■「素料理 虚無蕎望なかじん」で最後のデジュネ |
●お料理メニュー変わらずこんなに多彩。蕎麦コースに組み込んでいただく前菜と主菜をこの中から選びます。先付のひと品はぶりのだしで炊いた大根。ぶりでんぶがまぶされて回りはふわふわ。
●松葉かにとトマトのサラダ かに味噌のバーニャカウダ風ソース。とろんとかかったソース(かに味噌とにんにくとオリーヴオイル)が美味を極めて犯罪的、犬のように皿を舐めたいよう。と思っていたらパンが供されて(みんな考えることは同じみたい)、まったくソースを残さずにきれいにいただきました。
●ぼたん海老とブロッコリーのサラダ 青しそを使ったジェノヴェーゼソース。まずぼたん海老の、まだ動いているのがプレゼンされて、マッカでピカピカできれい。見るからに新鮮です。そしてジェノヴェーゼソースの鮮烈な味わい。これもまたパンでソースをすくって舐め尽すようにいただいたのでした。
●丹波地鶏の炭火焼きを食べずにいられたでしょうか? (いいやいられはしませんでした。)ジャストの焼き加減で焼かれた鶏肉ってこんなにおいしいかと感激したのでした。○むね ○ももとろ ○手羽元 ○ひも(以上塩で) ○すね(こがし醤油風味)
●右が「なかじん」=中村一臣さん、左は一緒に食べた「トラットリア・ニーノ」「イル・ランポ」のマダム・関春奈さん。まあ本当にお料理充実で、どれも気が利いてばしっと決まっていたと思います。お蕎麦のお店としては全国に名をとどろかせたけれど、「お料理屋さん」としてはあまり認識されていなかったんじゃないかしら? もったいなかった気もします。だから場所を「うさぎ亭」に移して夜営業で改めて本領発揮されるのは、とても喜ばしいことです。今の店舗も、お蕎麦やさんとして、確かな筋の方が跡を継がれるとのことでひと安心。中村さんも、きっとまた時々お蕎麦を打たれると思います。どうか少しは休んで(って休むはずない方なんだけど)、次は3月1日に「うさぎ亭」で!
2008年2月 10日, dans 京都 蕎麦 | lien permanent