


■4月発売の雑誌の入稿やら次の手配やらロケハンやら東京・西麻布のお店(全国100万人の読者の皆さま覚えてください、
「ぎをん か波羅」です!)のことやらでもう24時間びっちり\(゜o゜)/ 画像もあふれているけれど、気楽な「普段食」のいくつかを。
●先日新幹線を降りたその足で「SUVACOスバコ・ジェイアール伊勢丹」3階の「
はしたて」へ。 ここで鯛煮麺1470円。蛍烏賊と菜種に酢味噌をかけた一品付。おだしいい香り、するすると細い優美な麺をいただいて・・・ごく短時間で「和久傳」のエスプリを味わえます。他に丼やら鍋やらに、酒の肴もいろいろと。テイクアウトもあります。手の届く和食、裾野を広げる和食、慣れ親しむ和食という意味で、駅にこういうお店があるのはやっぱり京都らしくていいと思います。「東京に暮らしていた頃なら、きっと京都を離れる前に後ろ髪引かれる思いでわたしはこれを食べたであろう」。過去を基点としての推測=フランス語で、ややこしかったけれど「前未来」だっけ? (違うかも)。とにかくそんな気持ちでいただいたのでした。

■夜遅ひとりご飯の時にやっぱり「菜心」さんはありがたい。お昼の800円ランチも一度いただきましたが、やっぱり夜がいいです。22時LOで、21時過ぎに伺うことしばしば。ある晩どさっとフォトショップやらアクセスやら、なんだかひとり燃え上がってコンピュータ関係の参考書を買い込んだ後、仕事のロケハンのこともちゃんとコースで食べる割烹のことも考えられず、チャリの進むままにこちらへ。湯気湯気で出てきたプリプリ海老餃子3個460円。ほんとうにプリプリでつやつや、至福。

●鶏の唐揚! これ旨いわ♪ 全体像と激寄りを見てね。何度かいただいています。手でつまんでかぶりついて、口紅も全部取れるけれど、ただこの世はこの鶏の唐揚だけで幸せみたいな気持ち。550円。

●香港風焼きそば900円。辛そうに見えるけれどそうでもないのです。ちゃんと味に深みがあるのです。やみつき系のおいしさ。そんなに人生は難しくない。

●また違う日、少しヨレていた晩におかゆでほっとしました。貝柱のおだしと伺ったけれど、このおかゆだけでもこのお店に出会えてよかったなあと思います。
●青菜の炒めも一緒に。試食続きの後に、なごめた夕食でした。