお昼の「いなせや御膳」1800円より、先付のほたるいか 鶏刺し。この鶏刺しだけでも価値あります~! 鶏の旨みをじっくり味わえて幸せです。縁高には取肴がこんなに盛り込まれて、日本酒注文しそうになっちゃいます。これ、昼でも「お酒飲めよ」というご主人の魂胆かな~? 
I14I15I16I17筍ご飯 赤だし お漬物。小さなデセールもつきます。これで1800円・・・あまりにお値打ちです。カウンターでも、小さなお庭に囲まれたお座敷でもいただくことができます。



I21I22I23こちらは原稿を書く前に何度か夜に伺った時のもの。鶏の握り寿司や巻きもの 地鶏薄造り 鶏刺し盛り合わせ。品書きにはコースも含めていろいろありますが、アラカルトで鶏尽くしにして選びました。鶏好きにはたまらない美味です。お酒を飲むお店だけど、日本酒好きには宝の山状態なのでしょうが、わたしはご主人におまかせで1杯飲んだだけで、ひたすら鶏をむしゃむしゃいただきました。そして↓ 龍田揚 だし巻。
I24I25aご主人がどんなに熱い人か、お酒の品揃えはどれほど充実しているかは「料理通信」5月号を(どうぞお買い上げの上)ご覧くださいませ<(_ _)>
I26「馳走いなせや」 
京都市中京区柳馬場三条上ル西側 
電話075-255-7250
11:30~14:00LO、17:00~22:30LO
月曜休み(祝日の場合は営業、翌火曜休み)
カウンター12席、座敷(禁煙)24席 
蔵8席
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12_2お昼に鶏肉を食べたというのに、この日は夜もまた鶏食べに。一緒に行ったのは深夜しか自由にならん人だったので、夜遅営業かつ絶対にハズさずおいしいものを出してくれるところに行こうぞよ。 となると「うずら屋」さん(深夜2:30LO)だ! まずは鶏刺しから。部位いろいろ盛り合わせてもらいます。キャベツにつける味噌がうまいの♪ 34生つくねの柚子風味、これ名作です。そろばん、かぶりついて食べていい香り!
56もも焼きも必食 つくねもまたマストです。揚げたみたいな感じ、わたしこれ10本でも食べたい。
78フォアグラつくね、これは不思議。ちょっと衣つけて焼いてあって、中は熱々、脂溶け出してしまわないかなと思うのだけど、オリジナルな味。比内地鶏のスープ。
910せせり ささみをわさびで。
1112焼き鳥丼 焼きおにぎり。淡海地鶏と比内地鶏を、西澤芽久美さんがかっこよく焼いているのです。素材よく、何を食べても本当においしい。仕事を終えた後に訪れる料理人の客が多くて、この晩もゴージャスな面々でした。鶏はおいしいし、芽久美さんすてきだから、みんなに愛されちゃうのです。
Cerisierこの日は雨だったのだけど、白川沿い、光に浮かび上がった桜がきれいでした。

2008年4月 19日, dans 京都 鶏 |

2008年4月18日 (金)

●銀座「御蔵」でお昼の「鞍馬」


12東京・銀座にある「御蔵」が10周年を迎え、先ごろリニューアルがなされたのです。季節の食材満載でお得なお昼をいただきに伺いました。店頭には筍がプレゼンされていました。前に訪れたのはおよそ半年前のことです。前の記事です。
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