
■六本木ヒルズに3月10日にオープンした「
八坂通り An 京割烹」は、「祇園さヽ木」の佐々木浩さんプロデュースによるお店です。ヒルズで「祇園さヽ木」のお料理というのがどうしてもイメージし難かったけれど、とにかく一度行かねばなりません。毛利庭園向かい、お店はガラス張りで、なんとすぐに目に入ったのがお造りを引く木田康夫さん。京都のお店でなくてはならなかったあの姿が見えます。なんだか目えがうるうるするような感じ。10年以上前、5席のカウンターの頃からイケイケの佐々木さんに忠実につかえて着実に仕事を支え、少しも出しゃばることなく、でも客にとってもなくてはならいない存在だった方です。京都から連れてきたスタッフがいるとはいえ10人以上の東京のスタッフに「佐々木流」を教えていかねばなりません。

●向附をずっと用意しています。他のスタッフを教えつつ。本日日曜日は佐々木さんもいらしてカウンターに入っていらっしゃいましたが、包丁を持つことはない。佐々木さんは木田さんに委ねきっているのです。

●とはいえ佐々木さんは「エグゼクティブシェフ」としてどかーんとエントランスにプロフィールが出ています。生佐々木さんもこの通りやっぱりイケイケパワフル、この勢いで東京まで来たわけだ。この晩のほとんどは、京都へ通っている東京のお客さまだったということです。今後佐々木さんは最低月一度くらいの割でこのお店へいらっしゃるとのこと。

●カウンターとテーブル、お部屋もあって、バーカウンターもあります。中川一辺陶さんに作ってもらったという茶釜も見えています。
●お料理はまったく「祇園さヽ木」そのもの。違うのは、ピッツァ釜がないことと、本店のように18:30一斉スタートではないため、ご飯を小さい土鍋で客ごとに炊くことくらいでしょうか。お料理については改めて詳しく掲載します。なんせ150枚写真撮ってしまって、選ぶのも ca fait un boulot....

■東京行きの新幹線が激混みと考えていなかったのは浅はかでした。ほぼ4連休状態だったのですよね~。駅に着いてからも何本も見送らなければならなかったほど。で、いつもの一番前の席を確保できず、前の人のシートが倒れてきて狭くなるというわたしがものすごく避けたいパターン。(ちなみにわたし自身はシート倒しません。)さらにテーブルが折りたたみ式で、コンピュータも安定して置けない(T_T)。あ"~。N700でなくてもいいのだけど、やっぱり新型車両に乗らなくちゃ!
■「An」の前に広がる毛利庭園はこんな。春です! 西麻布
「ぎをん か波羅」 のメニュー試食と、10日間に及ぶレセプションの打ち合わせでぎっしりの2日間です。