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2008年3月16日 (日)

■こちらも左京区の奇蹟、 「上海家庭料理 七福家」


12訪れてから日がたっているのですが、とにかく出します! わたしは年末からひっそりと、こんないい中華をいただいていたのです。熊野神社ほど近く、何でもない「町場の中華」風情のお店ですが、実は本格的。どれもしみじみ美味で感動、騒ぎました。カウンターがあって気楽で、小上がりもあるから数人で行っても大丈夫。2階お座敷なら宴会もできるみたい。すばらしい♪ 以下、まず昨年末に、ほぼ日替わりの黒板メニューより2皿、広島産牡蠣と野菜の黒豆味噌炒め 豚肉と赤かぶ蓮根饅頭白湯ピリ辛旨煮。どちらのお皿も出てきた時の姿がつやつやと、明らかにおいしそうだったのです。
34店名は「七福家(しちふくや)」さんというのです。ご一緒願ったのはこの方です。下鴨本通・開店5年目にしてすでに京都を代表するカフェである「カフェ・ヴェルディ」の店主、続木義也さん。続木さんが撮った、あまりにおいしそうな写真をサイト上で拝見するたび、行きたくてしょうがなかったのです。この日も、写真付でメニューの解説をしていただいて至れり尽くせり。ありがとう、深く感謝。
56これ、記されているメニュー名がすごくて、「京都肉球」と。豚肉の肩ロースげんこつ揚げ・黒酢がけ、らしい。けれど鶏肉と思い込んで食べたわたし(-_-;)いや、あれはやっぱり鶏肉だったと思う。いずれにせよどかんと揚がってがつんと迫力、旨みを引き立てる黒酢ソースには鮮やかな酸味と甘みなど深みがあって、忘れがたい味とヴィジュアル。海老焼売もふわふわほかほかと。
78五目あんかけ炒飯。中を割ってみたらこんな。あんを絡めればしっとりした炒飯、これ毎日でも食べたいと思う。じわーっと幸せになって笑えてくる味。
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1112そして先月末に再訪。年末来、「もう一度近いうちに!」と思い続けたのです。近いうちにと思いつつ2か月も空いてしまった(-_-;) ただただ行きたいところ、仕事で行くべきところ、差し迫ってロケハンしなきゃならないお店で常にあふれていて、何よりわたしが大事にすべきは胃の空きスペース、そして楽しく食べられる気持ちと体調です! 蒸し鶏ごま和え 八宝菜。
131514黒板メニューより、バナメ海老、鶏肉 具だくさんの上湯土鍋 分けたらこんな。別添えでピリ辛の白湯ダレがつきます。お鍋のスープをすくいつついただいて十分美味なので、これは付けても付けなくてもいいけれど、いったん付けたらやみつきに。


161718湯気湯気で出てくる麻婆豆腐。辛さは奥行きがある感じ、けれど辛過ぎることはなく、余韻は優しくて、「やるなあ」という感じ。そして、担担麺です↓
1920a21担担麺、これが目標だったのです。(念のため、お店のメニュー表示は担担「面」。)とろみの強いスープはナッツを使ったか? というくらいに濃厚、けれど香味もとろみもひたすら胡麻由来とのこと。麺を持ち上げると具材がたくさんついてきてとにかくリッチ、辛みが勝ち過ぎることなく、絶妙に麺にスープが絡んで・・・これもやみつきです。
22aなめらかで香りのよい杏仁豆腐で締め。メニューには、前菜から肉料理、海鮮、野菜料理、麺とご飯もの、スープ、漬物とデセールまでで合計60品目という品数です。さらに黒板におすすめ当日メニューが4種類ほど。で、これだけ食べて、ひとり当たり3千円していません。あまりにお得、おいしくて幸せ。「華祥」さんと同様に、また格別の中華を教えていただき感謝したのでした。
23「上海家庭料理 七福家」 
京都市左京区聖護院山王町25-11
075-771-3833
11:30~14:30、17:00~22:00
水曜休
(熊野神社の交差点・南側を東へ2筋目、そこから少し下がる西側。)

2008年3月 16日, dans 京都 中華 |